MENU
カテゴリー

小学校受験の勉強時間の目安|共働き家庭の平日・週末・1か月の時間配分の例

共働き家庭が月80時間で目指す小学校受験合格の時間配分と対策1

家庭学習の時間は、年中で1日15〜30分、年長で30分〜1時間ほどが目安です。共働き家庭なら、平日は朝と夜に合わせて30分〜1時間、週末は2〜3時間を確保できれば、教室と合わせて1か月30〜45時間ほどになります。大切なのは時間の長さより、毎日続けることと、志望校の出題に合わせて配分することです。

「ほかの家庭はもっと長い時間をかけているのでは」と不安になる方は多いものです。ただ、幼児が1つのことに集中できるのは15〜20分ほどと言われ、長時間の学習がそのまま力になるわけではありません。

この記事では、年齢・時期別の勉強時間の目安と、共働き家庭の1週間・1か月の時間配分の例、時間を生み出す工夫を紹介します。

目次

年齢・時期別の家庭学習の時間の目安

時期 1日の目安 内容
年少 10〜15分 遊びの延長で、数・形・言葉に親しむ
年中 15〜30分 ペーパーの基本、はさみ・のりなどの巧緻性、生活習慣
年長4〜6月 30分〜1時間 分野ごとの基礎固めと、苦手の把握
年長7〜8月(夏休み) 1〜2時間(講習を含むとさらに長く) 夏期講習、苦手分野の克服、体験の積み重ね
年長9〜10月 30分〜1時間 過去問、弱点の確認、面接の練習
考査の直前 30分ほど 新しいことはせず、体調と生活リズムを優先

1回の学習は15〜20分で区切り、間に休憩や体を動かす時間をはさみましょう。同じ30分でも、集中して取り組めるかどうかで身につき方が変わります。

共働き家庭の1週間の時間配分の例

保育園からの帰宅が18時ごろになる家庭を想定した例です。教室の曜日や勤務時間に合わせて調整してください。

曜日・時間帯 過ごし方の例
平日の朝(15分) ペーパー2〜3問。頭がすっきりしている時間に
平日の夜(20〜30分) 教室の復習、はさみや折り紙などの巧緻性、読み聞かせ
平日(週1回) 教室(夕方の授業。送迎は祖父母やシッターに頼む家庭も)
土曜日 教室や模試
日曜日 家庭学習(30〜40分×2回)、外遊びや季節の体験

家庭の状況に合わせた分担の例は共働き家庭の小学校受験|家庭のタイプ別の時間管理と役割分担でも紹介しています。

1か月の時間の内訳の例

項目 計算の例 1か月の合計
平日の家庭学習 35〜45分×20日 約12〜15時間
週末の家庭学習 1〜1.5時間×8日 約8〜12時間
教室 90〜120分×月4〜8回 約6〜16時間
模試 月1回 約2〜3時間
合計 約30〜45時間

この表には、外遊びや季節の体験、お手伝いの時間は入れていません。こうした時間も、行動観察や常識の問題、面接での受け答えにつながる大切な準備です。

ほかの家庭の「月◯時間」と比べる必要はありません。教室の宿題や講習の量は教室ごとに違い、必要な時間も志望校や子どもの得意・不得意で変わります。

時期別の重点と共働き家庭の工夫

時期 重点 共働き家庭の工夫
4〜6月 ペーパーの各分野の基礎、巧緻性、生活習慣 朝と夜の学習時間を固定して習慣にする
7〜8月 夏期講習、苦手分野、体験 講習の日程に合わせて休暇や送迎の手配を早めにする
9〜10月 過去問、面接、願書 面接・考査の日の休暇を確保する。願書は夫婦で話し合う
11月 体調管理、生活リズム 早寝早起きを優先し、学習は軽めにする

年長の1年間の過ごし方は年長期の家庭習慣と直前期の過ごし方|小学校受験で力を出し切るためにで詳しく紹介しています。

志望校の出題に合わせて配分を変える

限られた時間を生かすには、志望校の出題に合わせて時間をかける分野を決めることが近道です。

出題のタイプ 学校の例 時間をかけたいこと
ペーパーと個別テストが中心 雙葉小学校、白百合学園小学校など 毎日のペーパー、過去問、個別の受け答え
ペーパーがなく、制作・運動・行動観察が中心 慶應義塾幼稚舎、学習院初等科など 制作や運動、集団での遊び、生活習慣
国立小学校(抽選あり) 筑波大学附属、お茶の水女子大学附属など 指示を聞いて動く力、基本的な問題、生活習慣

学校ごとの試験内容は、各校の記事や募集要項で確認しておきましょう。

時間を生み出す工夫

  • 朝の15分を固定する(起きてすぐ、朝食の前など)
  • 帰り道や食事中に「ながら学習」をする(しりとり、数を数える、季節の話)
  • 教室は通いやすさも重視する(送迎の時間も準備の時間のうち)
  • 教室の宿題は、先生に優先順位を確認して取り組む
  • 家事代行や食材宅配で、平日の家事の時間を減らす

よくある失敗と立て直し方

よくある失敗 立て直し方
教室に任せきりで、家庭での復習がほとんどない 週に数回でも、教室で習ったことを家で一緒に確認する時間をつくる
平日はほぼ何もせず、週末に詰め込む 平日に短い時間を固定し、週末は1回30〜40分で区切る
教室の教材をこなすだけで、志望校の対策が足りない 夏前に志望校の出題を確認し、足りない分野を補う
親が疲れて、学習中に叱ることが増えた 学習時間を減らしてでも、穏やかに関われる時間を優先する

教室の宿題の量に悩んだときは小学受験塾の宿題が多くて終わらないときは?共働き家庭の進め方と5つの対処法も参考にしてください。

よくある質問

Q. 1か月に何時間あれば足りますか?

時間数だけで合否が決まるわけではありません。志望校の出題に合った内容を、毎日少しずつ続けられているかが大切です。時間が少ないと感じるときは、まず志望校に必要な分野を優先しましょう。

Q. 平日30分しか取れません。間に合いますか?

毎日続けられれば、十分な土台になります。平日は短い時間で基本を確認し、制作や運動など時間がかかるものは週末に回すと、無理なく続けられます。

Q. 年長から準備を始めても間に合いますか?

志望校や子どもの様子によりますが、年長から準備を始める家庭もあります。始める時期の考え方は小学校受験の塾はいつから?年少・年中・年長別の開始時期と注意点で紹介しています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

お受験ラボ編集部です。
私たちは、首都圏の私立小学校受験を中心に、ご家庭の不安や疑問に寄り添いながら情報を届ける教育ライターチームです。

最新動向の反映には努めつつ、
「今、保護者が本当に知りたいこと」を軸に、正確で実践的な情報の発信を続けています。

コメント

コメントする

目次