早稲田実業学校初等部の2026年度入試は、志願者1,205名・受験者1,017名に対して最終合格者は123名でした。志願者数で割ると約9.8倍、受験者数で割ると約8.3倍です。男子(約8.3倍)より女子(約12.6倍)のほうが厳しく、偏差値は65〜68程度の難しさと言われることもあります。
早実初等部の「倍率」は、何で割るかによって数字が変わります。ここでは、学校が公表している入試結果をもとに、男女別・段階別の倍率と、難易度の見方を整理しました。試験内容や日程、学費まで含めた全体像は早稲田実業学校初等部の倍率は約11倍|2027年度の試験内容・日程・学費でまとめています。
2026年度の入試結果(学校公表)
| 区分 | 男子 | 女子 | 合計 |
|---|---|---|---|
| 志願者 | 662名 | 543名 | 1,205名 |
| 受験者 | 569名 | 448名 | 1,017名 |
| 1次合格 | 120名 | 63名 | 183名 |
| 最終合格 | 80名 | 43名 | 123名 |
倍率は「何で割るか」で変わる
| 計算のしかた | 男子 | 女子 | 全体 |
|---|---|---|---|
| 志願者÷最終合格 | 約8.3倍 | 約12.6倍 | 約9.8倍 |
| 受験者÷最終合格 | 約7.1倍 | 約10.4倍 | 約8.3倍 |
| 受験者÷1次合格(1次の倍率) | 約4.7倍 | 約7.1倍 | 約5.6倍 |
| 1次合格÷最終合格(2次の倍率) | 1.5倍 | 約1.5倍 | 約1.5倍 |
よく見かける「約11倍」は、志願者1,205名を募集人員108名で割った数字です。実際には募集人員より多い123名が最終合格しているため、志願者÷最終合格では約9.8倍になります。出願しても受験しない人が約190名いるため、実際に試験を受けた人の中での倍率は約8.3倍です。
1次試験で受験者の約5〜6人に1人まで絞られ、2次の面接ではおよそ3人に2人が合格します。合否の大部分は1次試験で決まると考えておきましょう。
女子のほうが厳しい理由
合格者の人数は男子80名・女子43名と、女子は男子の約半分です。一方で志願者は男子662名・女子543名と大きな差がないため、女子の倍率が高くなります。女子は受験者の約10人に1人しか合格しない計算です。
偏差値はどのくらい?
小学校受験には統一の偏差値はありませんが、幼児教室の模試などでは、早実初等部は偏差値65〜68程度の難しさと言われることもあります。女子のほうが高めに言われることが多いのは、上の倍率の差が影響しています。
早実はペーパーテストがあるため、模試の結果がある程度参考になります。ただし1次試験には個別(生活習慣)、行動観察、絵画、運動もあり、2次は親子面接です。ペーパーの点数だけで合否が決まるわけではありません。
志願者数の推移
| 入試年度 | 志願者数 | 備考 |
|---|---|---|
| 2022年度 | 1,391名 | |
| 2025年度 | 1,191名 | 男子629名・女子562名 |
| 2026年度 | 1,205名 | 男子662名・女子543名 |
志願者はここ数年1,200名前後で落ち着いています。人気が大きく下がっているわけではなく、毎年同じくらいの厳しさが続くと考えておくのが現実的です。
倍率を見るときの注意
- 倍率は年によって変わる。1年分の数字だけで「受かりやすい・受かりにくい」と判断しない
- 多くの家庭が慶應義塾幼稚舎など他校と併願しているため、合格しても入学しない人がいる
- 倍率よりも、子どもが1次試験の内容(ペーパー・個別・行動観察・絵画・運動)に対応できるかが大切
対策の進め方は早稲田実業初等部の入試対策|1次考査・2次面接の中身と家庭での準備【2027年度】、入試の流れは早稲田実業初等部の入試の流れ【2027年度】出願・1次試験・面接・合格発表・手続きの日程で紹介しています。
よくある質問
Q. 早稲田実業初等部の倍率は何倍ですか?
2026年度は志願者1,205名に対し最終合格者123名で、約9.8倍です。受験者数で計算すると約8.3倍、男子約7.1倍・女子約10.4倍です。
Q. 募集人員は男女別に決まっていますか?
募集要項では第1学年108名とされ、男女別の人数は示されていません。2026年度の最終合格者は男子80名・女子43名でした。
Q. 1次試験に合格すれば、ほぼ合格ですか?
2026年度は1次合格183名のうち123名が最終合格しました。約3人に2人が合格していますが、2次の親子面接でも3人に1人は不合格になります。


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