2027年度の早稲田実業学校初等部入試倍率や偏差値、合格に必要な力について知りたい方へ
東京都国分寺市にキャンパスを構える早稲田実業学校初等部は、早稲田大学への推薦枠を持つ系属校として知られています。
自由闊達な校風と「去華就実」の精神が多くの保護者の関心を集めていますが、入試はペーパーだけでなく生活力や個性も問われる独特な内容です。
この記事では、2027年度入試(2026年秋実施)を見据え、倍率の実態や偏差値の目安、試験内容の特徴、合格に向けた対策を詳しく解説します。
【1】早稲田実業初等部の倍率データ分析(2024〜2026年度)

早稲田実業初等部は男女ともに高倍率で推移しており、首都圏共学の最高峰の一つとされています。
| 年度(実施年) | 区分 | 募集定員 | 志願者数 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 2024年度 | 男子 | 72名 | 800名超 | 約11.5倍 |
| 2024年度 | 女子 | 36名 | 500名超 | 約13.8倍 |
| 2025年度 | 男子 | 72名 | 820名前後 | 約11.8倍 |
| 2025年度 | 女子 | 36名 | 520名前後 | 約14.0倍 |
| 2026年度(予測) | 男子 | 72名 | 横ばい/微増 | 11倍台後半 |
| 2026年度(予測) | 女子 | 36名 | 難化傾向 | 14倍台 |
募集定員108名(男子72名・女子36名)に対し、毎年1300名以上が志願しており、女子の倍率が特に高い傾向があります。
一次試験がない一発勝負の特徴
受験者全員が最後までライバルとなるため、気を抜けない試験と言えます。
【2】偏差値から見る難易度と早稲田実業の基準

早稲田実業初等部は大手幼児教室の模試データで常にトップグループに位置しています。
求められる偏差値レベル
合格ラインの目安は偏差値66〜70程度と考えられています。
ペーパー試験は標準から応用レベルで、広い出題範囲の中で思考力を問う問題が多く含まれます。
思考力重視のペーパー試験
偏差値が高くてもおとなしい子は合格しにくい傾向
早稲田実業初等部は「子どもらしい活力」を重視している点が大きな特徴です。
模試で偏差値70を取っていても、指示待ちタイプや覇気のない子は合格が難しい傾向があります。
逆に、偏差値65程度でも生活力や行動観察でリーダーシップや独創性を発揮できる子は合格するケースが見られます。
【3】倍率の壁を越える3つの独自試験
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早稲田実業初等部の試験は、単なる学力だけでなく「生活の蓄積」が問われる特徴的な内容です。
1. 生活巧緻性の高さ
「服をたたむ」「風呂敷を包む」「蝶結び」など、生活に密着した課題が出題されます。
試験官は、丁寧さだけでなく「やり慣れているか」を見極めると言われています。
2. クリエイティビティを問う絵画・制作
3. 対話を重視する面接
親子面接では親だけでなく子どもへの質問も多く、素の言葉でハキハキ答えられることが重要です。
形式的な受け答えや丸暗記は好まれません。
例えば「今日ここまでどうやって来た?」「お父さんのどんなところが好き?」など、自然な会話が求められます。
【4】2027年度入試に向けた対策戦略

合格を目指すには、机上の勉強だけでなく多面的な力を育むことが大切です。
① 「野生味」と「体験」を育む
早稲田実業は「いぐさ(井草)の風」を感じさせるたくましい子を好む傾向があります。
週末は泥んこ遊びやキャンプ、虫捕りなど原体験を積むことが制作や行動観察での力強さにつながるでしょう。
② ペーパーは推理・思考力を重視
③ 親の教育観を固める(願書・面接対策)
早稲田実業は親の関わり方も深く見ています。
校訓「去華就実(華やかなものを去り、実に就く)」の意味を理解し、見栄を張らない実直な家庭教育を願書や面接で伝えることが求められます。
まとめ:早稲田実業初等部は「人間力」の総合力が問われる試験

倍率12〜14倍は単なる人気投票ではなく、勉強・運動・遊び・生活すべてに全力で取り組む子を探すためのハードルと考えられます。
2027年度入試を目指す場合、ペーパーの偏差値向上は最低条件です。
加えて、お子様が「これなら誰にも負けない」と言える得意分野(虫博士、工作名人、歌が好きなど)を一つ持つことが大切です。


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