小学校受験では、願書やメールなどの書き言葉では「貴校(きこう)」、面接や電話などの話し言葉では「御校(おんこう)」を使うのが一般的です。「貴学(きがく)」は大学に使う言葉なので、小学校には使いません。
願書や面接で、学校をどう呼べばいいか迷う保護者は多いものです。この記事では、「貴校」「御校」「貴学」の使い分けを、場面ごとにまとめました。
目次
「貴校」「御校」「貴学」の使い分け(早見表)
| 言葉 | 読み方 | 使う相手 | 使う場面 |
|---|---|---|---|
| 貴校 | きこう | 小学校・中学校・高校 | 書き言葉(願書、メール、手紙、アンケート) |
| 御校 | おんこう | 小学校・中学校・高校 | 話し言葉(面接、説明会での質問、電話) |
| 貴学 | きがく | 大学・大学院 | 大学への書類など(小学校受験では使わない) |
場面別の使い方
| 場面 | 使う言葉 | 例 |
|---|---|---|
| 願書・志望理由書 | 貴校 | 「貴校の教育方針に深く共感し、志望いたしました」 |
| 学校へのメール・手紙 | 貴校 | 「貴校の説明会に参加させていただき、ありがとうございました」 |
| 面接 | 御校 | 「御校の運動会を拝見し、子どもたちの生き生きとした姿が心に残りました」 |
| 説明会での質問・電話 | 御校 | 「御校のアフタースクールについて伺いたいのですが」 |
「貴校」は耳で聞くと「気候」「帰校」などと聞き分けにくいため、話すときは「御校」を使うと覚えておくとわかりやすいでしょう。
子どもはどう呼ぶ?
子どもが「御校」や「貴校」を使う必要はありません。面接で子どもが学校のことを話すときは、「この学校」「〇〇小学校」と言えば十分です。大人の言葉をそのまま覚えさせると、かえって不自然に聞こえることがあります。面接の言葉づかい全般は小学校受験の面接の言葉づかい|保護者の敬語・家族の呼び方・子どもの答え方で紹介しています。
よくある迷い
- 文章の中で「貴校」を何度も使ってしまう:同じ段落で続く場合は、主語を省いたり文をまとめたりして、くり返しを減らす
- 学校名で呼んでもいい?:面接で「〇〇小学校」と学校名を使うことも失礼ではない。迷ったら「御校」にそろえる
- 幼稚園・保育園には?:書き言葉は「貴園」、話し言葉は「御園」を使う
願書やメールでの「貴校」の例文は「貴校」の使い方と例文|願書・学校へのメール・お礼で使える文例で紹介しています。
よくある質問
Q. 願書に「御校」と書いたら失礼ですか?
大きな失礼にあたるわけではありませんが、書き言葉では「貴校」を使うのが一般的です。願書全体で表記をそろえましょう。
Q. 面接で「貴校」と言ってしまったら?
気にしすぎる必要はありません。言い直すより、落ち着いて話を続けることが大切です。


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