お茶の水女子大学附属小学校の入試倍率や男子の進学事情について知りたい方へ
東京都文京区大塚にあるお茶の水女子大学附属小学校は、皇族の悠仁さまも通われたことで注目されています。
女子大附属ながら男子も通えるこの学校の特徴や入試の仕組み、そして男子の高校進学の現実について整理していきます。
この記事では、お茶の水小の入試システム、受かる子の特徴、男子の高校進学問題など、受験を考える保護者が知っておきたいポイントをわかりやすく解説します。
入試システム「運」と「実力」の狭間

お茶の水小の入試は抽選と実技試験を組み合わせた独特のシステムです。
入試の流れ(3段階選抜)
入試は3段階の選抜で行われます。
第1次検定は出願者全員に対する抽選で、ここで約10分の1程度に絞られます。
第2次検定は抽選を通過した子どもたちによる行動観察や実技、面接が行われます。
第3次検定は試験合格者の中からさらに抽選があり、最後のくじ引きで合否が決まることもあります。
倍率の実態
志願者数は毎年2,000名〜3,000名規模で、募集定員は男女各25名程度です。
実質倍率は40倍〜50倍以上になることもあり、非常に高い競争率となっています。
最大の注意点「男子の進路」のファクトチェック

男子の保護者にとって重要なのは、高校進学の際に性別による違いがあることです。
小学校・中学校までは「共学」
お茶の水女子大学附属小学校と附属中学校は男女共学です。
男子も小学校から中学校までは内部進学が可能です。
高校からは「女子校」になる
附属高等学校は女子校であり、男子部はありません。
そのため、男子は中学校卒業時点で外部の高校受験をしなければなりません。
男子は筑波大学附属高校や開成、日比谷、早慶などの難関高校を目指して受験勉強をする傾向があります。
一方、女子は成績基準を満たせば附属高校へ内部進学が可能で、大学までのエスカレーター式進学の道が開けています。
「受かる子」はここが違う!行動観察の極意

お茶の水小の行動観察では、品格と自立が重要視されています。
「お茶の水らしい」品格と自立
行動観察では、他者への配慮と自分のことは自分でする力が見られます。
例えば、お友達と協力して積み木を積む、使った道具を片付ける、待っている間の姿勢などが評価される傾向があります。
キラキラネームは不利?
名前だけで不合格になることはないと考えられますが、保護者が学校の教育方針を理解せずブランド志向だけで志望すると、面接で見抜かれる可能性があります。
制服・学費・保護者の雰囲気

伝統ある制服や国立ならではの学費、保護者層の特徴について整理します。
伝統の制服(標準服)
男子は詰襟に半ズボン、女子は紺色のセーラー服型ジャケットにベルトが特徴です。
ベルトを自分で締められるかも入学時の巧緻性チェックの一つと言われています。
学費は「国立プライス」
授業料は無料で、入学金や教材費、PTA会費などを含めても初年度納入金は10万円台前半程度です。
寄付金は任意ですが、後援会活動があります。
保護者層「セレブ」ばかり?
基本的には教育熱心な庶民から富裕層まで幅広い層が混在しています。
派手なブランド品を見せびらかす親は少なく、知的で落ち着いた雰囲気の方が多いと言われています。
筑波・竹早との違い(併願戦略)

同じ文京区の国立小3校の特徴と使い分けについて解説します。
筑波大学附属小学校
体育会系でペーパー試験が難関、体力があり競争好きな子に向いています。
男子は高校まで繋がる可能性があります。
学芸大附属竹早小学校
遊びや体験を重視し、アットホームな雰囲気です。
のびのびと子どもらしく過ごしたい子に向いています。
お茶の水女子大学附属小学校
品格や自立、生活習慣を重視し、落ち着きがある子に向いています。
女子は高校・大学までの切符を狙う傾向があります。
試験日程が重ならなければ併願は可能ですが、抽選結果によってはすべて受けられないこともあります。
まとめ:男子には「試練」、女子には「王道」

お茶の水女子大学附属小学校は性別によって進学の意味合いが異なる学校です。
男子の親御さんは高校受験が必須となる試練がありますが、質の高い教育を受けた経験は難関高校合格の土台になると考えられます。
中学受験を回避して高校受験で勝負する戦略として適した環境です。
女子の親御さんはお茶の水女子大学へのエスカレーター式進学を目指せる魅力的な環境で、女性リーダー育成の教育が受けられます。
倍率は高いものの挑戦する価値は十分にあります。
抽選の運要素が強い学校ですが、当たり前のことを丁寧にできる子に育てることが合格への近道と考えられます。


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