早稲田実業学校は「いじめ防止基本方針」を公式サイトで公開しており、初等部もこの方針の対象です。「早実はいじめが多い」といったうわさを裏づける公的なデータはありません。気になる場合は、学校の方針を読んだうえで、説明会などで相談の窓口や対応の流れを確かめるのが確実です。
志望校の評判は気になるものですが、インターネット上のうわさには根拠がはっきりしないものも多くあります。この記事では、学校が公表している方針や行事をもとに、早実初等部の学校生活と、いじめへの備えについて整理しました。
いじめへの学校の取り組み
早稲田実業学校は、初等部・中等部・高等部を対象とする「いじめ防止基本方針」を定め、公式サイトで公開しています。委員会には初等部の教員も加わり、未然防止、早期発見、起きたときの対応について学校としての考え方が示されています。
校訓の「三敬主義(他を敬し、己を敬し、事物を敬す)」も、ほかの人を大切にすることを教育の柱にしたものです。
どの学校でも、子ども同士のトラブルは起こります。大切なのは「いじめがあるかないか」より、起きたときに学校がどう対応するかです。
説明会などで確かめたいこと
- 子どもや保護者が相談するときの窓口(担任、学年の先生など)
- トラブルが起きたときに家庭へどう連絡が来るか
- 休み時間や放課後の見守りの体制
- スマートフォンや学校のタブレットの使い方のルール
学校生活の様子
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 1学年の人数 | 108名(男女共学) |
| 時程 | 8:25登校、90分授業×3コマ、12:15〜13:15給食・昼休み、15:15下校 |
| 昼食 | 校内の厨房でつくる給食 |
| 制服 | あり(かばん・帽子・体育着なども学校指定) |
主な行事
| 時期 | 主な行事 |
|---|---|
| 1学期 | 入学式、1年生を迎える会、春の遠足、早慶戦応援、田植え、4・5年生の宿泊学習、海外プログラム(希望者)、白馬岳登山 |
| 2学期 | 3年生の宿泊学習、文化祭、運動会、稲刈り、6年生の宿泊学習、台湾との交流、なわとび大会 |
| 3学期 | 学習発表会、6年生を送る会、卒業式、スキー教室(希望者) |
田植えから稲刈りまでの体験や、登山、宿泊学習など、自然の中での活動が多いのが特徴です。教育方針でも、五感を養う自然体験や、手を動かしてものをつくる学びが大切にされています。
初等部から中等部への進学
初等部の卒業生は、早稲田実業学校中等部へ進みます。中等部では、中学受験で入学した生徒と一緒の学校生活になります。中等部への進学には学内の基準があり、ほぼ全員が基準を満たして進学していると紹介されています。高等部からは、9割以上が早稲田大学へ推薦で進学しています(2026年3月卒業生は336名中316名)。
入学後のトラブルに備えて家庭でできること
- 学校であったことを、子どもが話しやすい雰囲気をつくる
- 「いやなことをされたら先生に言っていい」と伝えておく
- 気になることは、うわさで判断せず担任に直接相談する
- 保護者同士のグループチャットやSNSで、ほかの家庭の子どもの話を広げない
私立小学校のいじめや保護者同士の関係で悩みやすい場面は、私立小学校のいじめと保護者同士の関係|悩みやすい場面と対応のポイントで詳しく紹介しています。
よくある質問
Q. 早稲田実業初等部はいじめが多いのですか?
いじめが多いことを示す公的なデータはありません。学校は「いじめ防止基本方針」を公開しており、初等部もその対象です。
Q. 外部から入る中学生と、初等部出身の生徒の関係はどうですか?
中等部では、初等部出身の生徒と中学受験で入った生徒が一緒に学びます。関係の良し悪しを示す公的な情報はないため、説明会や学校見学で様子を確かめましょう。
Q. 制服はありますか?
あります。かばん、帽子、体育着なども学校指定です。


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