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小学校受験の季節の問題対策|春夏秋冬によく出るもの・迷いやすいもの・家庭でできる体験

年中〜年長向け | 出題範囲は東京農業大学稲花小学校の2027年度募集要項、お茶の水女子大学附属小学校の説明会Q&Aで確認(2026年10月)

⚡ この記事のポイント

  • 季節の問題は、行事・花・食べ物・生き物・自然の様子がよく出る
  • 店頭に並ぶ時期と問題集の季節がずれるものは迷いやすい
  • 体験したことを話す・描くと知識として残りやすい
春ひな祭り・桜・イチゴおたまじゃくし
夏・秋七夕・朝顔/お月見・クリセミ/トンボ
冬お正月・節分・ミカン氷・霜柱

小学校受験の季節の問題では、季節の行事、花や植物、旬の食べ物、生き物、自然の様子がよく取り上げられます。プリントで覚えるより、実際に見て、触れて、味わった体験のほうがずっと記憶に残ります。季節ごとの体験を、家族の楽しみとして少しずつ重ねていきましょう。

いまはスーパーで一年中いろいろな野菜や果物が手に入り、子どもが季節を感じる機会は少なくなっています。たとえばイチゴは冬から店頭に並びますが、受験の問題集では春のものとして扱われることが多く、体験と結びついていないと迷いやすいところです。

ここでは、学校が公式に示している出題の範囲、季節ごとによく出るもの、迷いやすいもの、出題の形式、家庭でできる体験を順に紹介します。ペーパーテストの分野全体は小学校受験のペーパーテスト対策|分野別の出題内容と家庭での練習法・学校別の傾向で取り上げています。

目次

学校が示している出題の範囲

季節について、出題範囲を公式に示している学校もあります。

  • 東京農業大学稲花小学校:2027年度の募集要項(詳細版)で、ペーパーの題材の例として「動植物」「季節感」を挙げています。
  • お茶の水女子大学附属小学校:2026年度の説明会Q&Aで、選考は「幼稚園教育要領や保育所保育指針の範囲」の内容と説明しています。

幼稚園や保育園で過ごす中で自然に触れる季節の行事や身近な自然が、そのまま出題の土台になっていると考えると、準備の方向がつかみやすくなります。特別な知識を詰め込むより、身近な季節の移り変わりに気づける体験を積み重ねることが大切です。

季節ごとによく出るもの

季節 行事 花・植物 食べ物 生き物・自然
春(3〜5月) ひな祭り、入学式、こどもの日 桜、チューリップ、たんぽぽ、つくし イチゴ、タケノコ、柏餅 ちょう、てんとう虫、おたまじゃくし
夏(6〜8月) 七夕、お盆、夏祭り 朝顔、ひまわり、あじさい スイカ、トマト、きゅうり、トウモロコシ セミ、カブトムシ、ホタル、入道雲
秋(9〜11月) お月見、運動会、七五三 コスモス、ススキ、ヒガンバナ、紅葉 クリ、サツマイモ、カキ、ブドウ、サンマ トンボ、スズムシ、コオロギ、落ち葉
冬(12〜2月) クリスマス、お正月、節分 ツバキ、スイセン、ウメ(冬の終わり) ミカン、ダイコン、ハクサイ、おせち料理 雪、氷、霜柱、白い息

野菜や果物の旬や、季節の区切り方は、問題集や教室によって扱いが違うことがあります。迷ったときは、通っている教室や使っている問題集の扱いにそろえておくと混乱しません。

迷いやすいもの

店頭に並ぶ時期と、問題集で扱われる季節がずれているものは、子どもが迷いやすいポイントです。

もの 迷いやすい理由 問題集での扱いの例
イチゴ 冬からクリスマスケーキなどで目にする 春
トマト・きゅうり ハウス栽培で一年中ある 夏
ミカン 秋の終わりから出回る 冬
ウメ 花が咲くのは冬の終わり〜春の初め 冬の終わり、または春
あじさい 梅雨の時期に咲く 夏(梅雨)
運動会 春に行う園や学校も多い 秋

「お店ではいつでも売っているけれど、畑でとれるのは夏なんだよ」のように、店頭と畑の違いを話してあげると、子どもも納得しやすくなります。

出題の形式の例

季節の問題は、問題集などで次のような形でよく見られます。

形式 内容
仲間集め 同じ季節のものを選んで線で結ぶ、丸をつける
仲間はずれ 一つだけ季節が違うものを選ぶ
順番 春夏秋冬の順に並べる、行事を起きる順に並べる
関係のあるもの 行事と、それに使うもの(節分と豆、七夕と笹など)を結ぶ
お話の中の季節 お話を聞いて、出てきた季節や様子を答える

どの形式でも、「なぜその季節なのか」を子どもが自分の言葉で言えると、初めて見る問題にも対応しやすくなります。

季節ごとにおすすめの体験

春

  • お花見で、桜だけでなく、たんぽぽやつくしも探す
  • チューリップを球根から育て、咲く時期を実感する
  • 池や田んぼでおたまじゃくしを見つけ、カエルになるまでを観察する
  • タケノコの皮を一緒にむき、柏餅の葉の香りをかいでみる

夏

  • 朝顔を育て、つるの伸び方や花が咲く時間を観察する
  • セミの抜け殻を探し、鳴き声の違いを聞き分ける
  • 七夕の笹飾りを作り、短冊に願い事を書く
  • トウモロコシの皮をむく、スイカを切るなど、夏の野菜や果物に触れる

秋

  • どんぐりや落ち葉を拾い、形や色の違いを比べる
  • お月見でススキとお団子を飾り、月の形の変化を見る
  • サツマイモ掘りやクリ拾いを体験する
  • スズムシやコオロギの鳴き声を聞く

冬

  • バケツに水を張って外に置き、翌朝の氷を観察する
  • お正月に門松や鏡餅、おせち料理の意味を話す
  • こま回し、たこあげ、かるたなどの昔遊びをする
  • 節分に豆まきをし、ヒイラギとイワシの飾りの意味を知る

体験したあとに「何を見たか」「どんな音やにおいがしたか」を話したり、絵に描いたりすると、知識が記憶に残りやすくなります。体験を絵にする練習は、そのまま絵画の対策にもつながります(小学校受験の絵の描き方|人物・動き・背景を描くコツとテーマ別の練習)。

家庭での学び方のコツ

  • カレンダーに季節の行事を書き込み、家族の予定にする
  • 買い物のときに「これはいつの季節の野菜かな?」と話す
  • 図鑑や絵本で、体験したものを調べ直す
  • 体験できないものは、写真や図鑑で補う
  • 季節のものを集めた「季節カード」を親子で作り、仲間分けで遊ぶ

季節の体験は、1年に1回しかできないものがほとんどです。年中のうちから意識して取り入れておくと、年長でもう一度体験するときに「去年も見たね」と記憶がつながります。

夏休みの過ごし方は年長の夏休みの過ごし方|共働き家庭の小学校受験準備・夏期講習・預け先のポイント、年長期の家庭での過ごし方は年長期の家庭習慣と直前期の過ごし方|小学校受験で力を出し切るためにでも紹介しています。

😟共働きで、季節の体験に出かける時間がとれません
💡遠出をしなくても、通勤や通園の道で花や虫を探す、旬の野菜を一緒に料理するなど、日常の中で季節は感じられます。週末に1つだけ季節のことをする、と決めるのも続けやすい方法です。
😟都市部に住んでいて、田んぼや畑がありません
💡公園の植え込みや街路樹、ベランダのプランター栽培でも十分です。体験できないものは、図鑑や写真で補えば問題ありません。

よくある質問

Q. 季節の問題は、いつから準備すればいいですか?

季節の体験は1年に1回しかできないので、年中のうちから意識して取り入れるのがおすすめです。年長の1年間で、すべての季節をひと通り体験できるように計画しておくと安心です。

Q. 体験の時間がとれない場合は?

毎日の買い物や散歩、食事の中でも季節は感じられます。旬の野菜を一緒に料理する、道ばたの花の名前を調べるなど、短い時間でできることから始めましょう。

Q. 問題集と教室で季節の扱いが違うときは?

旬や季節の区切り方は、教材によって違うことがあります。通っている教室があれば、その扱いにそろえておくのが混乱しない方法です。

季節の問題対策のポイント

  • 行事・花・食べ物・生き物・自然の様子がよく出る
  • 稲花小学校は出題の題材に「季節感」を挙げている
  • 店頭と旬がずれるものは、理由と一緒に覚える
  • 体験したことを話す・描くと記憶に残る
  • 季節の体験は年中のうちから計画的に

季節の体験は、受験のためだけでなく、家族の思い出にもなります。楽しみながら続けてください。

出題範囲は、東京農業大学稲花小学校の2027年度募集要項(詳細版)、お茶の水女子大学附属小学校の2026年度説明会Q&Aによります(2026年10月確認)。季節ごとのもの・出題形式の例は一般的な問題集での扱いをもとにしたもので、学校が公表しているものではありません。

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この記事を書いた人

お受験ラボ編集部です。
私たちは、首都圏の私立小学校受験を中心に、ご家庭の不安や疑問に寄り添いながら情報を届ける教育ライターチームです。

最新動向の反映には努めつつ、
「今、保護者が本当に知りたいこと」を軸に、正確で実践的な情報の発信を続けています。

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