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小学校受験の対策でよくある失敗9パターン|気づくためのチェックと立て直し方

小学校受験の対策でつまずく原因は、努力の量よりも「方向」と「気づきの遅れ」にあることがほとんどです。志望校の出題とずれた練習、完璧主義での足踏み、教室任せ、得意分野の油断、暗記型の面接準備。よくある9つの失敗パターンと、気づくためのチェックポイント、立て直し方をまとめました。

一生懸命に取り組んでいるのに、模試の結果が伸びない。直前になって志望校の出題に対応できていないことに気づく。こうした失敗の多くは、準備の途中で立ち止まって確認すれば防げるものです。

目次

よくある失敗パターン【一覧】

分野 失敗パターン 気づくためのチェック
ペーパー ① 分野が偏っている 志望校の過去の出題分野と、家庭で練習している分野が合っているか
ペーパー ② 完璧主義で先に進めない 同じ問題に時間をかけすぎて、新しい形式に触れていないか
ペーパー ③ 教室の教材だけに頼る 志望校の出題形式で、まだ見たことのないものがないか
技能 ④ 得意分野で油断する 得意な運動や制作の練習を、まったくしていない期間がないか
技能 ⑤ 外部の教室任せ 教室で習ったことを、家庭で親がいない状態でもできるか
面接 ⑥ 回答を暗記する 想定外の質問をされたとき、夫婦で動揺しないか
面接 ⑦ 子どもの「素」を隠す 練習のときと普段の様子に、大きな差がないか
計画 ⑧ 夏前に気がゆるむ 成績が良いからと、練習量を大きく減らしていないか
計画 ⑨ 親が疲れて計画が崩れる 計画が家庭の実際の時間に合っているか

ペーパーテスト対策の失敗

① 志望校の出題と練習の分野がずれている

数量や図形ばかり練習していたのに、志望校ではお話の記憶や言語の比重が大きかった、ということがあります。原因の多くは、親の得意・不得意や好みで練習内容が決まり、志望校の出題傾向を確認していないことです。

年長の春までに、志望校の過去の出題分野を書き出し、家庭で練習している分野と比べてみましょう。出題の多い分野に、練習時間も多く割くのが基本です。

② 完璧主義で足踏みする

1冊の問題集を完璧にしようとして時間をかけすぎ、新しい形式の問題に触れないまま本番を迎えるケースです。小学校受験では、さまざまな出題形式に慣れておくことが応用力につながります。最初は全部できなくてもよいので、幅広い形式に触れることを優先しましょう。

③ 教室の教材だけに頼る

「教室に通っているから大丈夫」と思っていたら、志望校特有の形式に対応できていなかったというケースです。志望校の過去の出題を確認し、教室の教材で扱っていない形式があれば、市販の問題集などで補いましょう。

運動・制作などの技能対策の失敗

④ 得意分野で油断する

運動が得意だからと練習をしなかった結果、本番の複雑な指示に対応できなかった、ということがあります。得意な分野でも、指示の出し方が変わると戸惑うことがあります。月に何度かは取り組み、指示を聞いて動く練習を続けましょう。

⑤ 外部の教室任せにする

体操や絵画の教室に通っていても、家庭での練習がないと、本番で一人で取り組めないことがあります。教室で習ったことを、家庭で親が手を出さずにやらせてみると、本当に身についているかが分かります。

面接対策の失敗

⑥ 回答を暗記する

完璧な回答を作って暗記すると、想定外の質問に対応できず、不自然な印象を与えてしまいます。面接で伝えたいのは、家庭の教育方針と、学校への共感です。夫婦で教育方針を言葉にしておけば、質問が変わっても自分たちの言葉で答えられます。

⑦ 子どもの「素」を隠す

好奇心旺盛な子に「おとなしくしていなさい」と言い聞かせると、本来の良さが見えなくなります。子どもの良さをどう伝えるかに力を注ぎ、親が子どもの個性を理解していることが伝わるように書きます。

面接で聞かれる質問は小学受験の面接でよく聞かれる質問にまとめています。

計画と時間管理の失敗

⑧ 夏前に気がゆるむ

春の模試の結果が良かったため練習量を減らし、夏に取り組むべき分野が身につかなかった、というケースです。成績が良いときこそ、維持のための練習を続けましょう。

⑨ 親が疲れて計画が崩れる

理想の練習量と、家庭で実際に確保できる時間がかけ離れていると、親が疲れて焦りが子どもに伝わります。計画は「希望」ではなく「実際に使える時間」で立てることが大切です。親の気持ちの整え方は小学校受験の親の本音と悩みで紹介しています。

年長の4月に確認したいチェックリスト

  • 受験する学校の候補が決まっている
  • 志望校の過去の出題分野を確認した
  • 家庭で実際に使える練習時間を把握している(希望ではなく実績)
  • 出題傾向に合わせて、分野ごとの練習の配分を決めた
  • 教室の教材でカバーできていない形式を確認した
  • 面接で話す家庭の方針を、夫婦で話し合い始めた

よくある質問

Q. 過去の出題はどうやって調べればいいですか?

幼児教室の学校別の資料や、市販の学校別問題集で確認できます。学校の説明会で考査の概要が説明されることもあるので、メモを取っておきましょう。

Q. 模試の結果が伸び悩んでいます。

総合の順位より分野別の結果を見て、苦手な分野を1つに絞って取り組みましょう。志望校で出題されない分野なら、優先度を下げても構いません。

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この記事を書いた人

お受験ラボ編集部です。
私たちは、首都圏の私立小学校受験を中心に、ご家庭の不安や疑問に寄り添いながら情報を届ける教育ライターチームです。

最新動向の反映には努めつつ、
「今、保護者が本当に知りたいこと」を軸に、正確で実践的な情報の発信を続けています。

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