小学受験の模試は、年中の後半から年長の前半に受け始める家庭が多くあります。まずは大規模な模試で全体の中での位置と分野ごとの得意・不得意を確かめ、年長の夏から秋は学校別の模試で志望校の出題に慣れる、という流れが一般的です。受けっぱなしにせず、結果を家庭学習に生かせる回数に絞りましょう。
模試は必須ではありませんが、家庭学習だけでは見えにくい「会場での様子」や「ほかの子どもと比べた位置」を知るのに役立ちます。この記事では、模試の種類、受け始める時期、時期ごとの使い方、注意点を紹介します。
目次
模試の種類
| 種類 | 特徴 | 向いている使い方 |
|---|---|---|
| 大規模な統一模試 | 多くの子どもが受験。ペーパーに加えて、制作・運動・行動観察などを行うものも | 全体の中での位置と、分野ごとの得意・不得意の確認 |
| 学校別の模試 | 志望校の出題形式や会場の雰囲気に近づけて行われる | 志望校の出題への慣れと、同じ学校を目指す子どもの中での位置の確認 |
| 教室の月例模試 | 通っている教室で定期的に行われる。領域ごとに結果が出るものも | 到達度の確認と、前回からの変化の把握 |
受け始める時期と時期ごとの使い方
| 時期 | 使い方 |
|---|---|
| 年中の後半 | 初めての模試で、会場の雰囲気に慣れる。結果より、落ち着いて取り組めたかを見る |
| 年長の春 | 統一模試で、分野ごとの得意・不得意を確かめる |
| 年長の夏 | 苦手の補強ができたかを確かめる。学校別の模試も検討 |
| 年長の秋 | 志望校の出題に合わせた学校別の模試で、最後の確認。受けすぎに注意 |
座って話を聞くことがまだ難しい時期に模試を増やしても、得られることは多くありません。家庭学習の習慣がついてから受け始めると、結果を生かしやすくなります。
模試の結果で見るポイント
- どの分野で間違えたか(数量・図形・記憶・言語・常識・推理など)
- 間違えた理由(聞き逃し、理解不足、時間不足、ミス)
- ペーパー以外の評価(行動観察・制作・運動のコメント)
- 会場で落ち着いて取り組めたか
結果の見方と復習の手順は小学校受験の模試の活用法|結果の見方・受ける回数の考え方・復習の手順、判定の受け止め方は小学校受験の模試の判定はどこまで当てになる?判定の意味と受け止め方で紹介しています。
模試で失敗しやすい使い方
- 受けることが目的になり、復習しないまま次の模試を受ける
- 判定や順位で子どもを叱る
- 秋に模試を詰め込み、本番前に子どもが疲れてしまう
よくある質問
Q. 模試は塾に通っていなくても受けられますか?
外部の子どもが受けられる模試も多くあります。塾に通わずに受験準備を進める場合は、模試が外部の経験を積む大切な機会になります(塾なしで受験する方法)。
Q. 模試の日の服装は?
本番の練習として、考査当日と同じような服装で受ける家庭もあります。運動がある模試では、動きやすい服装を用意しましょう。


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