青山学院初等部と慶應義塾幼稚舎は、どちらも大学までつながる人気校ですが、入試の形も学校生活も大きく違います。青山学院は個別テスト・集団行動観察に保護者面接があり、慶應幼稚舎は絵画制作・運動・行動観察で面接はありません。学費は6年間で青山学院が約656万円、幼稚舎が約890万円です。
この記事では、両校が公表している情報をもとに、入試、教育、学校生活、費用、進学を比べました。それぞれの詳細は青山学院初等部 2027年度入試|日程・学費・倍率・試験内容を最新確認と慶應義塾幼稚舎の倍率は約10倍|2027年度の試験内容・日程・併願・学費で紹介しています。
入試の比較(2027年度)
| 項目 | 青山学院初等部 | 慶應義塾幼稚舎 |
|---|---|---|
| 募集人員 | 88名(男女各44名)※幼稚園からの内部進学者は別 | 144名(男子96名・女子48名) |
| 倍率の目安(2026年度) | 約7倍(民間集計) | 約10倍(志願者1,438名) |
| 考査 | 個別テスト・集団行動観察 | 絵画制作・運動・行動観察 |
| ペーパーテスト | 公式の説明では3領域に含まれない | なし |
| 面接 | 保護者面接(10月半ばから) | なし |
| 考査日 | 11月2日〜6日 | 11月1日〜10日のうち1日 |
| 合格発表 | 11月9日 | 11月中旬 |
どちらもペーパーテストより、子どもが課題にどう取り組むか、友だちとどう関わるかを見る入試です。大きな違いは面接の有無で、青山学院は保護者面接があり、学校の教育への理解を伝える準備が必要です。
考査期間が重なっています。日程は学校から指定されるため、同じ日になった場合にどちらを優先するかを出願前に決めておきましょう。
教育の比較
| 項目 | 青山学院初等部 | 慶應義塾幼稚舎 |
|---|---|---|
| 教育の土台 | キリスト教(毎日の礼拝、宗教の授業) | 福澤諭吉の「独立自尊」 |
| クラス | 1学年4学級・1学級32名 | 1学年4クラス・1クラス36名。6年間クラス替えなし |
| 特色 | 6年間で約50日の宿泊行事、通知表に代わる「成長の記録」と面談 | 6年間担任が持ち上がる、体育や運動の行事が多い |
| 英語 | 1〜6年生まで週2時間 | 1年生から |
学校生活の比較
| 項目 | 青山学院初等部 | 慶應義塾幼稚舎 |
|---|---|---|
| 所在地 | 渋谷区渋谷 | 渋谷区恵比寿(広尾駅から徒歩5分) |
| 昼食 | 給食(低学年は教室、高学年は食堂) | 給食(週5回、食堂「けやきホール」) |
| 制服 | あり(ズボン・スカートは家庭で選べる) | あり |
| ランドセル | 使わない(1965年から) | ― |
| 通学の制限 | 通学範囲の制限なし | 学校の案内で確認 |
| 学校併設の学童 | 公式サイトに案内なし | なし |
費用の比較
| 項目 | 青山学院初等部(2026年度入学者) | 慶應義塾幼稚舎(2026年度) |
|---|---|---|
| 初年度 | 1,476,000円 | 1,765,000円 |
| 2年目以降 | 1,016,000円/年 | 1,425,000円/年 |
| 6年間 | 約656万円 | 約890万円 |
| 受験時の寄付金 | 一切なし(学校のQ&A) | 一切なし(学校の説明) |
6年間で約230万円の差があります。どちらも中学以降は私立の学費が続くため、大学までの見通しで比べることが大切です。
進学の比較
| 項目 | 青山学院初等部 | 慶應義塾幼稚舎 |
|---|---|---|
| 中学 | 例年約98%が青山学院中等部へ(推薦) | 男子は普通部・中等部・湘南藤沢中等部、女子は中等部・湘南藤沢中等部から選ぶ |
| 大学 | 高等部から青山学院大学へ約87%(2021年度実績) | 高校から慶應義塾大学へ推薦で進む道がある |
どちらが合う?考え方のヒント
| こんな家庭は | 合いやすい学校 |
|---|---|
| キリスト教の教えや礼拝のある生活に共感する | 青山学院初等部 |
| 宿泊行事などの共同生活を通して子どもを育てたい | 青山学院初等部 |
| 同じ仲間・同じ担任と6年間じっくり過ごしてほしい | 慶應義塾幼稚舎 |
| 面接のない入試で、子どもの力だけで勝負したい | 慶應義塾幼稚舎 |
どちらが上ということではなく、家庭の教育方針と学校の教育が重なるかで選ぶのが大切です。慶應と早稲田の比較は慶應義塾幼稚舎と早稲田実業初等部の違い|入試・教育・学費・進学を比較で紹介しています。
よくある質問
Q. 青山学院初等部と慶應幼稚舎は併願できますか?
できますが、考査期間が重なるため、指定された日が同じになることがあります。重なったときの優先順位を前もって決めておきましょう。
Q. どちらの学費が高いですか?
6年間の学費は青山学院が約656万円、慶應幼稚舎が約890万円で、幼稚舎のほうが高くなります。
Q. 面接があるのはどちらですか?
青山学院初等部は保護者面接があり、慶應幼稚舎は面接がありません。


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