絵が苦手で制作試験に不安を感じる親御さんも多いですが、慶應幼稚舎や早稲田実業の絵画・制作試験は画力だけが評価されるわけではありません。
慶應幼稚舎や早稲田実業、筑波大附属などの小学校受験で課される「絵画・制作」試験は、配点が高いことから画力が求められると思われがちです。
しかし、学校側が重視しているのは作品の完成度ではなく、制作過程や表現力、そして子どもの思考や発想の豊かさと言われています。
この記事では、絵が苦手なお子さまでも取り組みやすい対策法や、試験で評価されるポイントを詳しく解説します。
1. 学校が評価するのは「絵」ではなく「表現力・プレゼン力」

絵画試験は完成した作品だけでなく、制作中の子どもの説明や表現力も重要視されています。
試験官は作品を見ているだけでなく、制作中に「これは何を描いているの?」「誰と行きたいの?」などと質問を投げかけることがあります。
この際、黙々と描くだけでなく、自分の言葉で楽しそうに説明できるかが評価のポイントとなるようです。
絵が苦手でも表現力でカバーできる理由
絵画試験は絵を使った口頭試問のようなもので、描いたものを自分の言葉で伝えられることが大切です。
2. 不器用な子でも安心の「型(パターン)」戦略

何を描けばよいか迷うお子さまには、基本の「型」を教えることが効果的です。
基本の4点セットを描く
どんなテーマでも、以下の4つを必ず描くことを決めておくと良いでしょう。
① 自分
② 家族
③ 太陽
④ 地面(草など)
制作課題では「ゴミを出さない」ことが重要
ハサミや糊を使う制作では、作品の完成度よりも作業スペースの整理整頓が評価される傾向があります。
- 切りくずを床に落とさず、小さな箱や袋にまとめる
- 糊の蓋は使わない時にきちんと閉める
- 道具を隣の子に貸すなど協調性を見せる
3. 自宅でできる「廃材アート」で発想力を育てる

特別な画材は必要なく、身近な廃材を使った遊びで発想力を伸ばすことができます。
トイレットペーパーの芯やお菓子の空き箱、新聞紙、輪ゴムなどをストックし、「このゴミで何か作ってみよう」と自由に遊ばせてみましょう。
こうした「見立て遊び」は、慶應幼稚舎が特に重視する発想力を養うのに役立つと言われています。
4. 東京組も検討したい10月入試(神奈川・埼玉)の重要性と併願の注意点

東京都の小学校受験は11月1日から始まりますが、神奈川や埼玉では10月中旬から入試がスタートします。併願のメリットと注意点を理解しておくことが大切です。
10月入試のメリット:安心感を持って本番に臨める
10月入試で合格を得ていると、11月1日の本番を安心して迎えられるという心理的なメリットがあります。
親の不安や焦りは子どもに伝わりやすいため、合格を持って本番に臨むことは親子ともにリラックスできる要因となるでしょう。
東京組におすすめの併願校
- さとえ学園小学校(埼玉):施設が充実し、理数教育に定評がある
- 洗足学園小学校(神奈川):中学受験でも高い実績を誇る人気校
- 精華小学校(神奈川):男子に人気でペーパーの難易度が高い
- 西武学園文理小学校(埼玉):英語教育やグローバル教育に力を入れている
10月入試の注意点:燃え尽き症候群と感染症対策
10月に合格すると子どもが気を抜いてしまう「燃え尽き症候群」に注意が必要です。
親は「これは予選で、次が決勝だよ」と声をかけ、モチベーションを保つ工夫が求められます。
また、試験会場に行く回数が増えることで風邪やインフルエンザのリスクも高まるため、マスク着用や手洗い・うがいを徹底し、無理な連戦は避けることが望ましいです。


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