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小学校受験と中学受験の違い|時期・試験内容・親の関わり・費用を比較

小学校受験と中学受験の違いと家庭に合う選び方のポイント1

小学校受験は年長(5〜6歳)の秋に、ペーパー・行動観察・面接などで「家庭での育ち」を含めて見られる受験です。中学受験は小学6年生の1〜2月に、国語・算数などの学力試験で子ども自身の力が問われる受験です。準備の始め方、親の関わり方、費用のかかる時期も大きく違います。

「小学校受験と中学受験、どちらがわが家に合うのだろう」と迷う家庭は多いものです。まずは2つの受験の違いを正しく知ることが、選ぶための第一歩です。

目次

小学校受験と中学受験の違い(比較表)

項目 小学校受験 中学受験
受験する時期 年長の秋(首都圏の私立は東京都が11月、神奈川県が10月から) 小学6年生の1〜2月(東京都・神奈川県は2月1日から)
準備の始め方 年中ごろから幼児教室に通う家庭が多い 小学3年生の2月(新4年生)から進学塾に通う家庭が多い
試験の内容 ペーパー、個別テスト、行動観察、運動、絵画・制作、面接(親子・保護者) 国語・算数(2科目)、国語・算数・理科・社会(4科目)、適性検査など
見られること 生活習慣、話を聞く力、集団での協調性、家庭の教育方針 教科の学力、思考力、記述力
親の関わり 家庭学習、願書、面接など親の役割が大きい 塾選び、スケジュール管理、体調・気持ちの支え
合否の決まり方 学校ごとの総合評価。国立は抽選もある 試験の得点で決まることが多い
準備の費用 年長の1年間で100万〜200万円程度 塾代は3年間で200万〜300万円程度が一つの目安
入学後 大学附属校なら内部進学で受験の負担が少ない 中高一貫校で6年間を過ごす。大学受験をする学校が多い

小学校受験の試験内容の全体像は小学校受験とは?試験内容と年齢別の準備・スケジュールをわかりやすく解説、費用の目安は小学校受験の費用はいくら?平均の目安と内訳・家計管理と節約のポイントで紹介しています。

小学校受験の特徴

5〜6歳の子どもを、学力だけで選ぶことはできません。そのため、話を聞いて指示どおりに動く力や、友だちと協力する姿、あいさつや身の回りのことなど、日々の生活の中で育つ力が見られます。面接や願書で家庭の教育方針が問われるのも特徴です。

  • 子どもにとっては、遊びや体験の延長で準備を進められる
  • 親が準備の中心になり、時間と気持ちの負担が大きい
  • 大学附属校に入れば、その後の受験の負担を減らせる
  • 不合格でも、公立小学校から中学受験に挑戦する道がある

中学受験の特徴

小学4年生から6年生までの3年間、進学塾で学ぶのが一般的です。学年が上がるにつれて通塾の回数や宿題が増え、6年生では週の多くを塾で過ごすこともあります。試験会場で問題に向き合うのは子ども自身で、本人の意欲が結果を大きく左右します。

  • 首都圏には私立中学校が多く、校風や大学進学の方針で選べる
  • 公立中高一貫校など、費用を抑えて目指せる学校もある
  • 子どもが自分で努力して合格をつかむ経験になる
  • 塾の宿題や模試が多く、親子ともに負担が大きい時期がある

費用のかかる時期の違い

文部科学省の調査(令和5年度)では、1年間の学習費の平均は、私立小学校が約183万円、公立小学校が約34万円、私立中学校が約156万円です。小学校受験は小学校から、中学受験は中学校から、私立の学費が続くことになります。

進路の例(小学1年〜高校3年の12年間) 学習費の合計の目安
私立小学校 → 私立中学校 → 私立高校 約1,874万円
公立小学校 → 私立中学校 → 私立高校 約979万円(これに中学受験の塾代が加わる)

学習費は、学校に払う費用と塾・習い事などの学校外の費用を合わせた全国の平均です。12年間の考え方は公立小から中学受験か私立小か|12年間の過ごし方と教育費の違い、主要な私立小学校の学費は私立小学校の学費は6年間でいくら?主要校の初年度納入金と公立+中学受験の比較で紹介しています。

出典:文部科学省「令和5年度子供の学習費調査」

どちらを選ぶかの考え方

どちらが良いかは、家庭の考え方と子どもの性格によって違います。小学校受験に挑戦し、合わなければ公立小学校から中学受験をする家庭もあります。子どもと家庭のタイプ別の選び方は小学校受験と中学受験はどっちがいい?家庭と子どものタイプ別の選び方で紹介しています。

よくある質問

Q. 小学校受験と中学受験はどちらが大変ですか?

大変さの種類が違います。小学校受験は親の関わりが大きく、中学受験は子ども自身の勉強量が多くなります。家庭の状況に合わせて考えましょう。

Q. 私立小学校から中学受験をすることはできますか?

できます。系列の中学校がない学校や、外部の中学校を目指す子どもが多い学校もあります。詳しくは私立小学校から中学受験する場合|外部受験のケースと学校選びの確認ポイントで紹介しています。

Q. 小学校受験で不合格だった場合、中学受験は不利ですか?

不利になることはありません。小学校受験の準備で身につけた生活習慣や聞く力は、その後の学習にも役立ちます。

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この記事を書いた人

お受験ラボ編集部です。
私たちは、首都圏の私立小学校受験を中心に、ご家庭の不安や疑問に寄り添いながら情報を届ける教育ライターチームです。

最新動向の反映には努めつつ、
「今、保護者が本当に知りたいこと」を軸に、正確で実践的な情報の発信を続けています。

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