国立小学校の多くは、選考の中に抽選があります。抽選のタイミングは学校によって違い、筑波大学附属小学校・お茶の水女子大学附属小学校・東京学芸大学附属竹早小学校は「抽選→考査(調査)→抽選」、附属小金井小学校は「調査のあと合格候補者の中で抽選」です。抽選は準備では変えられない部分なので、「抽選は運、考査は実力」と割り切り、結果に合わせた進路を事前に考えておきましょう。
国立小学校は学費が安く、研究校として特色ある教育を行っているため、私立以上の倍率になることもあります。この記事では、抽選の仕組みと学校ごとのタイミング、親の心構え、抽選で外れたときの子どもへの伝え方を紹介します。
学校ごとの抽選のタイミング(2027年度入学)
| 学校 | 選考の流れ | 募集人員 |
|---|---|---|
| 筑波大学附属小学校 | 1次抽選→2次検査→3次抽選 | 約128名(男女各64名) |
| お茶の水女子大学附属小学校 | 1次抽選→2次検定→3次抽選 | 約50名(男女各約25名) |
| 東京学芸大学附属竹早小学校 | 1次抽選→2次選抜(調査)→3次抽選 | 男女各20名程度 |
| 東京学芸大学附属世田谷小学校 | 調査のあとに抽選 | 105名 |
| 東京学芸大学附属小金井小学校 | 調査→合格候補者の中で抽選 | 105名 |
| 東京学芸大学附属大泉小学校 | 1次抽選(志願者数によっては実施しない)→2次(総合調査) | 男子45名・女子45名 |
都立の立川国際中等教育学校附属小学校も、1次抽選(志願者が一定数を超えた場合)→2次適性検査→3次抽選の形で選考を行います。
抽選のタイミングによる違い
| タイミング | 学校の例 | 気をつけたいこと |
|---|---|---|
| 考査の前に抽選 | 筑波・お茶の水・竹早(1次)、大泉(志願者が多い場合) | 外れると考査を受けられない。抽選の日程を確認し、準備を続けるか判断する |
| 考査のあとに抽選 | 筑波・お茶の水・竹早(3次)、小金井、世田谷 | 考査に合格しても、最後に抽選で外れることがある |
考査(調査)に合格しなければ、最後の抽選にも進めません。抽選があっても準備には意味があり、身につけた力は私立の受験や入学後の生活にも生きます。
親の心構え
- 国立を受ける場合も、私立や公立など、結果に応じた進路を事前に決めておく
- 抽選の結果を、子どもの努力や能力の評価と結びつけない
- 子どもには、抽選の仕組みを細かく話すより「テストの日」として前向きに伝える
- 夫婦で「抽選は運、考査は実力」と共有しておく
抽選で外れたときの伝え方
| 避けたい伝え方 | 伝えたい言葉の例 |
|---|---|
| 子どもの前で泣く、落ち込む | 「今回はご縁がなかったね」と落ち着いて伝える |
| 「運が悪かったね」と嘆く | 「ここまでがんばったことは、ちゃんと力になっているよ」 |
| 学校の悪口を言う | 次に進む学校の楽しみを一緒に話す |
全落ちしたときの考え方と子どもへの伝え方は小学校受験で全落ちしたら|その後の選択肢・二次募集・子どもへの伝え方で紹介しています。
よくある質問
Q. 国立小学校を第一志望にしてもいいですか?
もちろんかまいません。ただ、抽選があるため、私立や公立など、結果に応じた進路もあわせて考えておくことが大切です。
Q. 抽選の結果はどこで確認できますか?
学校によって、公開の抽選会やオンライン配信、Webでの発表など方法が違います。募集要項で確認しましょう。


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