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2026年の桐朋学園小学校の倍率・偏差値・学費と入試対のポイントを解説!

2026年の桐朋学園小学校の倍率・偏差値・学費と入試対のポイントを解説!1

お受験ラボ編集部です。桐朋学園小学校の受験を考えているあなたに向けて、倍率や偏差値、学費、進学実績、入試対策の最新情報をわかりやすくまとめました。受験は不安がつきものですが、正確な情報と準備があれば挑戦しやすくなります。私自身の経験も踏まえ、あなたとお子さんが納得して進められるよう丁寧に解説します。

目次

桐朋学園小学校の基本情報

桐朋学園小学校は1959年に創立された共学の私立小学校で、東京都国立市中3-1-10に位置します。卒業後は男子が桐朋中学校、女子が桐朋女子中学校へほぼ全員が内部進学する一貫教育体制が特徴です。2026年度の募集人数は男女合わせて68名で、通学区域が指定されており、通学時間はおおむね60分程度です。系列校には桐朋中学校・高等学校、桐朋女子中学校・高等学校があり、12年間の教育を見据えた環境が整っています。

2026〜2024年度の倍率推移と男女別データ

年度募集人数志願者数男子志願者数女子志願者数合格者数男子合格者数女子合格者数志願倍率男子倍率女子倍率
2026年度(2025年実施)68名463名191名272名68名34名34名約13.7倍約5.6倍約9.6倍
2025年度(2024年実施)68名456名214名242名68名34名34名約13.4倍約6.3倍約9.9倍
2024年度(2023年実施)72名437名209名228名72名36名36名約12.1倍約5.8倍約9.0倍

桐朋学園小学校の倍率は毎年9〜10倍程度で推移し、特に男子は13倍前後と高い競争率です。女子の倍率は男子よりやや低めですが、約5.6〜6.3倍と決して易しい数字ではありません。2024年度のみ募集人数が72名と若干多かったため倍率が少し下がっていますが、全体としては難関校の位置づけです。

実質倍率の見方と内部進学枠の状況

桐朋学園小学校には系列幼稚園がなく、外部に公開されていない内部進学枠も基本的に設けられていません。そのため、志願倍率と実質倍率の差はほとんどありません。欠席者も少なく、倍率の数字は実態に近いと考えられます。内部進学枠が多い学校と比べて公平性が高い一方、倍率の高さは合格の難しさを示しているため、しっかりとした準備が必要です。

偏差値と難易度の位置づけ

小学校受験に公式な偏差値はありませんが、系列中学校の偏差値を参考にすると、桐朋学園小学校は偏差値61相当のグループに属します。これは慶應幼稚舎や早稲田実業、雙葉、青山学院初等部、東洋英和などの最上位校に次ぐ難関レベルです。男子は高倍率の中で偏差値61クラスの系列中高へ進学し、都内男子進学校の中でも人気の高いルートです。女子は男子ほど倍率は高くありませんが、約6倍の倍率で、桐朋女子中学校は早慶など難関大学への合格者を多く輩出しています。倍率と偏差値の両面から見て、桐朋学園小学校は首都圏の私立小学校の上位クラスに位置します。

学費の目安:年間および6年間の総額

2025年度の学費をもとに桐朋学園小学校の費用を確認しましょう。

初年度費用

  • 入学金:300,000円
  • 初年度合計:1,104,400円

毎年かかる費用(年学費)

  • 授業料:518,400円
  • 教育環境整備費:196,200円
  • 児童諸費:42,000円
  • 教材費:35,000円
  • PTA会費:12,800円
  • 年学費合計:804,400円

また、学園債として一口100,000円(無利子・卒業時返還)があります。制服や通学バッグ、給食費、校外学習費、塾費用などは別途必要です。6年間の学費総額は年学費804,400円×6年で約4,826,400円、入学金30万円を加えると約5,126,400円(約512〜513万円)となります。費用面では計画的な準備が求められますが、教育内容や進学実績を考慮すると納得できる投資と言えます。

進学実績と将来の展望

桐朋学園小学校の大きな特徴は、卒業後の進学先が明確であることです。男子はほぼ全員が桐朋中学校へ、女子は約8割が桐朋女子中学校へ内部進学しています。系列中高の進学実績も優れており、桐朋中・高は東大や京大に毎年10名以上の合格者を輩出。桐朋女子中・高も早慶など難関大学への合格者が多数います。中学受験を行わず、小学校受験で基盤を築く家庭にとって魅力的な選択肢です。

入試の特徴と対策ポイント

倍率だけでは入試の対策が見えにくいため、入試内容も押さえておきましょう。

  • ペーパー試験:なし
  • 行動観察:あり(工作や指示行動など約30分)
  • 個別テスト:あり(工作など約30分)
  • その他の試験:あり(約60分)
  • 面接:なし
  • 月齢考慮あり

桐朋学園小学校はペーパー試験を重視しません。計算や知識の一夜漬けは効果的でなく、集団での立ち居振る舞いや指示理解、工作を通じた集中力や思考力、粘り強さが評価されます。日常生活や遊び、親子の対話の積み重ねが合否に大きく影響する学校です。こうした特徴を踏まえ、普段の生活からお子さんの自主性や集中力を育てることが大切です。

最後に

桐朋学園小学校は倍率が高く難関校ですが、しっかりと準備すれば挑戦は可能です。あなたとお子さんが日々の生活の中で力を伸ばし、学校の特徴を理解した対策を進められることを願っています。自信を持って受験に臨めるよう、適切な情報と準備を大切にしてください。

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この記事を書いた人

お受験ラボ編集部です。
私たちは、首都圏の私立小学校受験を中心に、ご家庭の不安や疑問に寄り添いながら情報を届ける教育ライターチームです。

一部の記事には、幼児教育の現場経験が豊富な先生方の監修が入っていますが、
学校や試験内容は毎年大きく変化するため、すべての記事が常に最新の情報であるとは限りません。
その点だけ、あらかじめご理解いただければ幸いです。

最新動向の反映には努めつつ、
「今、保護者が本当に知りたいこと」を軸に、正確で実践的な情報の発信を続けています。

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