幼稚舎のクラスの要点
- 1学年4クラス・1クラス36名(男子24名・女子12名)。6年間クラス替えがなく、担任も基本的に同じ
- 担任に教え方の自由度があり、クラスごとに教材や方法が違うこともある(公式)
- 「K組は芸能人クラス」に裏づけはない。入試は家庭の職業・学歴・家族構成を見ないと公式に明言
慶應義塾幼稚舎は1学年4クラス、1クラス36名(男子24名・女子12名)で、6年間クラス替えがなく、基本的に担任も代わらない「6年間担任持ち上がり制」をとっています。クラス名は「KEIO」の頭文字からK組・E組・I組・O組と言われますが、公式サイトにクラス名の記載はありません。
「K組は芸能人クラス」という噂がありますが、学校がそうした編成を公表したことはなく、裏づけはありません。この記事では、幼稚舎の公式サイト(教育方針・入学試験Q&A・舎長メッセージ)をもとに、クラス編成と担任持ち上がり制の実際、噂が生まれやすい理由、受験する家庭が本当に確かめておきたいことをまとめました。
幼稚舎のクラス編成(公式)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 1学年の人数 | 144名(男子96名・女子48名) |
| クラス数 | 4クラス |
| 1クラスの人数 | 36名(男子24名・女子12名) |
| クラス替え | 6年間なし。基本的に担任も代わらない |
| 授業の人数 | 授業によって1クラスを2分割・3分割して少人数化 |
| クラス対抗 | 運動会や校内大会はクラス対抗で行う |
どのクラスも男女比は同じ(男子24名・女子12名)で、4クラスとも同じ形で編成されています。特定のクラスだけが特別な編成になっているという公式の情報はありません。
6年間担任持ち上がり制とは
幼稚舎は公式サイトで、教育の特色として「6年間担任持ち上がり制」を挙げています。児童の成長と発達は一人ひとり異なるため、同じ担任が6年間の長い目で見守り、深く理解していくという考え方です。
| 特徴 | 公式サイトの説明(要旨) |
|---|---|
| 長い目で見る | 6年間クラス替えがなく、担任も基本的に代わらない。一人ひとりの成長を長い目で見守る |
| 一生の友と恩師 | 6年間の共通体験で友情を育み、「一生の友や一生の恩師」を生み出す |
| 担任の自由度 | 教育内容について担任にかなりの自由度があり、ほかのクラスと教材や方法が異なることもある |
| 担任が教える教科 | 国語・社会・算数・総合(生活)・体育の一部 |
| 専科制で補う | 1年生から音楽・絵画・造形・体育・英語・情報・総合を専科の教員が指導 |
2023年度の教員数は、専任50名(舎長・主事・クラス担任24名・専科教員24名)と非常勤講師24名です。担任が固定される一方で、多くの専科教員が関わることで、「いろいろな角度から複数の目で見る」ことも重視しています。
担任に自由度があるため、同じ学年でもクラスによって授業の進め方や雰囲気が違うことは学校自身が説明しています。「クラスによって色がある」ことが、特定のクラスについての噂が生まれやすい理由の一つと考えられます。
「K組は芸能人クラス」という噂の背景
K組が話題になるのは、「KEIO」の最初の文字で特別な印象を持たれやすいことや、在籍する有名人の家庭が報道などで特定のクラスと結びつけて語られることが理由と考えられます。6年間クラス替えがないため、一度結びつけられたイメージが長く語られやすい面もあります。
一方で、幼稚舎の入学試験Q&Aでは、次のように説明されています。
- 保護者の国籍や職業、学歴による影響はない
- 保護者の離婚あるいは死別など、家族構成による影響はない
- 紹介状や推薦状は「必要ありません。受け取っていません」
- 受験に当たっての寄付金や入学予約金は「一切ありません」
- 入学試験に関して、舎長や教職員との面会は一切できない
入試の段階で家庭の肩書きを考慮しないと明言している学校が、入学後に家庭の属性でクラスを分けていると考える根拠はありません。噂は噂として受け止め、学校の中身で判断するのが現実的です。芸能人の噂全般については慶應幼稚舎に芸能人の子どもが多いと言われる理由|縁故の噂と公式の説明、縁故の噂は慶應幼稚舎にコネなしで受かる?縁故・裏口の噂と公式の説明、一般家庭の対策で整理しています。
受験する家庭が本当に確かめておきたいこと
クラスの噂より大切なポイント
- 6年間同じ仲間・同じ担任で過ごす環境が、子どもの性格や家庭の方針に合うか
- 担任の自由度が高い分、クラスごとに教え方が違うことを受け入れられるか
- 男子24名・女子12名という男女比の環境をどう考えるか
- 中学からの進路(普通部・中等部・湘南藤沢中等部)をどう考えるか
卒業後の進学先(公式)
幼稚舎の卒業生は、慶應義塾の3つの中学校のどこを進学希望先にするかを、児童・保護者が選択します。公式Q&Aに掲載されている直近の進学状況は次のとおりです。
| 卒業年 | 男子 | 女子 |
|---|---|---|
| 2024年3月卒業 | 普通部61・中等部32・湘南藤沢1・他校1(計95) | 中等部47・他校1(計48) |
| 2025年3月卒業 | 普通部68・中等部27・湘南藤沢1(計96) | 中等部47・他校1(計48) |
| 2026年3月卒業 | 普通部55・中等部34・湘南藤沢5・他校2(計96) | 中等部45・湘南藤沢3(計48) |
男子は普通部(男子校)が多く、女子はほとんどが中等部へ進んでいます。学校生活の詳しい様子は慶應義塾幼稚舎の学校生活|通学・給食・放課後・クラス・卒業後の進学で紹介しています。
よくある不安
よくある質問
Q. 幼稚舎のクラス名はK組・E組・I組・O組ですか?
受験情報などではそう言われていますが、公式サイトにクラス名の記載はありません。
Q. K組は芸能人の子どもが集められたクラスですか?
そうした編成を学校が公表したことはなく、裏づけはありません。4クラスとも男子24名・女子12名の同じ形で編成されています。
Q. クラス替えはありますか?
6年間ありません。担任も基本的に代わりません。
Q. 担任以外の先生にも教わりますか?
1年生から音楽・絵画・造形・体育・英語・情報・総合などを専科の教員が教えます。担任が受け持つのは国語・社会・算数・総合(生活)・体育の一部です。
Q. 入試で面接はありますか?
保護者の面接はありません(公式Q&A)。
まとめ:クラスの噂より、6年間持ち上がりの環境が合うかで判断を
- 1学年4クラス・1クラス36名(男子24名・女子12名)。6年間クラス替えなし
- 担任は基本的に6年間同じ。担任の自由度が高く、クラスごとに教え方が違うこともある
- 1年生から多くの教科を専科の教員が指導し、複数の目で子どもを見る
- 「K組は芸能人クラス」に裏づけはない。入試は家庭の肩書きを見ないと公式に明言
- 中学は普通部・中等部・湘南藤沢中等部から児童・保護者が選ぶ
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出典:慶應義塾幼稚舎 公式サイト(幼稚舎の教育方針・専科紹介・舎長より・入学試験Q&A)(2026年10月確認)。クラス名(K・E・I・O組)は受験情報などによるもので、公式サイトには記載がありません。


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