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国立小学校と私立小学校の受験の違い|選考方法・試験内容・日程・費用を比較

国立と私立小学校受験の違い|費用・難易度・親の負担を比較1

国立小学校の受験は「抽選」と「検査」の組み合わせで、決められた通学区域に住んでいることが出願の条件です。私立小学校の受験は学校ごとの考査で合否が決まり、通学区域の制限がない学校が多くあります。考査の時期は私立が先、国立が後のため、両方を受ける家庭も多くあります。

国立と私立では、合否の決まり方も、出願の条件も、入学後の費用も大きく違います。違いを知ったうえで、家庭に合う受験の組み立て方を考えましょう。

目次

国立と私立の受験の違い(比較表)

項目 国立小学校 私立小学校
合否の決まり方 抽選と検査(抽選が2回ある学校も) 学校ごとの考査の総合評価
出願の条件 通学区域に保護者と同居していること 通学区域の制限がない学校が多い(通学時間の目安を示す学校も)
試験の内容 ペーパー、個別テスト、制作、運動、行動観察など(学校による) ペーパー、個別テスト、行動観察、運動、絵画・制作など(学校による)
面接 実施しない学校もある。保護者作文がある学校も 親子面接・保護者面接を行う学校が多い
考査の時期 11月〜12月が中心 東京都は11月1日から、神奈川県は10月から
倍率 抽選があるため数十倍になる学校も 学校により数倍〜十数倍
入学後の費用 授業料なし。初年度は数十万円程度 都内の主要校で初年度100万〜180万円程度

首都圏の主な国立小学校

学校 選考の流れ 募集 通学区域
筑波大学附属小学校(文京区) 1次抽選→2次検査→3次抽選 約128名(倍率約30倍) 東京23区・西東京市・埼玉県和光市
お茶の水女子大学附属小学校(文京区) 1次抽選→2次検定→3次抽選 約50名(倍率50倍以上) 東京23区
東京学芸大学附属竹早小学校(文京区) 1次抽選→2次選抜(調査)→3次抽選 男女各20名程度 東京23区
東京学芸大学附属世田谷小学校 調査のあとに抽選 105名 世田谷区・目黒区・大田区の指定地域
東京学芸大学附属小金井小学校 調査→合格候補者の中で抽選 105名 多摩地域の市と杉並区・中野区など
東京学芸大学附属大泉小学校 1次抽選(志願者数によっては実施しない)→2次(総合調査) 男子45名・女子45名 練馬区など8区・7市と埼玉県の4市

出典:各校の公式サイト・募集要項(令和9年度入学、2026年10月確認)。日程や条件は毎年変わるため、必ず最新の募集要項を確認してください。

このほか、神奈川県には横浜国立大学教育学部附属の横浜小学校・鎌倉小学校があり、東京都には都立の立川国際中等教育学校附属小学校もあります。選考の方法や通学区域は学校ごとに違い、変わることもあるため、必ず最新の募集要項で確認しましょう。

詳しくは筑波大学附属小学校の倍率と抽選の仕組み|2027年度の日程・検査内容・学費、お茶の水女子大学附属小学校の倍率と抽選の仕組み|2027年度の日程・検定内容・学費で紹介しています。

国立小学校の受験の特徴

  • 1次の抽選で受験者が絞られ、外れると検査を受けられない
  • 検査に合格したあと、最後にもう一度抽選がある学校もある
  • 筑波大学附属小学校のように、ペーパーの処理の速さや運動(クマ歩きなど)が見られる学校がある
  • お茶の水女子大学附属小学校では、2次検定の際に保護者が作文を書く

抽選があるため、「抽選は運、検査は実力」と割り切って準備することが大切です。抽選の仕組みと心構えは国立小学校の抽選の仕組み|学校ごとのタイミングと親の心構え・外れたときの伝え方で紹介しています。

私立小学校の受験の特徴

  • 学校ごとに出題の傾向が大きく違う(ペーパーのない学校もある)
  • 親子面接や保護者面接で、家庭の教育方針が問われることが多い
  • 考査日が重ならなければ、複数の学校を受けられる

学校ごとの試験の特徴は関東の小学校受験 偏差値ランキング【2027年度】倍率・試験の特徴つき一覧で一覧にしています。

国立と私立をあわせて受けるときのスケジュール

時期 私立 国立
9月〜10月初め 出願(神奈川県は8月下旬からの学校も) —
10月 面接(学校による)、神奈川県の考査 出願(例:筑波大学附属は10月13日〜16日)
11月 東京都の考査・合格発表 1次抽選(例:筑波大学附属は11月7日)
12月 — 2次検査・3次抽選

私立の合格発表のあとに国立の検査があるため、私立の入学手続きの期限と国立の日程の関係を、事前に確認しておきましょう。日程は2027年度入試(2026年秋実施)の例です。併願の考え方は小学校受験の併願の組み方|2027年度入試の考査日程と受験校の組み合わせ方で紹介しています。

費用の違い

学校 初年度 2年目以降
筑波大学附属小学校 約26万円 年約11万円
お茶の水女子大学附属小学校 約45万円 年約20万円
都内の主要な私立小学校 100万〜180万円程度 学校により年80万〜140万円程度

私立小学校の学費は私立小学校の学費は6年間でいくら?主要校の初年度納入金と公立+中学受験の比較で詳しく紹介しています。国立に通う場合のメリット・デメリットは国立小学校のメリット・デメリット|学費・教育・保護者の関わりと向いている家庭で整理しています。

よくある質問

Q. 国立小学校の対策は私立と同じでいいですか?

基本となる力(話を聞く、指示どおりに動く、生活習慣)は共通です。ただ、筑波大学附属小学校のペーパーや運動のように、学校ごとに特徴的な課題があるので、志望校の出題に合わせた対策もしましょう。

Q. 国立だけを受験してもいいですか?

抽選があるため、国立だけを受ける場合は、すべて抽選で外れる可能性も考えておく必要があります。公立小学校に進むことも前向きに考えられるなら、国立だけを受ける選択もあります。

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この記事を書いた人

お受験ラボ編集部です。
私たちは、首都圏の私立小学校受験を中心に、ご家庭の不安や疑問に寄り添いながら情報を届ける教育ライターチームです。

最新動向の反映には努めつつ、
「今、保護者が本当に知りたいこと」を軸に、正確で実践的な情報の発信を続けています。

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