埼玉県の私立小学校の最新事情や偏差値、入試のポイントを知りたい方へ
埼玉県の私立小学校は、都内の前哨戦としてだけでなく、給食完備やアフタースクールの充実、大学進学のパイプなど、共働き家庭にとって魅力的な環境が整っていると言われています。
本記事では、主要な私立小学校の難易度や特徴、入試戦略をわかりやすく整理しました。
この記事でわかること:埼玉県の私立小学校の偏差値ランク、学校ごとの特徴、入試日程の注意点や併願戦略など、受験を考えるご家庭に役立つ情報を網羅しています。
1. 埼玉県私立小学校の偏差値・難易度ランク早見表

まずは偏差値の目安を把握し、ご家庭の希望に合った学校選びの参考にしてください。
| ランク | 学校名 | 所在地 | 特徴 | 給食 |
|---|---|---|---|---|
| S (60〜) | 青山学院浦和ルーテル | さいたま市緑区 | 青学系属・超人気・小規模 | 完備 |
| S (60〜) | 立教新座小学校 | 新座市 | 男子校・立教大推薦・自由 | 完備 |
| A+ (58〜) | さとえ学園小学校 | さいたま市北区 | 理数&水泳・栄東系列・進学校 | 完備 |
| A (56〜) | 開智小学校(総合部) | さいたま市岩槻区 | 異学年学級・探究・IB | 完備 |
| A (55〜) | 淑徳小学校 (※東京) | 板橋区 | 進学校・埼玉から通学多数 | 完備 |
| B+ (52〜) | 開智所沢小学校 | 所沢市 | 2024新設・最新設備・自然 | 完備 |
| B+ (50〜) | 西武学園文理小学校 | 狭山市 | 英語イマージョン・ホスピタリティ | 完備 |
| B (48〜) | 星野学園小学校 | 川越市 | 伝統・設備豪華・情操教育 | 完備 |
| C (40〜) | 東邦音楽大学附属東邦 | 川越市 | 音楽・少人数・アットホーム | 完備 |
埼玉県の私立小学校はほぼ全てで完全給食が用意されており、都内の学校に比べて親御さんの負担が軽減される傾向があります。
2. 難易度別の学校紹介と特徴
① Sランク:大学系属ブランド(最難関)
最難関校は都内御三家と競合するため、十分な準備が必要です。
青山学院大学系属 浦和ルーテル学院小学校
アクセスは浦和美園駅からスクールバスがあります。
2019年に青学系属となり人気が高まっています。キリスト教教育を基盤に、青山学院大学への進学が一定の基準で可能です。
1学年3クラスの小規模で、手厚い教育が特徴です。
立教新座小学校(男子校)
志木駅・新座駅から徒歩圏内です。
県内唯一の男子校で、広大なキャンパスでのびのびと学べます。立教大学への推薦枠を持ちつつ、他大学受験も可能なカリキュラムです。
自立心を重視した教育が行われています。
入試ではペーパーだけでなく、運動や行動観察で子供らしさや協調性が見られる傾向があります。
② Aランク:進学校・中高一貫(高偏差値)
中学受験を見据えたカリキュラムや中高一貫教育を重視するご家庭に向いています。
さとえ学園小学校
宮原駅・日進駅から徒歩圏内です。
「サイエンス&アクア」を掲げ、校内に水族館やプラネタリウムを備えた理数系の名門校です。系列の栄東中高は県内トップクラスの進学校です。
アフタースクールは20時頃まで対応しており、共働き家庭に支持されています。
開智小学校(総合部)
東岩槻駅から徒歩です。
「4-4-4制」の12年一貫教育を採用し、異学年学級や国際バカロレア(IB)を取り入れた探究型学習が特徴です。
思考力や発想力を問う問題が多い傾向があります。
詰め込み型ではなく、考える力を重視した入試内容です。
③ Bランク〜:グローバル・新設・伝統校
多様な教育方針や新設校も含まれ、個性に合った選択が可能です。
開智所沢小学校(New!)
東所沢駅から徒歩圏内です。
2024年開校の新しい学校で、岩槻キャンパスの教育理念を受け継ぎつつ、自然豊かな環境と最新設備が魅力です。
併願も可能ですが通学圏の検討が必要です。
西武学園文理小学校
新狭山駅・川越駅・稲荷山公園駅からバスでアクセス可能です。
英語イマージョン教育とホスピタリティ教育を柱に、英国への短期留学も実施しています。
小学生のうちから国際感覚を育てたいご家庭に向いています。
星野学園小学校
川越市にあります。
伝統校らしい落ち着いたしつけや情操教育が特徴で、全天候型グラウンドや大講堂など設備も充実しています。
基礎学力の定着に定評があり、系列高校への進学も安定しています。
④ Cランク:独自の少人数教育(穴場)
少人数制で個性を大切にしたいご家庭に適した学校です。
東邦音楽大学附属東邦小学校
南古谷駅からバスでアクセス可能です。
1学年1クラス約30名の少人数制で、音楽大学附属ながら音楽家養成だけでなく、集中力や感性の育成を重視しています。
アットホームな環境で、個性を尊重したいご家庭に向いています。
⑤ 番外編:「準・埼玉」の重要校
埼玉からの通学者が多い東京都内の学校も選択肢に入る場合があります。
淑徳小学校
東京都板橋区にありますが、スクールバスや電車で埼玉から通う児童が多いです。
中学受験に強く、難関中学への合格実績が高い学校です。
入試日は11月(東京日程)で、10月の埼玉入試と併願する戦略が考えられます。
3. 埼玉入試で失敗しないための3つの戦略

学校選びだけでなく、入試日程の調整や通学負担も重要な判断軸です。
戦略①:日程重複(さとえ vs 開智)をどう攻略するか
例年、さとえ学園と開智(岩槻)の入試日や面接日程が重なる傾向があります。
両方に出願し、直前までお子様の仕上がりを見て決める方法や、片方を一般入試(第2回)に回す方法がありますが、倍率が高くなることもあります。
戦略②:10月中に合格を持つメンタル効果
都内入試(11月)が本命でも、埼玉の10月入試で合格を一つ持っていると、親子の精神状態が安定しやすいと言われています。
「全落ちの不安」が軽減され、都内入試でのパフォーマンス向上が期待できます。
通学可能な範囲であれば、埼玉の学校を「お守り校」として受験することを検討するとよいでしょう。
戦略③:通学時間の「60分の壁」
埼玉の私立小学校はスクールバスが充実していますが、ドア・ツー・ドアで60分を超える通学は、低学年のお子様にとって負担が大きくなる可能性があります。
乗り換え回数や座れるかどうかも考慮し、6年間通い続けられるかを判断材料にしてください。
まとめ:埼玉は共働き家庭にとって理想的な環境かもしれません
埼玉県の私立小学校は「スクールバス」「完全給食」「アフタースクール」の三種の神器が揃っている学校が多く、親の負担軽減に繋がる点が大きな魅力です。
都内の学校に比べて送迎やお弁当作りの負担が少なく、質の高い教育環境を求める共働きやシングル家庭にとって、埼玉の私立小学校は魅力的な選択肢となる可能性があります。
お子様の性格やご家庭のライフスタイルに合った学校を見つけるための判断材料として、本記事が参考になれば幸いです。


コメント