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小学受験の願書の書き方|志望動機・家庭の教育方針・子どもの長所の例文

小学受験の願書は、「学校の特徴」「家庭で大切にしていること」「子どもの実際の姿」の3つがつながっていると、読み手に伝わります。志望動機は、学校案内の言い換えではなく、説明会や公開行事で見たことと家庭の実践を結びつけて書きましょう。この記事では、志望動機・家庭の教育方針・子どもの長所と課題の書き方を、例文とともに紹介します。

願書の全体の書き方(学校別の願書と面接の関係、準備スケジュール、Web出願の注意点など)は小学校受験の願書の書き方|学校別のポイントと準備スケジュール【2027年度】でまとめています。

目次

志望動機の組み立て方

順番 書くこと 例
1. 学校の特徴 教育目標、行事、授業など、その学校ならではの点を一つ 「〇〇の時間に、子どもたちが自分で考えて取り組む姿」
2. 家庭との接点 家庭で大切にしていることと、どう重なるか 「家庭でも、自分で考えて決める機会を大切にしてきました」
3. 入学後の姿 その学校で子どもがどう成長してほしいか 「貴校で多くの友だちと学び合い、〇〇な人に育ってほしい」

「自主性」「のびのび」など、どの学校にも当てはまる言葉だけでまとめないことが大切です。説明会や公開行事で実際に見たこと、聞いたことを具体的に書くと、その学校を選んだ理由がはっきりします。

志望動機の例文

例文1:教育目標を軸にする

貴校の教育目標の一つである「真心を持って人や物に接する子ども」という言葉に、深く共感いたしました。家庭では、物を大切に扱うこと、相手の気持ちを考えて行動することを、日々の生活の中で伝えてまいりました。公開行事で、上級生が下級生に優しく声をかける姿を拝見し、このような環境で娘を育てていただきたいと強く願うようになりました。

※学習院初等科の教育目標を例にしています。学校ごとの教育目標や建学の精神は、公式サイトや説明会で確認しましょう。学習院初等科の願書については学習院初等科の入試対策|個別テスト・行動観察・保護者面接と願書の準備【2027年度】で紹介しています。

例文2:見学で見た子どもの姿を軸にする

学校説明会で授業を拝見した際、子どもたちが友だちの意見に耳を傾けながら、自分の考えを堂々と発表する姿が心に残りました。息子は好奇心が強い一方で、自分の考えを言葉にすることにはまだ自信がありません。家庭でも日々の会話を大切にしてまいりましたが、貴校の学び合いの中で、考えを伝える力を育てていただきたいと考え、志望いたしました。

例文3:家庭の実践を軸にする

わが家では、あいさつ、身の回りのことを自分で行うこと、家族での会話を大切にしております。生活全体を通して子どもを育てるという貴校の教育方針は、私どもが家庭で心がけてきたことと重なり、入学後も学校と家庭が手を携えて成長を支えていけると考えました。

家庭の教育方針の書き方

立派な理念より、日常で実際に続けていることのほうが伝わります。志望動機と矛盾しないよう、願書全体を一つの文章として読み返しましょう。

伝わりにくい書き方 伝わりやすい書き方
「思いやりのある子に育てたい」だけ 「食事の準備を家族で分担し、相手の役に立つ喜びを感じられるようにしています」
「自主性を大切にしています」だけ 「休日の過ごし方を子ども自身に決めさせ、決めたことは最後までやり通すよう見守っています」
「読書を大切にしています」だけ 「毎晩の読み聞かせのあと、心に残った場面を親子で話しています」

子どもの長所と課題の書き方

長所は「優しい」「明るい」といった言葉だけでなく、実際の行動で書きます。課題も隠さず、年齢相応のものを、家庭での関わり方とあわせて書くと、子どもをよく見ていることが伝わります。

長所の例:園で年下の子が泣いていると、そばに行って声をかけることがよくあります。困っている人に気づける優しさを、これからも大切に育てたいと考えています。

課題の例:初めての場所では慎重になり、慣れるまで時間がかかります。家庭では、新しい体験の前にどんなことをするか一緒に話し、できたことを認めるようにしています。

書くときの注意点

  • 学校案内の表現を少し言い換えただけで終わる
  • 子どもの長所ばかりを並べ、課題にふれない
  • 願書と面接で話す内容がずれる
  • 誤字脱字、敬語の誤り(書き言葉は「貴校」)

避けたい表現は小学校受験の願書で避けたい表現|言いかえの例と形式面の注意点、敬称の使い分けは「貴校」「御校」「貴学」の使い分け|小学校受験の願書・面接での正しい敬称で紹介しています。

よくある質問

Q. 志望動機は何文字くらい書けばいいですか?

学校の願書の欄の大きさに合わせます。欄の8〜9割を目安に、読みやすい文字で書きましょう。Web出願の場合は、文字数の上限に注意してください。

Q. 父親と母親、どちらが書くべきですか?

内容は夫婦で話し合って決め、清書はどちらか一人が担当するのが一般的です。学校の指定がある場合は従いましょう。

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この記事を書いた人

お受験ラボ編集部です。
私たちは、首都圏の私立小学校受験を中心に、ご家庭の不安や疑問に寄り添いながら情報を届ける教育ライターチームです。

最新動向の反映には努めつつ、
「今、保護者が本当に知りたいこと」を軸に、正確で実践的な情報の発信を続けています。

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