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青山学院初等部と慶應幼稚舎を比較|入試・校風・進学先の違いを解説

青山学院初等部と慶應幼稚舎を比較|入試・校風・進学先の違いを解説1

青山学院初等部と慶應義塾幼稚舎、どちらを選ぶべきか迷う保護者の方も多いでしょう。

東京の私立小学校受験において、東の横綱と称される「慶應義塾幼稚舎(恵比寿)」と、西の横綱「青山学院初等部(渋谷)」は、どちらも人気が高く近接したエリアに位置しています。
しかし、入試内容や教育方針、進学先などに違いがあり、お子さまの個性や将来の方向性に合わせて選ぶことが重要と考えられます。

この記事では、青山学院初等部と慶應義塾幼稚舎を「入試」「校風」「進学先」「親の負担」の4つの視点から比較し、受験を考える保護者の参考になる情報をお届けします。

目次

1. 入試の違い|ペーパーテストの有無が合格のポイント

1. 入試の違い|ペーパーテストの有無が合格のポイント

両校の受験対策で最も大きな違いは、筆記試験の有無です。

項目 慶應義塾幼稚舎 青山学院初等部
筆記試験 なし(ペーパーテストなし) あり(適性検査A)
重視点 運動・絵画・行動観察・願書 学力・巧緻性・行動観察・願書
対策 運動や制作など「非認知能力」を特訓 基礎学力(ペーパー)の完成度が必須

慶應義塾幼稚舎:地頭の良さと感性が問われる

慶應義塾幼稚舎は筆記試験がなく、文字の読み書きや計算が完璧でなくても合格の可能性があります。

運動能力や芸術的なセンス、個性の輝きが重視され、地頭の良さや感性の豊かさが合否のポイントとなると言われています。

文字通り「非認知能力」を伸ばすことが合格に繋がるため、体を動かすことや表現力を伸ばす対策が効果的です。

青山学院初等部:知能とバランスの良さが求められる

青山学院初等部はしっかりとしたペーパーテストが課され、基礎学力で合格点を取ることが必須と考えられます。

勉強と運動の両方をバランスよくこなせる子どもが求められ、知能面だけでなく生活面での安定感も重要視される傾向があります。

ペーパー学習の完成度を高めることが合格に直結しやすいため、日々の学習習慣が大切です。

2. 校風の違い|「独立自尊」と「愛と奉仕」の教育理念

2. 校風の違い|「独立自尊」と「愛と奉仕」の教育理念

両校の教育理念は大きく異なり、家庭の価値観に合うかどうかも選択のポイントとなります。

慶應義塾幼稚舎:「獣身を成して後に人心を養う」

慶應義塾幼稚舎は福澤諭吉の教えを基に、健康な体づくりと独立心の育成を重視しています。
6年間同じ担任が持ち上がる制度で、クラスの結束力が強いのが特徴です。宗教教育はありません。

  • 担任持ち上がり制:6年間クラス替えや担任変更がなく、強い絆が育まれます。
  • 宗教教育:特に宗教教育はありません。

長期間同じ担任のもとで学ぶことで、子ども同士や先生との信頼関係が深まると言われています。

青山学院初等部:「地の塩、世の光」

青山学院初等部はプロテスタントのキリスト教教育を土台に、神と人に仕える心を育てています。
毎日の礼拝で聖書に触れ、祈る時間を大切にしています。宗教教育の有無は家庭の価値観と合うかどうかの重要な判断材料となるでしょう。

  • 毎日の礼拝:日々聖書に触れ、祈りの時間があります。
  • 宗教教育:プロテスタントのキリスト教教育が根底にあります。

キリスト教の精神に触れることで、感謝や奉仕の心を育てたい家庭に向いていると考えられます。

3. 進学先の違い|大学進学のブランドと選択肢

6年間の一貫教育後の進学先にも両校で特徴的な違いがあります。

慶應義塾幼稚舎:ほぼ全員が慶應義塾大学へ進学

慶應義塾幼稚舎の卒業生は、医学部や法学部を含む慶應義塾大学への進学がほぼ約束されていると言われています。
成績競争はありますが、大学受験の負担を軽減したい方や慶應ブランドを重視するご家庭には大きな魅力です。

慶應義塾大学への内部進学が安定しているため、進学先の安心感を求める家庭に適していると考えられます。

青山学院初等部:基本は青山学院大学だが外部進学も多い

青山学院初等部からは基本的に青山学院大学へ進学しますが、学部数や偏差値の面で慶應とは異なります。
医学部や国立大学、早慶など他大学を目指す生徒も一定数おり、高校や大学受験のタイミングで外部進学するケースも珍しくありません。
将来の選択肢をどう考えるかがポイントです。

外部進学の可能性があるため、将来的に幅広い進路を考えたい家庭に向いていると考えられます。

4. 親の負担の違い|給食の有無と保護者の雰囲気

4. 親の負担の違い|給食の有無と保護者の雰囲気

共働き家庭にとって気になる生活面の比較ポイントです。

給食の違い

慶應義塾幼稚舎 ホテルニューオータニが運営する食堂で給食あり。
青山学院初等部 自校調理のスクールランチが提供される。

どちらもお弁当不要で、親の負担軽減につながる環境と言われています。

保護者の雰囲気

  • 慶應義塾幼稚舎:結束が固く、同窓会組織も強力。卒業後も「慶應ファミリー」としてのつながりが続きます。
  • 青山学院初等部:華やかでおしゃれな保護者が多く、学校行事や奉仕活動に熱心です。

保護者同士の交流や学校との関わり方も、学校選びの重要な要素となるでしょう。

まとめ:お子さまのタイプ別に選ぶポイント

まとめ:お子さまのタイプ別に選ぶポイント

両校の特徴を踏まえ、お子さまの性格や将来の希望に合わせて選ぶことが大切です。

慶應義塾幼稚舎が向いているお子さま

  • 運動神経が優れている。
  • 絵を描いたり、ものづくりが好き。
  • じっと座って勉強するより体を動かすことを好む。
  • 将来は慶應義塾大学への進学を希望している。

青山学院初等部が向いているお子さま

  • ペーパー学習を嫌がらず、コツコツ取り組める。
  • 友達に優しく、ルールを守って遊べる。
  • キリスト教の精神(お祈りや感謝)に触れさせたい。
  • 自由で個性を尊重する環境で育てたい。

両校の併願は可能ですが、両方合格するのは非常に難しいのが現実です。
お子さまの性格や将来のビジョンをよく考え、どちらを第一志望にするか戦略を立てることが大切と言われています。

お受験ラボは、皆さまの受験準備を全力でサポートいたします。ぜひ参考にしてください。

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この記事を書いた人

お受験ラボ編集部です。
私たちは、首都圏の私立小学校受験を中心に、ご家庭の不安や疑問に寄り添いながら情報を届ける教育ライターチームです。

一部の記事には、幼児教育の現場経験が豊富な先生方の監修が入っていますが、
学校や試験内容は毎年大きく変化するため、すべての記事が常に最新の情報であるとは限りません。
その点だけ、あらかじめご理解いただければ幸いです。

最新動向の反映には努めつつ、
「今、保護者が本当に知りたいこと」を軸に、正確で実践的な情報の発信を続けています。

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