暁星小学校が「厳しい」と言われる背景には、学校に伝わる「困苦と欠乏に耐え、進んで鍛錬の道を選ぶ、気力のある少年以外はこの門をくぐってはならない」という言葉と、それを受け継ぐ「鍛える教育」があります。学校は、我慢し、苦手なことでも繰り返し努力し、自分の限界に挑戦する心の強さを育てたいと説明する一方で、殴る・蹴るなどの体罰は一切容認していないと明言しています。
男子校の伝統校である暁星には、「しつけが厳しい」「鍛えられる」というイメージがあります。この記事では、学校の公式サイトとパンフレットをもとに、その厳しさの中身と、教育理念・学校生活の特徴を整理しました。入試の全体像は暁星小学校の倍率・偏差値【2027年度】試験内容・日程・学費まとめで紹介しています。
教育理念と「鍛える教育」
| 項目 | 内容(公式サイトより) |
|---|---|
| 建学の精神 | キリスト教の理念に基づく教育により、人格の完成をめざすとともに、社会の福祉に努める人物を育成する |
| 教育理念 | 「自分を大切にする」「他者を尊重する」「神を愛する」 |
| 伝わる言葉 | 「困苦と欠乏に耐え、進んで鍛錬の道を選ぶ、気力のある少年以外はこの門をくぐってはならない」 |
| 目指す姿 | 次代を担うリーダーにふさわしい「心と体」を培う |
学校は、この精神を「望ましい形での『鍛える教育』」として大切にすると説明しています。厳しさは、我慢や挑戦を通して心の強さを育てるためのもので、体罰を認めるものではないことが、学校のQ&Aでも明確にされています。
毎日の生活で大切にされていること
| 場面 | 内容 |
|---|---|
| あいさつ | 朝7時15分から8時まで、校長先生が校門前で児童を迎える。制帽を取りながらのあいさつで礼儀を育てる |
| 基本的生活習慣 | 朝礼での集合・整列、教室での注意深い態度や言葉づかいなどのマナーを指導 |
| 安全 | 年8回の避難訓練、引き取り訓練、通学班での年6回の話し合い |
| 宗教 | 毎日始業と終業の祈り、毎週金曜日の宗教朝礼、学期ごとのミサ |
体を鍛える:サッカーと那須の合宿
サッカーは暁星の「校技」で、全学年に週1回の学年サッカーの時間があり、毎学期サッカー大会が開かれます。2年生からは春と秋に那須学舎で合宿を行い、学年が上がるにつれて日数が増えます(4年生は春・秋に各4泊)。6年生は合宿生活を自分たちで運営することを目指します。
一人ひとりを見守る体制
- 専科の教員が各クラスの副担任に入り、朝礼・終礼・お弁当の時間を補助する
- 5・6年生は「学年内完全教科担任制」で、担任が専門の教科を学年全体に教える
- スクールカウンセラーが常勤し、児童だけでなく保護者の相談も受ける
- 1〜6年生の同じクラス・同じ番号の児童が「暁星兄弟」になり、縦割りで交流する
- いじめ防止の基本方針・対策マニュアルを定め、アンケートなどで人間関係を把握する
厳しさだけでなく、上級生が下級生を支える「暁星兄弟」の仕組みなど、家庭的な面も大切にしている学校です。
暁星が合う子ども・家庭
- 体を動かすことが好きで、サッカーや合宿などの集団生活を楽しめる
- 苦手なことにも挑戦し、繰り返し努力することを大切にしたい
- あいさつや生活習慣など、礼儀を学校と一緒に育てたい
- キリスト教の宗教教育(授業・行事への参加は義務)を理解できる
学費は暁星小学校の学費|初年度約127万円・6年間の目安とお弁当・合宿など学費以外の費用、進学は暁星小学校の中学進学と医学部合格実績|一貫教育の仕組みと暁星高校の大学合格者数(公式)で紹介しています。
よくある質問
Q. 暁星小学校は体罰がありますか?
学校のQ&Aでは、「鍛える」教育を伝統的に行っているものの、殴る蹴るなどの体罰は一切容認していないと説明しています。
Q. キリスト教徒でなくても大丈夫ですか?
国籍や宗教による有利不利は一切ないと説明されています。ただし、宗教の授業や宗教行事への参加は義務です。
Q. 保護者が学校に行く機会はどのくらいですか?
必ず参加するのは年1回の引き取り訓練と年3回の保護者会で、授業参観が年3回あります。


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