小学校受験の個別指導は、すべての分野を任せるより、特定の苦手の克服や、志望校に特化した対策など、目的を絞って短期間使うのが効果的です。集団の幼児教室をメインにし、個別指導は「弱点を補う場所」と位置づけると、費用と時間を抑えながら成果につなげやすくなります。
年長の夏が近づくと、集団の教室に通いながら個別指導を検討する家庭が増えます。ただ、目的を決めずに回数を増やすと、費用がふくらみ、子どもの負担も大きくなります。
目次
集団授業と個別指導の役割
| 集団授業(幼児教室) | 個別指導 | |
|---|---|---|
| 役割 | 準備の中心。幅広い分野を順に学ぶ | 苦手の克服、志望校に特化した対策 |
| 強み | 行動観察など集団での経験、周りから受ける刺激 | 一人ひとりのつまずきに合わせて教えられる |
| 注意点 | 一人ひとりの苦手には手が回りにくい | 集団での経験は積めない。1回あたりの費用が高い |
個別指導を検討したいサイン
- 特定の分野だけ苦手(「図形の回転だけわからない」「お話の記憶だけ点がとれない」など)
- 集団のスピードについていけず、自信をなくしている
- 志望校の出題が特殊で、通っている教室の授業では対策が足りない
- 願書や面接の準備を、第三者と一緒に進めたい
上手な使い方
- 目的を一つに絞る:「図形の回転を理解する」「絵画を時間内に仕上げる」など
- 期間を決める:「4回で」「夏休みの間だけ」など、終わりを決めておく
- 家庭で続けることを聞く:個別指導のあとに、家庭で何を続ければよいかを確認する
- 成果を確かめる:模試や家庭学習で、改善したかを確かめてから続けるか決める
「あと何回で、何ができるようになりますか」と聞いて、目安をはっきり答えてくれる先生を選ぶと安心です。長期の契約ばかりをすすめられる場合は、慎重に考えましょう。
費用の考え方
個別指導は、集団授業より1回あたりの費用が高くなります。料金は教室や講師によって大きく違うため、1回の時間、回数、教材費を含めた総額を事前に確かめましょう。準備費用全体の目安は小学校受験の費用はいくら?平均の目安と内訳・家計管理と節約のポイントで紹介しています。
よくある質問
Q. 個別指導だけで受験準備はできますか?
できなくはありませんが、行動観察など集団での経験が不足しがちです。模試や講習で、ほかの子どもと一緒に取り組む機会を補いましょう。
Q. 家庭教師とどちらがいいですか?
教室に通うか、自宅に来てもらうかの違いが大きく、目的は似ています。家庭教師については小学校受験の家庭教師は必要?役立つ家庭・幼児教室との違い・選び方で紹介しています。


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