開智小学校グループの3校の違いがわからず、受験校選びに迷っている保護者の方へ
首都圏の私立小学校の中でも注目を集める「開智(かいち)」グループですが、2024年に新設された「開智所沢小学校」の登場で、各校の特徴や違いがわかりにくくなっているようです。
それぞれの学校の教育方針や入試の傾向、学費の実態を正しく理解することが、受験校選びの大きな判断材料となります。
この記事では、開智小学校(岩槻)、開智望小学校(茨城)、開智所沢小学校(所沢)の3校の特徴や違いをわかりやすく整理し、入試や学費のポイントも詳しく解説します。
3校の基本スペックと教育方針の違い

開智グループ3校は教育理念は共通しつつも、学びのスタイルや特色に違いがあります。
| 学校名 | 所在地 | 開校年 | 特徴・キーワード | 学制 | 給食 | スクールバス |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 開智小学校(岩槻) | 埼玉県さいたま市岩槻区 | 2004年 | 「4-4-4制」の完成形、探究学習、英語教育 | 12年一貫(小中高) | あり | 充実(各方面から) |
| 開智望小学校(茨城) | 茨城県つくばみらい市 | 2015年 | IB(国際バカロレア)認定校、探究・プレゼン重視 | 12年一貫(中等教育学校) | あり | 充実(TX沿線など) |
| 開智所沢小学校(所沢) | 埼玉県所沢市 | 2024年 | 異学年学級、巨大キャンパス、多様性 | 12年一貫(中等教育学校) | あり | あり(東所沢駅から) |
開智小学校(岩槻)
歴史ある本校で、「4-4-4制」を日本でいち早く導入し、進学実績も出ているため、実績重視の家庭に人気があります。
開智望小学校(茨城)
IB(国際バカロレア)認定校として、世界基準の教育を提供しているのが最大の特徴です。
開智所沢小学校(所沢)
2024年開校の新設校で、異学年学級という独自のチーム制を導入し、コミュニケーション力や協調性を育むことを重視しています。
新設「開智所沢」の特徴と教育環境
開智所沢は既存の2校の良い点を取り入れつつ、新しい教育手法を試みています。
異学年学級(ファミリー)とは?
学年の壁を取り払ったクラス編成で、1・2年生や3・4年生が同じ教室で学びます。
設備とアフタースクール
元大学キャンパスをリノベーションした広大な敷地に、本格的なグラウンドや講堂など充実した設備が整っています。
IB認定ではないが探究学習を重視
現時点ではIB認定校ではありませんが、IBの理念を取り入れた探究的な学びを実践しています。
入試の倍率と試験内容の特徴
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開智所沢は新設校でも志願者が多く、倍率も高めの傾向があります。
併願校としての人気
都内難関校を目指す受験生が、前受けとして開智所沢を受験するケースが多いため、倍率が高くなる傾向があります。
思考力重視の試験内容
暗記では解けない図形や推理問題が中心で、地頭の良さが問われます。
学費の実態と「高い」と言われる理由

開智所沢の学費は埼玉県内の私立小学校としてはやや高めですが、教育内容や施設の充実度を考慮すると納得できる家庭も多いようです。
初年度納入金の目安
- 入学金:約30万円
- 授業料・施設費等:年間約100万円
- 合計:初年度約130万〜140万円
隠れコストに注意
- スクールバス代:利用者は年間数万円〜
- 給食費:年間約10万円
- 制服・タブレット端末代:入学時に必要
- アフタースクール利用料:月額数万円プラスの場合あり
- フィールドワーク積立:宿泊行事の費用
まとめ:我が子に合う開智小学校グループの選び方
3校は教育理念は共通しつつも、学びのスタイルや地域性が異なるため、家庭の希望や居住エリアに合わせて選ぶことが大切です。
- 開智小学校(岩槻):歴史と実績を重視し、基礎から応用まで段階的に学ばせたい家庭に向いています。埼玉東部エリア在住の方におすすめです。
- 開智望小学校(茨城):IB教育にこだわり、将来の海外進学も視野に入れたい家庭に適しています。茨城南部やTX沿線、千葉・東京方面からの通学者も多いです。
- 開智所沢小学校(所沢):異学年学級でコミュニケーション力を育てたい、新しい環境でのびのび学ばせたい家庭に向いています。埼玉西部や東京西部エリアの方におすすめです。


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