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学習院初等科の入試と教育の特徴、制服・お弁当・学費を解説

学習院初等科の入試・制服・お弁当事情を徹底解説1

皇族や旧華族が通う伝統校、学習院初等科の実態を知りたい方へ

明治10年(1877年)に開校し、皇族・華族のための教育機関として長い歴史を持つ学習院初等科。
現代でもそのブランド力は高いですが、単なる「お家柄の学校」ではなく、独自の教育理念を貫いています。

この記事では、学習院初等科の制服やランドセルの由来、教育の特徴、お弁当事情、入試の実態、学費や保護者層について詳しく解説します。

目次

1. 制服とランドセル:日本の小学生スタイルの発祥地

1. 制服とランドセル:日本の小学生スタイルの発祥地

学習院の制服とランドセルは、日本の小学生の伝統的なスタイルの原点と言われています。

ランドセルの起源

明治18年、伊藤博文が後の大正天皇の入学祝いに軍隊用背嚢を模した鞄を献上したことが、ランドセルの始まりとされています。
学習院のランドセルはシンプルな革製で、校章の桜の刻印が入っています。
「物を大切にする心」を象徴している点が特徴です。

伝統の紺色制服

男子は詰襟の制服に半ズボン、冬は黒のコートを着用します。
女子は紺色のセーラー襟ジャケットにプリーツスカートです。
華美な装飾を排し、「皆が平等であること」を教えるための制服と考えられています。

2. 教育の特徴:「体験重視」と「正直さ」を育む

2. 教育の特徴:「体験重視」と「正直さ」を育む

学習院の教育は、体験を通じて人間力を育てることと、正直さを重視することが柱です。

伝統行事「沼津海浜教育」

静岡県沼津市の遊泳場で行われる合宿は、明治時代から続く伝統行事です。
男子はふんどし、伝統的な水着を着用し、日本泳法を学びます。
単なる海水浴ではなく、規律や自然との向き合いを通じて精神修養を図る場とされています。

正直さを貫く指導

学習院では「嘘をつかない」「ごまかさない」ことが徹底されており、落とし物は必ず届けられ持ち主に戻ると言われています。

また、テストにおける不正行為には非常に厳しい態度が取られ、「人としての正しさ」が成績以上に重視される傾向があります。

3. お弁当事情:共働き家庭にとっての課題

学習院初等科には給食がなく、6年間毎日お弁当を持たせる必要があります。

給食室がないため、牛乳給食はありますが昼食は家庭からの持参が基本です。
これは学校の教育方針で、「家庭の味を昼食に頂くことで子どもの精神的安定を図る」「親が健康管理を担う」という考えに基づいています。

共働き家庭では毎朝のお弁当作りが負担となるため、冷凍食品の活用や週末の作り置きなど工夫しているケースが多いです。

4. 入試実態:「個別考査」が合否の鍵

4. 入試実態:「個別考査」が合否の鍵

学習院初等科の入試は高倍率ですが、独特の選抜方法が特徴です。

ペーパーテスト(筆記)

難問は出ませんが、ミスが許されない高得点勝負となる傾向があります。
お話の記憶や数量、図形など基礎力が問われ、丁寧な字や線の美しさも評価されます。

行動観察

集団でのゲームや自由遊びを通じて、協調性やルール遵守が見られます。
リーダーシップよりもフォロワーシップ(協調性・譲り合い)が好まれる傾向があり、穏やかで品のある子が選ばれやすいと言われています。

個別考査と保護者面接

個別考査では先生と1対1で対話や作業を行い、マニュアル通りの回答ではなく子どもの素直さや育ちが問われます。
保護者面接は両親揃って受けるのが基本で、学校の伝統と合致した教育方針かどうかが厳しくチェックされます。

5. 学費と保護者層:一般家庭も通いやすい環境に

5. 学費と保護者層:一般家庭も通いやすい環境に

学習院初等科は皇族や旧華族だけでなく、一般の医師や弁護士、大手企業のエリート家庭も多く通っています。

初年度納入金は約140万〜150万円で、私立小学校の中では平均的かやや高めの水準です。
寄付金や制服代、行事費用を含めると余裕のある家庭が望ましいと言えます。

礼節を重んじ、学校の伝統を尊重できる良識ある家庭が好まれる傾向があります。

6. まとめ:学習院初等科を目指す家庭へのアドバイス

6. まとめ:学習院初等科を目指す家庭へのアドバイス

学習院初等科は流行の英語教育やICT教育を売りにする学校ではありませんが、6年間で人間の土台を育てる環境が整っています。

自然の中で体を鍛え、正直に生き、他者を尊重する教育方針に共感できる家庭に向いていると言えます。
毎日のお弁当作りも含め、子どもの成長に手間暇をかける覚悟が必要です。

ペーパー対策だけでなく、日々の生活で丁寧な暮らしを心がけることが合格への近道と考えられます。

学習院初等科の特徴を理解し、ご家庭の教育方針と照らし合わせて検討してみてください。

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この記事を書いた人

お受験ラボ編集部です。
私たちは、首都圏の私立小学校受験を中心に、ご家庭の不安や疑問に寄り添いながら情報を届ける教育ライターチームです。

一部の記事には、幼児教育の現場経験が豊富な先生方の監修が入っていますが、
学校や試験内容は毎年大きく変化するため、すべての記事が常に最新の情報であるとは限りません。
その点だけ、あらかじめご理解いただければ幸いです。

最新動向の反映には努めつつ、
「今、保護者が本当に知りたいこと」を軸に、正確で実践的な情報の発信を続けています。

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