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聖心女子学院初等科の学費と寄付金は?6年間の総費用と資金計画のポイント解説

聖心女子学院初等科の学費と寄付金は?6年間の総費用と資金計画のポイント解説1

お受験ラボ編集部です。聖心女子学院初等科(東京都港区白金)は、カトリック系の女子一貫校として高い人気を誇り、入学倍率も非常に高い学校です。この記事では、2025年度の最新学費情報をもとに、初年度から6年間にかかる総費用のイメージを詳しく解説します。これから受験を考えるあなたに、費用面のリアルな状況と資金計画のポイントをお伝えします。

目次

1. 2025年度の学費構成(初年度)

複数の情報を照合すると、2025年度の聖心女子学院初等科の初年度に必要な費用は以下の通りです。

入学手続き時に必要な費用

  • 入学金:300,000円
  • 学校設備費:160,000円

合計で460,000円となり、これは合格後の入学手続き時に納入する金額です。

1年生の年間学費(2025年度)

募集要項や受験情報サイトによると、年間の学費は以下のように構成されています。

  • 授業料:576,000円
  • 維持費:82,000円
  • 教材費(預り金):50,000円
  • 保護者後援会費:50,000円
  • ICT機器購入費(管理費含む):約95,000円

これらを合計すると約853,000円となります。

一部の民間サイトではICT費を約80,000円と見積もり、初年度合計を約1,298,000円とする試算もありますが、最新の募集要項に基づき本記事では約95,000円を採用しています。

初年度の総費用イメージ

  • 入学金・設備費:460,000円
  • 年間学費(授業料等):約853,000円

合計すると約1,313,000円(約131万3,000円)となります。なお、受験料(30,000円)は別枠の費用として考えるのが一般的です。

2. 2年目以降と6年間の総費用シミュレーション

2年生から6年生の年間学費

2年生以降も授業料や維持費、教材費、後援会費は大きく変わらないと仮定すると、年間約853,000円が目安となります。ICT機器費は年度によって変動する可能性がありますが、ここでは2025年度と同水準としています。

6年間の学費総額(寄付金を除く)

この条件で計算すると、6年間の学費総額は以下のようになります。

  • 1年生:初年度約1,313,000円
  • 2〜6年生:年間約853,000円 × 5年 = 4,265,000円

合計で約5,578,000円(約557万8,000円)です。過去のデータでは授業料が528,000円だった時代に6年間で約458万円という試算もあり、近年は授業料やICT関連費が上昇傾向にあることがわかります。

3. 寄付金の仕組みと実際の負担感

募集要項における寄付金の位置づけ

最新の募集要項では、教育環境の改善・整備のために寄付金を募集しています。1口10万円で、5口以上が名目上の最低額となっており、合計50万円が目安です。

形式上は任意となっていますが、保護者の声や寄付金ランキングをみると、多くの家庭が5口=50万円を目安に申し込んでいるのが実情です。

寄付金の実務的な見込み額

したがって、6年間の総費用にプラスして最低でも50万円の寄付金を見込むのが現実的です。家庭によってはこれ以上の寄付をする場合もありますが、具体的な金額は公開情報からは把握しづらいため、本記事では最低ラインとして扱います。

4. 学費以外にかかる主な費用

学費や寄付金のほかに、以下のような費用も考慮する必要があります。

制服・通学用品

制服、制帽、制靴、体操着、通学鞄などを一式揃えると、初年度で10万〜20万円程度の費用がかかります。聖心は伝統校らしく制服の種類も多く、季節ごとの買い足しも発生します。

通学費

港区白金の立地から、首都圏全域からの電車通学が想定されます。通学定期代は路線や距離によって大きく異なるため、各家庭で試算が必要です。

アフタースクール(ジョアニークラブ)

聖心女子学院初等科には1〜6年生対象のアフタースクールがあり、長期休暇にも対応しています。利用料はスポット利用で30分あたり約450円、レギュラー利用で30分あたり約350円程度です。

共働き家庭で平日フルに利用する場合、月額2〜5万円台の追加費用がかかることもあります。

行事費・課外活動費

校外学習や社会科見学、遠足などの行事費や、ピアノ・バイオリンなどの校外の習いごとは任意ですが、家庭によって差が大きいため、年間10万〜30万円程度の余裕を見ておくと安心です。

5. 他校との比較から見た学費の水準

首都圏の私立小学校の学費調査によると、初年度納入金はおおむね100万〜200万円、2年目以降の年間学費は80万〜150万円が一般的です。

その中で聖心女子学院初等科は、初年度約131万円、2年目以降は年間約85万円と、中堅からやや高めの水準に位置しています。寄付金の扱いによって最終的な負担感は大きく変わるため、資金計画の際には注意が必要です。

6. 資金計画を立てる際のポイント

  • 最低ラインとして、学費6年間で約558万円+寄付金50万円を想定する
  • 制服、通学定期、アフタースクール、習いごとを含めると、6年間で700万〜800万円台の支出になるケースもある
  • 授業料やICT費は今後も見直しがあり得るため、毎年度の募集要項で最新情報を確認することが重要

7. まとめ

聖心女子学院初等科の2025年度の学費は、初年度が約131万円、2年目以降は年間約85万円です。6年間の総額は寄付金を除いて約558万円が目安となります。寄付金は1口10万円×5口以上(任意)ですが、実質的には50万円を見込む必要があります。

制服や通学費、アフタースクール、習いごとを含めると、6年間で700万〜800万円規模の資金準備が現実的です。最終的には、学費や寄付金、周辺費用を冷静に積み上げ、ご家庭の教育方針と聖心の教育理念が合うかどうかをしっかり見極めてください。

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この記事を書いた人

お受験ラボ編集部です。
私たちは、首都圏の私立小学校受験を中心に、ご家庭の不安や疑問に寄り添いながら情報を届ける教育ライターチームです。

一部の記事には、幼児教育の現場経験が豊富な先生方の監修が入っていますが、
学校や試験内容は毎年大きく変化するため、すべての記事が常に最新の情報であるとは限りません。
その点だけ、あらかじめご理解いただければ幸いです。

最新動向の反映には努めつつ、
「今、保護者が本当に知りたいこと」を軸に、正確で実践的な情報の発信を続けています。

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