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桐朋小学校(国立)と桐朋学園小学校(仙川)違いと進学ルート

桐朋小学校(国立)と桐朋学園小学校(仙川)の違いと進学ルートを徹底解説1

桐朋小学校と桐朋学園小学校は名前が似ていて混同しやすいですが、教育環境や進学先に大きな違いがあります。

小学校受験を検討されるご家庭にとって、どちらの桐朋が子どもに合うのか判断するのは簡単ではありません。この記事では両校の特徴を丁寧に比較し、特に男子の進学ルートに焦点を当てて解説します。

この記事でわかること:桐朋小学校(国立)と桐朋学園小学校(仙川)の基本情報、教育内容、進学ルート、入試の違い、そして選ぶ際のポイントを整理します。

目次

第1章:基本スペックの比較(国立 vs 仙川)

第1章:基本スペックの比較(国立 vs 仙川)

両校は同じ学校法人桐朋学園の兄弟校ですが、立地や併設校の雰囲気が異なります。

項目 桐朋小学校(国立) 桐朋学園小学校(仙川)
通称 国立(くにたち)の桐朋 仙川(せんがわ)の桐朋
最寄駅 JR中央線「国立駅」徒歩15分、JR南武線「谷保駅」徒歩15分 京王線「仙川駅」徒歩10分
キャンパス 男子中高と併設、広大な武蔵野の自然林がある 女子中高・音楽大学と併設、アカデミックで芸術的な雰囲気
性別 男女共学 男女共学
1学年の人数 約72名(男女各36名) 約72名(男女各36名)
制服 なし(完全私服) なし(完全私服)
給食 あり(自校調理) あり(自校調理)

国立の桐朋小は男子校の中高と同じ敷地にあり、自然豊かな雑木林に囲まれています。仙川の桐朋学園小は女子中高や音楽大学と隣接し、芸術的な環境が特徴です。

第2章:教育内容の共通点と相違点

第2章:教育内容の共通点と相違点

両校とも「子どもが主役」の教育理念を共有しつつ、それぞれの特色があります。

1. 共通する「桐朋イズム」

  • チャイムがない:時間を自分で管理する習慣を育てます。
  • 教科書を使わない:低学年は先生手作りの教材や独自カリキュラムで学びます。
  • 私服通学とあだ名:制服なしで、先生をあだ名で呼ぶこともあります。
  • 通知表がない:点数評価の代わりに先生からの所見が伝えられます(学年や時期による)。

これらは子どもが自主的に学び、個性を尊重される環境づくりの一環と考えられます。

2. 「国立」独自のカラー:泥んこと雑木林

国立の桐朋小は自然の中での遊びや活動が盛んで、泥汚れを気にせず元気に過ごす文化があります。

広大な雑木林や土のグラウンドで木登りや基地作りを楽しむため、洗濯が大変になることもありますが、たくましい子どもに向いていると言われています。

3. 「仙川」独自のカラー:表現と感性

仙川の桐朋学園小は音楽大学が隣接している影響で、音楽や美術、演劇などの表現活動が豊富です。

感性を育てたいご家庭や、都会的な文化的環境を好む子どもに適している傾向があります。

第3章:【最重要】男子・女子の「内部進学」ルートの違い

第3章:【最重要】男子・女子の「内部進学」ルートの違い

両校の進学ルートは男女で異なり、特に男子のキャンパス移動がポイントです。

1. 男子の進路(両校共通のゴール)

男子は国立の男子校中高である「桐朋中学校(国立市)」へ進学することが原則です。

国立小の男子は同じ敷地内で環境の変化が少ないのに対し、仙川小の男子は卒業後に国立キャンパスへ移動し、男子校の文化に馴染む必要があります。

推薦制度は以前より厳格化され、生活態度や基礎学力の基準が設けられています。日頃の学校生活が重要です。

2. 女子の進路

女子は両校とも「桐朋女子中学校(仙川・調布市)」へ進学します。

国立小の女子は卒業後に仙川キャンパスへ通学する必要があり、通学負担が増えることが考えられます。仙川小の女子は同じ敷地内で進学します。

3. 高校・大学の進学実績

  • 男子校(桐朋高):偏差値70超の難関校で、東大・京大・一橋大などへの合格者が多いです。
  • 女子校(桐朋女子高):独自の教育スタイルですが、医学部や難関大学への進学実績が高いです。

音楽科への進学は実技試験が必要で、別途の準備が求められます。

第4章:入試(考査)の違いと併願戦略

第4章:入試(考査)の違いと併願戦略

両校の入試は似ている部分もありますが、特徴や併願の可否に注意が必要です。

1. 併願は可能か?

例年11月上旬に入試が行われ、日程が重なる年とずれる年があります。

居住地に近い学校を第一志望にする家庭が多いですが、日程が許せば両方に出願するケースもあります。ただし、どちらも人気が高く倍率が高い点は留意が必要です。

2. 考査内容の違い

ペーパーテストは基礎的な思考力を問う内容で、行動観察(遊び)が重視されます。

  • 国立は広い敷地を活かした運動や遊びが中心です。
  • 仙川は手先の巧緻性や創造的な作業が問われる傾向があります。

第5章:どちらを選ぶべき?判断のポイント

第5章:どちらを選ぶべき?判断のポイント

ご家庭の価値観や通学環境に合わせて選ぶことが大切です。

桐朋小学校(国立)がおすすめな家庭

  • 自然の中でのびのび遊ぶことが好きな子ども
  • 男子で小中高一貫の男子校教育を望む場合
  • 中央線・南武線沿線(多摩地区)に在住している場合

桐朋学園小学校(仙川)がおすすめな家庭

  • 音楽や芸術に興味があり感性を伸ばしたい子ども
  • 女子で小中高一貫の女子校教育を望む場合
  • 京王線沿線(世田谷区・調布市など)に在住している場合

どちらの学校も独自の教育方針を持つため、保護者の理解と信頼が重要です。早期の学力偏重を求める方には向かないかもしれませんが、子ども時代の貴重な体験を重視するご家庭には適していると言われています。

桐朋の2校は似て非なる環境です。お子さまに合った学校選びの参考になれば幸いです。

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この記事を書いた人

お受験ラボ編集部です。
私たちは、首都圏の私立小学校受験を中心に、ご家庭の不安や疑問に寄り添いながら情報を届ける教育ライターチームです。

一部の記事には、幼児教育の現場経験が豊富な先生方の監修が入っていますが、
学校や試験内容は毎年大きく変化するため、すべての記事が常に最新の情報であるとは限りません。
その点だけ、あらかじめご理解いただければ幸いです。

最新動向の反映には努めつつ、
「今、保護者が本当に知りたいこと」を軸に、正確で実践的な情報の発信を続けています。

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