小学校受験の模試の判定は、合否を約束するものではありません。模試の偏差値や判定は主にペーパーの得点をもとに出されますが、実際の考査では行動観察や運動、制作、面接など、模試で数値にしにくい要素も大きく見られます。判定は「今の位置の目安」と受け止め、分野ごとの結果から補強する点を見つけることに使いましょう。
秋が近づき、模試の判定が思わしくないと、志望校を変えるべきか迷う保護者は少なくありません。この記事では、判定が合否に直結しにくい理由と、判定の受け止め方・生かし方を紹介します。
判定が合否に直結しにくい理由
| 理由 | 内容 |
|---|---|
| ペーパー以外の評価 | 行動観察・運動・制作・面接・願書など、模試の判定に反映されにくい要素がある |
| ペーパーのない学校 | 慶應義塾幼稚舎・学習院初等科・青山学院初等部のように、ペーパーテストを行わない学校もある |
| 母集団の違い | 模試を受ける子どもの集団と、志望校を実際に受ける子どもの集団は同じではない |
| その日の状態 | 緊張や体調で結果が大きく変わりやすい年齢 |
志望校の考査の内容は関東の小学校受験 偏差値ランキング【2027年度】倍率・試験の特徴つき一覧で一覧にしています。
模試の種類と判定の意味
| 模試の種類 | 特徴 | 判定の見方 |
|---|---|---|
| 大規模な統一模試 | 多くの子どもが受け、全体の中での位置がわかる | 分野ごとの得意・不得意をつかむ材料に |
| 学校別の模試 | 志望校の出題形式に近い問題で行われる | 同じ学校を目指す子どもの中での位置の目安に |
| 教室の月例模試 | 通っている教室の中での到達度を確かめる | 前回からの変化を見る |
判定の受け止め方
- 1回の判定で志望校を変えない。何回かの結果の流れを見る
- 分野ごとの正答と、間違えた理由を確かめる
- ペーパー以外の評価(行動観察のコメントなど)も読む
- 判定の結果で子どもを叱らない
判定は、子どもの価値を決めるものではありません。結果を見て親が動揺すると、子どもにも伝わります。結果の数字より、次に何を補強するかに目を向けましょう。模試の結果の見方と復習の手順は小学校受験の模試の活用法|結果の見方・受ける回数の考え方・復習の手順で紹介しています。
志望校を見直すか迷ったら
判定だけでなく、志望校の出題形式と子どもの得意・不得意が合っているか、通学や校風が家庭に合っているかも含めて考えましょう。受験校の組み合わせ方は小学校受験の併願の組み方|2027年度入試の考査日程と受験校の組み合わせ方で紹介しています。
よくある質問
Q. A判定なら安心してもいいですか?
判定は目安で、A判定でも油断はできません。ペーパー以外の準備や、当日の体調管理も大切にしましょう。
Q. 判定が悪くても受験していいですか?
受験できます。判定がそのまま合否になるわけではありません。ただ、受験校の組み合わせは、判定や子どもの様子も見ながら家族で話し合いましょう。


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