東京学芸大学の附属小学校は、世田谷・竹早・小金井・大泉の4校で、それぞれ通学区域、募集人数、選考の流れが違います。令和9年度入学では、竹早が男女各20名程度(23区内)、世田谷が105名(世田谷区・目黒区・大田区の指定地域)、小金井が105名(多摩地域など)、大泉が男女各45名(練馬区など)です。まず「住んでいる地域でどの学校を受けられるか」を確かめることが出発点です。
この記事では、4校の公式サイトと募集要項(令和9年度入学)をもとに、募集・通学区域・選考の流れ・日程・中学への進学を比較しました。
4校の比較(令和9年度入学)
| 学校 | 募集 | 通学区域 | 選考の流れ | 日程 | 中学への進学 |
|---|---|---|---|---|---|
| 世田谷小学校 | 105名 | 世田谷区・目黒区・大田区の指定された地域に保護者とともに居住 | 調査のあとに抽選 | 出願9月17日〜25日(郵送)、調査11月25日〜、発表・抽せん11月28日 | 附属世田谷中学校への連絡進学制度あり |
| 竹早小学校 | 男女各20名程度 | 東京23区内に保護者とともに居住(入学から卒業まで) | 1次抽選→2次選抜(調査)→3次抽選 | 1次Web出願9月24日〜30日、1次抽選10月17日、2次選抜(調査)男児11月25日・女児11月26日、3次抽選11月28日 | 附属竹早中学校への連絡進学制度あり |
| 小金井小学校 | 105名 | 小金井市など多摩地域の14市と杉並区・中野区の全域、ほか一部の指定地域(東京都内の通学時間が40分以内の地域を一部含む町全体) | 調査→合格候補者の中で抽選 | 出願9月14日〜25日、調査11月25日・26日、合格候補者発表11月27日、抽選11月28日 | 附属小金井中学校への連絡進学制度あり |
| 大泉小学校 | 男子45名・女子45名 | 練馬区・豊島区・板橋区・文京区・新宿区・中野区・杉並区・北区、西東京市・東久留米市・清瀬市・武蔵野市・東村山市・三鷹市・小平市、埼玉県和光市・新座市・朝霞市・所沢市 | 1次抽選(志願者数によっては実施しない)→2次(総合調査) | 1次出願9月11日〜10月2日、1次抽選10月9日、総合調査11月25日・26日(両日参加)、合格発表11月28日 | 附属竹早・世田谷・小金井の各中学校への連絡進学制度あり |
受けられる学校は住所で決まる
学芸大附属の4校は、どれも通学区域が決められていて、入学後も区域内に住み続けることが求められます。たとえば23区内でも、竹早は23区全域が対象ですが、世田谷は世田谷区・目黒区・大田区の指定地域に限られます。大泉は練馬区などの区のほか、西東京市や埼玉県の和光市・新座市・朝霞市・所沢市も対象です。
通学区域は町名単位で細かく決められている学校もあります。自宅が対象かどうかは、必ず各校の募集要項で確認しましょう。
選考の流れの違い
- 竹早:最初に抽選(1次)、そのあと調査(2次)、最後にもう一度抽選(3次)
- 世田谷:調査のあとに抽選
- 小金井:調査のあと、合格候補者の中で抽選。附属幼稚園の卒園見込み者は抽選なし
- 大泉:志願者が多い場合に1次抽選、そのあと2日間の総合調査
どの学校も抽選があるため、どれだけ準備しても合否が運に左右される面があります。調査の部分で力を出せるよう準備し、抽選の結果は割り切る気持ちが大切です。国立小学校の抽選の考え方は国立小学校の抽選の仕組み|学校ごとのタイミングと親の心構え・外れたときの伝え方で紹介しています。
日程の重なりに注意
4校とも2次の調査が11月25日前後に集中しており、発表は11月27日〜28日です。私立小学校の考査(11月上旬)よりあとなので、私立と併願する家庭もあります。私立の入学手続きの期限との兼ね合いは、出願前に確認しておきましょう。
中学への進学
4校とも、附属の中学校への「連絡進学」の制度があります。ただし、全員がそのまま進めるとは限りません。進学の条件や人数は、説明会などで確かめておいてください。
よくある質問
Q. 学芸大附属の4校は併願できますか?
通学区域が決められているため、住所によって受けられる学校が限られます。区域が重なる場合も日程が近いので、募集要項で必ず照らし合わせてください。
Q. 竹早小学校の通学区域はどこですか?
東京23区内に保護者とともに住んでいることが条件で、入学から卒業まで続きます。
Q. 抽選はありますか?
4校とも選考に抽選があります(大泉の1次抽選は志願者数によって実施しない場合があります)。


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