⚡ 3秒でわかる聖心女子学院初等科
- 募集は女子90名。考査は11月1日、親子面接は10月17日または24日
- 初年度の学費は約149万円、6年間でおよそ620万円。入学後に任意の寄付(1口10万円・5口以上)のお願い
- 4-4-4制で中等科・高等科へ。学童ジョアニークラブは18時30分まで
聖心女子学院初等科は、港区白金にあるカトリックの女子校です。初等科から中等科・高等科まで「4-4-4制」で一貫して学び、例年ほぼ全員が中等科へ進学します。女子御三家と並んで検討されることの多い伝統校です。
この記事では、学校の公開情報と入試データをもとに、倍率・偏差値の目安・試験内容・日程・学費から、学校生活や受験家庭がよく抱く不安までを1ページにまとめました。
ひと目でわかる聖心女子学院初等科
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 募集人員 | 女子90名(内部進学者を含まない) |
| 倍率(2026年度) | 約5倍(志願者454名) |
| 偏差値の目安 | 58前後の難しさと言われることもある |
| 試験内容 | ペーパー・集団テスト(行動観察・運動)+親子面接 |
| 考査日 | 2026年11月1日(親子面接は10月17日・24日のいずれか) |
| 初年度の学費 | 約1,490,000円 |
| 昼食 | お弁当(希望者は注文も可) |
| 卒業後 | 原則として希望者全員が聖心女子学院中等科へ |
学校の基本情報と教育の特徴
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都港区白金4-11-1 |
| アクセス | 東京メトロ南北線・都営三田線「白金台」駅2番出口から徒歩10分 |
| 創立 | 1908年(聖心女子学院) |
| 宗教 | カトリック |
| 児童数 | 女子630名 |
| クラス | 1〜4年は1学年3クラス(32名)、5・6年は4クラス(30名) |
| 昼食 | お弁当(月〜金、希望者はお弁当の注文が可能) |
| 制服 | あり |
| アフタースクール | 同じキャンパス内にあり(学童「ジョアニークラブ」。1〜6年生、放課後〜18:30) |
「4-4-4制」の一貫教育
聖心女子学院は、12年間を4年ずつ3つのまとまりに分ける「4-4-4制」をとっています。初等科1〜4年、初等科5年〜中等科2年、中等科3年〜高等科3年という区切りで、子どもの成長段階に合わせた教育を行います。5年生からクラス編成が変わるのもこのためです。
教育理念は「魂を育て、知性を磨き、堅実な実行力を養う」。カトリックの精神に基づき、人を大切にし、感謝を言葉にする心を育てることを重視しています。キャンパス内にアフタースクールがあるのも、共働き家庭にはうれしいポイントです。
学校生活と教育の特色(公式)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 教育理念 | より良い社会を築くことに貢献する賢明な女性の育成 |
| 教育方針 | 「魂を育てる」「知性を磨く」「実行力を養う」 |
| 一日(1〜4年) | 8:10朝礼、8:40から授業、12:20昼食、16:00下校(5・6年も16:00下校) |
| 昼食 | お弁当。初等科・中等科で注文弁当(アポルテ)も利用できる |
| 総合学習 | 3〜6年で「人・自然・世界」をテーマに学ぶ |
| 相談 | 心の相談室(児童・保護者が利用できる) |
| 学童 | ジョアニークラブ(1〜6年、放課後〜18:30) |
| 通学 | 自宅から60分以内の通学を原則とする |
一年の宗教行事
- 5月:聖母戴冠式、聖マグダレナ・ソフィアの祝日(初等科は運動会)
- 6月:みこころの祝日(大掃除・芸術鑑賞)
- 11月:聖フィリピン・デュシェーンの祝日
- 12月:ゆりの行列、クリスマス・ウィッシング
学校を知る機会(2026年度)
学校説明会(6月6日・9月5日)、授業公開(4月・5月・10月・2月)、お遊び会(6月)、オープンスクール(7月)、みこころ祭(10月)が案内されていました。翌年度の日程は公式サイトで確認しましょう。
倍率と偏差値の目安
志願者数と倍率の推移
| 入試年度 | 志願者数 | 倍率の目安 |
|---|---|---|
| 2025年度 | 433名 | 約4.8倍 |
| 2026年度 | 454名 | 約5.0倍 |
倍率の目安は「志願者数÷募集人員90名」です。募集人数が90名と多いため、数字は雙葉や東洋英和より低めに出ます。
偏差値はどのくらい?
小学校受験に統一の偏差値はありませんが、幼児教室の模試などでは偏差値58前後の難しさと言われることもあります。合格するには、模試で偏差値60前後を安定して取れる力が目安とも言われます。
ほかの女子難関校との比較
| 学校 | 募集人員 | 倍率の目安 | 偏差値の目安 | 考査の特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 聖心女子学院初等科 | 女子90名 | 約5倍 | 58前後 | ペーパー・集団テスト+親子面接(10月) |
| 慶應義塾幼稚舎 | 144名 | 約10倍 | 70〜74前後 | 絵画制作・運動・行動観察。ペーパー・面接なし |
| 雙葉小学校 | 女子約40名 | 非公表(10倍前後と言われる) | 67前後 | 考査(11月1日)+面接(保護者2名と本人) |
| 白百合学園小学校 | 女子約60名 | 非公表(6〜7倍と言われる) | 66前後 | ペーパー・個別・行動観察+親子面接 |
| 学習院初等科 | 約80名 | 約9倍 | 60〜65前後 | ペーパーなし。個別テスト・集団・運動+保護者面接 |
| 東洋英和女学院小学部 | 女子50名(外部) | 約11倍 | 60前後 | ペーパー・個別・行動観察・運動+親子面接(10月) |
倍率の目安は2026年度の「志願者数÷募集人員」です。偏差値は幼児教室の模試や系列中学校の偏差値などをもとに、目安として言われることがある数値で、公式なものではありません。
試験内容
考査は11月1日の1日で、ペーパーテストと集団テスト(行動観察・運動)が行われます。親子面接は10月に事前に実施されます。
ペーパーテスト
出題分野は、お話の記憶・聞き取り、数量・比較・系列、言語・しりとり、図形・構成、生活・常識・季節などと言われています。計算や暗記の力だけでなく、話を最後まで聞いて内容を頭の中で組み立て直す力が求められます。読み聞かせや日常の会話、生活経験の豊かさがそのまま得点に表れるタイプの問題です。
集団テスト(行動観察・運動)
共同制作やゲーム、課題遊びを通して、協調性や約束を守る力が見られます。友達を押しのけて目立つより、周りをよく見て必要な場面で支えに回れる子、場をあたたかくする子が評価されやすいと言われています。
親子面接
10月17日・24日のいずれかに行われます。家庭での過ごし方やしつけの方針、カトリック校を選ぶ理由、聖心を志望した理由、親子の普段の会話の様子などが聞かれると言われています。「なぜ女子校か」「なぜカトリック校か」「なぜ聖心か」を、保護者が自分の言葉で説明できるようにしておきましょう。
2027年度入試の日程
| 項目 | 日程(2026年) |
|---|---|
| インターネット出願登録 | 9月6日(日)〜10月3日(土)18時 |
| 願書郵送 | 10月1日(木)〜3日(土)消印有効 |
| 親子面接 | 10月17日(土)・24日(土)のいずれか1日 |
| 考査 | 11月1日(日) |
| 合格発表(インターネット) | 11月2日(月)16:00〜18:00 |
受験料は30,000円です。
併願校との日程の重なりに注意
| 学校 | 考査日(2026年) | 合格発表 |
|---|---|---|
| 白百合学園小学校 | 11月1日(面接は10月中旬) | 11月2日 |
| 聖心女子学院初等科 | 11月1日(面接は10月中) | 11月2日 |
| 雙葉小学校 | 11月1日〜3日(面接は2日・3日のいずれか) | 11月4日 |
| 東洋英和女学院小学部 | 11月2日(親子面接は10月中) | 11月3日 |
| 学習院初等科 | 11月1日〜5日のうち1日 | 11月7日 |
| 慶應義塾幼稚舎 | 11月1日〜10日のうち1日 | 11月中旬 |
聖心の考査は11月1日の1日だけで、白百合学園と同じ日です。雙葉も11月1日から考査が始まるため、女子の難関校は11月1日にどこを受けるかが併願戦略の分かれ目になります。合格発表は11月2日と早いので、その結果を見て東洋英和(11月2日)以降の受験を判断できます。
日程は毎年変わります。翌年度以降に受験する場合は、必ず最新の募集要項で確認してください。
学費と6年間の総額
| 費目 | 初年度の金額 |
|---|---|
| 入学金 | 300,000円 |
| 授業料 | 696,000円 |
| 学校設備費 | 160,000円 |
| 維持費 | 144,000円 |
| 教材費(預り金) | 50,000円 |
| 保護者後援会費 | 50,000円 |
| ICT機器購入費 | 約90,000円 |
| 初年度合計 | 約1,490,000円 |
2年目以降は、授業料・維持費・教材費・後援会費で年約94万円。6年間の学費はおよそ620万円が目安です。任意の寄付金や制服代などは別にかかります。
入学後には、1口10万円・5口以上の寄付のお願いがあります(任意)。
寄付金や資金計画については聖心女子学院初等科の学費と寄付金|初年度約149万円・6年間約619万円の内訳で詳しく解説しています。
卒業後の進学先
初等科の卒業生は、原則として希望者全員が同じキャンパス内の聖心女子学院中等科へ進学でき、例年ほぼ全員が内部進学しています。中等科・高等科は外部からの募集が非常に少なく、中学受験をせずに一貫した環境で学ばせたい家庭から支持されています。
受験家庭がよく抱く不安と考え方
年中から考査までの準備スケジュール
- 年中秋〜年長春:数量・図形・言語・常識の基礎を固めます。読み聞かせや会話を増やし、「聞いて理解する力」の土台を作ります。
- 年長の夏:過去問や類題で本番形式に慣れ、模擬の行動観察にも参加します。願書の下書きを始めます。
- 年長の9月:インターネット出願登録(9月6日〜10月3日)。親子面接の練習を両親で重ねます。
- 年長の10月:願書を郵送し(10月1日〜3日)、10月17日・24日のいずれかで親子面接を受けます。
- 年長の11月:11月1日に考査、11月2日に合格発表です。
よくある質問
Q. 聖心女子学院初等科の倍率は何倍ですか?
2026年度は募集90名に対して志願者454名で、倍率はおよそ5倍です。
Q. 偏差値はどのくらいですか?
公式な偏差値はありませんが、幼児教室の模試などでは58前後の難しさと言われることもあります。
Q. 面接はいつありますか?
親子面接は考査の前の10月17日・24日のいずれかに行われます。
Q. 給食はありますか?
給食はなく、お弁当を持参します。希望者はお弁当を注文することもできます。
Q. 学童はありますか?
キャンパス内の学童「ジョアニークラブ」を1〜6年生が利用でき、放課後から18時30分までです。
Q. 寄付金はありますか?
入学後に、1口10万円・5口以上の寄付のお願いがあります(任意)。
まとめ:4-4-4制で12年を過ごすカトリックの女子校
- 募集は女子90名。2026年度の志願者は454名で倍率は約5倍
- 考査は11月1日、親子面接は10月17日または24日
- 学費は初年度約149万円。入学後に任意の寄付のお願いがある
- 学童・注文弁当・心の相談室など、学校生活を支える仕組みがある
- 11月1日は雙葉・白百合も考査日。どこを受けるかを早めに決める
雙葉・白百合・東洋英和との比較は下の関連記事で紹介しています。
出典:聖心女子学院初等科 2027年度募集要項・公式サイト、お受験じょうほう・大学通信の各校入試情報(2026年10月確認)。倍率・偏差値・考査の内容は受験情報によるもので、学校が公表しているものではありません。


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