文京区の茗荷谷周辺にある国立小学校は、お茶の水女子大学附属小学校・筑波大学附属小学校・東京学芸大学附属竹早小学校の3校です。3校とも東京23区内に保護者と住んでいれば出願できます(筑波は西東京市・埼玉県和光市も対象)。選考はいずれも「抽選→考査(調査)→抽選」の流れで、日程は竹早が11月、お茶の水と筑波が12月と重ならないため、3校をあわせて受ける家庭もあります。
同じエリアにある3校ですが、募集人員や選考の内容、中学校への進み方には違いがあります。この記事では、2027年度入学(2026年秋〜冬に選考)の情報をもとに、3校を比較します。
3校の比較
| 学校 | 募集人員 | 通学区域 | 選考の流れ | 中学校への進学 |
|---|---|---|---|---|
| お茶の水女子大学附属小学校 | 約50名(男女各約25名) | 東京23区内に保護者とともに居住 | 1次抽選→2次検定→3次抽選 | 附属中学校へ進学できる。附属高校は女子のみ |
| 筑波大学附属小学校 | 約128名(男女各64名) | 東京23区・西東京市・埼玉県和光市に保護者と同居 | 1次抽選→2次検査→3次抽選 | 附属中学校への内部進学(選考あり) |
| 東京学芸大学附属竹早小学校 | 男女各20名程度 | 東京23区内に保護者とともに居住(入学から卒業まで) | 1次抽選→2次選抜(調査)→3次抽選 | 附属竹早中学校への連絡進学制度あり |
2026年の選考日程(2027年度入学)
| 学校 | 主な日程 |
|---|---|
| 東京学芸大学附属竹早小学校 | 1次Web出願9月24日〜30日、1次抽選10月17日、2次選抜(調査)男児11月25日・女児11月26日、3次抽選11月28日 |
| 筑波大学附属小学校 | 出願10月13日〜16日、1次抽選11月7日、2次検査12月13日〜15日、3次抽選12月17日 |
| お茶の水女子大学附属小学校 | 例年、10月に出願、11月に1次抽選、12月に2次検定・3次抽選(最新の募集要項で確認) |
竹早は11月下旬、お茶の水と筑波は12月が中心で、私立の考査(東京都は11月1日から)のあとになります。私立と国立をあわせて受けるときの考え方は国立小学校と私立小学校の受験の違い|選考方法・試験内容・日程・費用を比較で紹介しています。
各校の特徴
お茶の水女子大学附属小学校
2次検定では個別の口頭試問・制作・行動観察などが行われ、保護者が作文を書くのも特徴です。附属高校は女子校のため、男子は中学卒業時に高校受験をすることになります。詳しくはお茶の水女子大学附属小学校の倍率と抽選の仕組み|2027年度の日程・検定内容・学費で紹介しています。
筑波大学附属小学校
志願者は例年4,000名前後で、倍率は約30倍です。2次検査ではペーパーの処理の速さと正確さや、クマ歩きなどの運動が見られます。詳しくは筑波大学附属小学校の倍率と抽選の仕組み|2027年度の日程・検査内容・学費で紹介しています。
東京学芸大学附属竹早小学校
募集は男女各20名程度と少なく、2次選抜の調査は男児と女児で日を分けて行われます。附属竹早中学校への連絡進学制度があります。学校説明会は動画で行われ、対面での説明会は予定されていません(2027年度入学)。
3校をあわせて受けるときのポイント
- 出願の期間が学校ごとに違う(竹早は1次Web出願が9月下旬)ので、早めに確認する
- 1次抽選の結果を見ながら、2次の準備を進める
- 私立の合格発表や入学手続きの期限と、国立の日程の関係を確かめておく
- 抽選で外れた場合の進路も、事前に家族で決めておく
抽選の仕組みと心構えは国立小学校の抽選の仕組み|学校ごとのタイミングと親の心構え・外れたときの伝え方で紹介しています。
よくある質問
Q. 3校すべてに出願できますか?
通学区域の条件を満たしていれば、出願できます。日程が重ならないかは、毎年の募集要項で確認しましょう。
Q. 受験のために引っ越してもいいですか?
通学区域に保護者と実際に住んでいることが条件です。入学後も住み続ける必要がある学校もあります。注意点は小学校受験で引っ越しは有利?国立小の通学区域と「住民票ずらし」のリスクで紹介しています。


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