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白百合学園小学校2026年入試情報について!試験日程や出願方法、合格のポイント

白百合学園小学校2026年入試情報について!試験日程や出願方法、合格のポイント1

お受験ラボ編集部です。白百合学園小学校は東京都千代田区に位置し、首都圏の女子難関校の中でも多面的な試験内容と明確な入試スケジュールが特徴です。この記事では、2026年度の入試スケジュールや出願方法、試験の詳細、合格者数の推定について、公開情報と私たちの実務経験をもとにわかりやすく整理しました。これから受験を考えるあなたに役立つ情報をお届けします。

目次

2026年度入試スケジュール(推定)

白百合学園小学校の入試は例年ほぼ同じ流れで行われます。2026年度の想定スケジュールは以下の通りです。

説明会

9月から10月初旬にかけて複数回開催されます。入試の方針や校風を知る大切な機会なので、可能な限り参加をおすすめします。

インターネット出願

9月24日から10月2日まで(年度によって多少の変動あり)。Web上で基本情報を入力し、写真をアップロードします。

願書郵送

10月1日から3日までの消印有効。白百合学園小学校ではWeb出願と願書郵送の両方が必須で、どちらか一方だけでは受付が完了しません。

保護者面接

10月中旬頃に実施されます。試験日の約2~3週間前で、父母と子どもの3者面接が基本です。

本試験

11月1日に実施されます。雙葉・聖心・普連土などの女子難関校と日程が重なるため、併願戦略の重要な日程となります。

合格発表

11月2日頃にWeb発表が中心で、年度によっては郵送連絡も補助的に行われます。

入学手続き

12月に入学金の納付と必要書類の提出をもって入学が確定します。期限は発表からおおよそ1ヶ月以内です。

出願方法の詳細

白百合学園小学校の出願は2段階の方法で行われます。

1. インターネット出願

受験者情報や保護者情報、志望理由などを入力し、写真をアップロードします。写真は清潔感のある上半身写真が標準で、制服風の服装で撮影する家庭が多い傾向です。

2. 願書の郵送

Web出願後、学校指定の願書様式を印刷し署名して郵送します。志望理由書も同封が必要です。

志望理由作成のポイント

  • 白百合学園の教育理念のどの部分に共感したか
  • 自宅でどのように教育理念を実践しているか
  • 入学後にどのような成長を望むか

一般的な「進学の安定性」ではなく、教育理念との一致が特に重要です。

考査料

30,000円(Web決済が中心)です。

試験内容の詳細

白百合学園小学校の考査は、学力・行動・説明力・家庭教育力の4つの要素を総合的に評価します。

1. ペーパーテスト(約50分)

出題領域:言語、図形、推理、数量、記憶、お話の記憶(音声指示)

特徴:約10枚のプリントを一気に処理する形式で、音声指示が多く集中力と処理速度が求められます。青色クーピーを使用するのも白百合学園特有です。

評価ポイント:正答率、指示の理解度、机上の整理や筆記用具の扱い方、試験中の姿勢と集中力の持続が重視されます。監督官が行動を細かく観察しているため、取り組む姿勢が点数に直結します。

2. 個別テスト(約10~15分)

内容例:質疑応答、カード課題、記憶・推理、お話作り、制作、巧緻性(おはじきや紐結びなど)

重視点:説明力(なぜそう考えたか)、丁寧な作業、論理的な思考の流れ、落ち着いた応対が評価されます。白百合学園は過程を重視し、正解そのものよりも理由の説明が合否を左右します。

3. 行動観察(約20分)

形式:グループでの共同課題。年度によっては上級生(“おねえさま”)が参加することもあります。

評価ポイント:協調性、他者への配慮、自分の意見を適切に伝える力、感情のコントロール、遊びや課題への取り組み姿勢が見られます。一方的な主張や受け身は評価を下げるため、バランスの良い態度が求められます。

4. 保護者面接(約10~15分)

子どもへの質問例:好きな遊び、毎日のお手伝い、家で頑張っていること

保護者への質問例:本校の教育理念の理解、お子さんの長所と短所、家庭で大切にしている価値観、キリスト教精神についての理解(年度によって異なります)

評価されるのは家庭の姿勢で、特に母親の言葉遣いや所作、清潔感が細かく見られます。

試験全体で重視されるポイント

白百合学園の入試は「学力+人間性+家庭力」を総合的に判断します。

  • ペーパー:正確性と集中力
  • 個別:説明力と論理性
  • 行動観察:協調性と思いやり
  • 面接:家庭の教育理念と品格

どれか一つが突出していても合格は難しく、すべてが一定水準に達していることが必要です。

推定される合格者数

白百合学園小学校は志願者数や合格者数を公式に公表していません。以下は推定値です。

  • 募集定員:約60名(女子)
  • 内部進学者:30~40名(推定)
  • 外部受験枠:20~30名(推定)
  • 推定外部倍率:外部受験者360~400名に対し合格者20~30名、実質倍率は12~20倍

一般的に報じられる倍率6倍は募集人数全体を基準にした数値で、外部枠に限定すると難易度はかなり高くなります。

試験当日の持ち物と注意点

持ち物

  • 青色クーピー
  • 鉛筆・消しゴム
  • 上履き
  • 必要に応じてタオルなど

服装

  • 保護者:紺や黒のスーツが標準で、装飾は控えめに
  • 子ども:清潔感のある服装(学校の指示があればそれに従う)

合格後の流れ

  • 入学金納付(40万円)
  • 必要書類の提出
  • 1~2月頃に入学説明会
  • 制服採寸、学用品購入、教科書受領

4月の入学式に向けて、学校から詳細なスケジュールが案内されます。

注意事項(必ず確認してください)

本記事は公開情報や過去の受験者情報、実務経験に基づく推定値を含みます。最新の情報は必ず以下でご確認ください。

年度によって出願期間や試験内容が変更される可能性もありますので、最新情報のチェックを欠かさないようにしましょう。

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この記事を書いた人

お受験ラボ編集部です。
私たちは、首都圏の私立小学校受験を中心に、ご家庭の不安や疑問に寄り添いながら情報を届ける教育ライターチームです。

一部の記事には、幼児教育の現場経験が豊富な先生方の監修が入っていますが、
学校や試験内容は毎年大きく変化するため、すべての記事が常に最新の情報であるとは限りません。
その点だけ、あらかじめご理解いただければ幸いです。

最新動向の反映には努めつつ、
「今、保護者が本当に知りたいこと」を軸に、正確で実践的な情報の発信を続けています。

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