お受験ラボ編集部です。今回は、小学校受験で最も対策に時間がかかる「親子面接」について、実際の難関校で聞かれた頻出質問50選と回答パターンをまとめました。願書を完成させた次のステップとして、本記事の質問を家庭で繰り返し練習することで、面接本番での対応力が大きく向上します。
はじめに:親子面接は「模範回答」では合格できない
小学校受験の親子面接は、単に「良い答え」を用意すれば合格するものではありません。学校側が見ているのは、親子の信頼関係、親の教育方針の一貫性、子どもが答えられないときの親の対応です。
実際、完璧な回答を用意した親ほど、本番で親子の回答が矛盾して落とされるケースが多いのです。本記事では、50の頻出質問と回答パターン、さらに「親子間での答え合わせ方法」を詳しく解説します。
親子面接で学校が確認する3つのポイント
①家庭の教育方針が一貫しているか
父が言うこと、母が言うことが違っては、子どもは混乱し、学校側も「この家庭の方針は不明瞭」と判定します。
②親が子どもを客観的に理解しているか
理想的な子ども像ではなく、ありのままの子どもの長所・短所を理解しているか。
③子どもが答えられないときの親の対応
子どもが詰まったとき、親が「すぐに答えを教える」のか、「考えさせる時間を作る」のか。この反応で親の子育てスタイルが丸見えになります。
子ども向け・面接頻出質問25選と回答パターン
基本情報について(5問)
Q1:お名前と年齢を教えてください
✅ 良い回答例 「私の名前は山田太郎です。5歳です。」(はっきり、丁寧に)
❌ NG回答 「太郎です」「5才」(省略、不正確)
Q2:住所を教えてください
✅ 良い回答例 「東京都渋谷区神宮前2丁目18番20号です」
❌ NG回答 「渋谷です」(曖昧)親と異なる表現
Q3:通っている幼稚園(保育園)は?
✅ 良い回答例 「〇〇幼稚園の年長組です」
❌ NG回答 「〇〇です」(「組」を言い忘れ)
Q4:幼稚園に行く前に何をしますか?
✅ 良い回答例 「朝、目覚まし時計で起きて、顔を洗って、ご飯を食べて、着替えて、バスに乗ります」
❌ NG回答 「いろいろなことをします」(具体性がない)
Q5:家族は何人ですか?誰がいますか?
✅ 良い回答例 「5人です。お父さん、お母さん、兄のお兄さん、妹のお妹さん、そして私です」
❌ NG回答 「5人。パパ、ママ、兄、妹」(敬語の混在)
性格・行動習慣について(8問)
Q6:得意なことは何ですか?
✅ 良い回答例 「公園で砂場遊びをするのが得意です。お母さんが『山がきれいに作れているね』と言ってくれます」(親の評価を引用)
❌ NG回答 「何でもできます」(謙虚さがない)
Q7:苦手なことは何ですか?
✅ 良い回答例 「新しいお友達と遊ぶときは、最初は少し恥ずかしいです。でも、いっしょに遊んでいると楽しくなります」(短所を長所に変える視点)
❌ NG回答 「特にありません」「野菜が嫌いです」(親の教育方針と矛盾する可能性)
Q8:お友達と喧嘩したことはありますか?
✅ 良い回答例 「はい、おもちゃの取り合いで喧嘩したことがあります。お母さんに『まず相手のお気持ちを考えてみようか』と言われました」(親の導き方が見える)
❌ NG回答 「いいえ、喧嘩したことはありません」(非現実的)
Q9:喧嘩した時はどうしましたか?
✅ 良い回答例 「『ごめんなさい』と言って、『貸してくれますか』と言いました」
❌ NG回答 「親に言いました」(自分で解決する力が見えない)
Q10:何が好きですか?
✅ 良い回答例 「図書館の本が好きです。特に『ぐりとぐら』が好きです。なぜなら、ぐりとぐらが力を合わせて何かを作るからです」(理由がある)
❌ NG回答 「アニメが好きです」(教育的でない可能性)
Q11:お父さん・お母さんに褒められることは?
✅ 良い回答例 「朝、自分から『おはよう』と言う時に褒められます」
❌ NG回答 「勉強をがんばるとき」(志望校の教育理念と合わない可能性)
Q12:どんな時に叱られますか?
✅ 良い回答例 「お友達に乱暴をしてしまう時に、『相手さんの気持ちを考えようか』と言われます」
❌ NG回答 「ゲームをしすぎた時」(家庭のしつけの重点が見える—志望校の理念と合致するか確認)
Q13:朝起きるのは好きですか?
✅ 良い回答例 「最初は少し眠いです。でもお母さんが『今日は学園祭だね』と言ってくれると、頑張って起きます」(前向きさ、親の工夫が見える)
❌ NG回答 「好きです」「嫌いです」(単純すぎる)
学習・読書について(5問)
Q14:本は好きですか?
✅ 良い回答例 「はい、好きです。毎晩お母さんに読んでもらっています」
❌ NG回答 「好きです」(詳しさがない)
Q15:最近読んだ本は?
✅ 良い回答例 「『ぐりとぐら』です。ぐりとぐらが一緒に大きなカステラを作るお話です」
❌ NG回答 「いろいろな本です」(曖昧)
Q16:お話を聞くのは上手ですか?
✅ 良い回答例 「はい。お母さんが長いお話を読んでくれる時も、最後まで聞いています」
❌ NG回答 「いいえ」(面接試験で「お話の記憶」がある学校では致命的)
Q17:絵は好きですか?
✅ 良い回答例 「はい。いろいろな色を使って絵を描くのが好きです」
❌ NG回答 「好きです」(理由・情感がない)
Q18:1から10まで数えられますか?
✅ 良い回答例 「はい。1、2、3…10です。20まで数えられます」
❌ NG回答 「数えられます」(実演しない)
志望校・入学後の期待について(4問)
Q19:なぜこの学校に来たいのですか?
✅ 良い回答例 「〇〇学園は、お友達と一緒にいっぱい遊べる学校だと思ったからです。お母さんと学園祭に行った時、みんな楽しそうに遊んでいたから」(親の体験を基にしている)
❌ NG回答 「いい学校だから」(曖昧)
Q20:小学校に入ったら何をしたいですか?
✅ 良い回答例 「お友達をいっぱい作って、一緒に遊びたいです」「勉強を頑張りたいです」
❌ NG回答 「野球がしたい」(習い事の話になっている—学校の教育理念と関連のない回答)
Q21:得意な運動は?
✅ 良い回答例 「逆上がりが得意です。毎週、公園で練習しています」
❌ NG回答 「野球」(学校で習わない習い事を強調)
Q22:苦手な運動は?
✅ 良い回答例 「縄跳びが少し苦手です。でもお父さんと練習しています」(改善の姿勢)
❌ NG回答 「いろいろあります」(具体性がない)
Q23:最後に、何か言いたいことはありますか?
✅ 良い回答例 「がんばります」「よろしくお願いします」(明確、簡潔)
❌ NG回答 「特にありません」(子どもの主体性が見えない)
親向け・面接頻出質問25選と回答パターン
志望理由について(5問)
Q1:本校を志望した理由をお聞かせください
✅ 良い回答例(慶應志望者向け) 「『福翁自伝』の『学問は役に立つ学問が本当の学問である』という考え方に共感しました。わが家では、子どもが『なぜ?』と質問してきたときに、すぐに答えるのではなく『あなたはどう思う?』と問い返す家庭教育を重視しており、貴校の理念と完全に一致しています」
✅ 良い回答例(女子伝統校志向) 「貴校がキリスト教教育を通じて『他者への奉仕の精神』を育てている点に強く共感いたします。子どもが成長する過程で『自分のためだけではなく、社会にどう貢献するか』という視点を持つ大人へと導きたいと考えており、それは貴校の教育理念と一致しています」
❌ NG回答 「伝統がある学校だから」「お子さんが大学進学まで安心だから」
Q2:本校の教育理念で特に共感する点は?
✅ 良い回答例 「〇〇という教育理念を拝察しました。わが家では〇〇を心がけており、その実践の場として貴校を選択いたしました」(学校独自の言葉を使う)
❌ NG回答 「全般的に共感しています」(具体性がない)
Q3:本校をお知りになったきっかけは?
✅ 良い回答例 「昨年の学園祭に親子で訪問いたしました。その際、在校生たちが自分たちで企画した活動をしていたので『ここで学びたい』と強く思いました」
❌ NG回答 「パンフレットで見ました」(受け身的)
Q4:学校見学は何回されましたか?
✅ 良い回答例 「3回訪問させていただきました。説明会1回、学園祭1回、追加で個別相談1回です」
❌ NG回答 「1回です」(学校への関心度が低い可能性)
Q5:他の学校と迷いませんでしたか?
✅ 良い回答例 「複数校を検討いたしました。しかし、最終的には『子どもの個性を尊重しながら、社会性を育成する』という貴校の方針に最も共感し、志望を決定いたしました」
❌ NG回答 「迷いました」(決定に揺らぎがある)
子育て・家庭教育について(10問)
Q6:お子さんの長所は?
✅ 良い回答例 「好奇心が強く『なぜ?』という質問が絶えません。親としては、その好奇心を『なぜ?』と思ったら自分で調べてみるという習慣へと導いています」
❌ NG回答 「完璧です」「全てにおいて優れています」(現実的でない)
Q7:お子さんの短所は?
✅ 良い回答例 「新しい環境への適応に時間がかかります。しかし、親としてはそれを『慎重さ』として大切にしており、新しい環境に入った後のお友達関係は非常に深く、丈夫なものになる傾向があります」(短所を長所に変える視点)
❌ NG回答 「特に短所はありません」(親の観察力が疑われる)
Q8:お子さんのしつけで最も大切にしていることは?
✅ 良い回答例 「『自分がされて嫌なことは、お友達にしない』というルールを、毎日繰り返し伝えています。これは、社会で生きていく上で最も大切な『思いやり』の基本だと考えるからです」
❌ NG回答 「完璧なしつけを心がけています」(あり得ない)
Q9:お子さんが失敗した時、どう対応されますか?
✅ 良い回答例 「まず『どうしてそうなったのか』を子ども自身に考えさせます。そして『今度はどうしようか』と一緒に考えるプロセスを大切にしています。失敗は成長の機会だと捉えています」
❌ NG回答 「すぐに正解を教えます」(思考力の育成より結果重視)
Q10:朝、お子さんを起こしますか?
✅ 良い回答例 「最初は声をかけます。しかし、6月以降は『自分で起きることが小学生への準備』という観点から、お子さん自身の目覚まし時計に頼るようにしています」(段階的な自立を促す)
❌ NG回答 「毎日起こします」「起きるまで待ちます」(どちらも極端)
Q11:共働きですが、どうしていますか?
✅ 良い回答例 「母は14時までの時短勤務を取得しており、下校後は母が対応できます。祖母のサポートも活用しており、子どもが『いつも誰かに見守られている』という安心感を持つようにしています」(現実的な家庭体制)
❌ NG回答 「フルタイムで勤務しており、全て保育園に預けています」(学校側の懸念が生まれやすい)
Q12:兄弟姉妹がいる場合、兄弟間のしつけはどうしていますか?
✅ 良い回答例 「兄妹の関係を大切にしており『兄として妹をサポートすること』『妹として兄を尊重すること』を家庭で繰り返し伝えています。兄妹で喧嘩した時も『まず相手の気持ちを聞いてみようか』と促し、自分たちで解決するプロセスを見守っています」
❌ NG回答 「上の子には完璧を求め、下の子には甘い」(矛盾した育児方針)
親自身について(5問)
Q13:お父さん・お母さんの教育方針は?
✅ 良い回答例 「親の学歴や成績より『その過程でどう考えたか』『何を学んだか』を重視しています。子どもにも『テストの点より、その勉強プロセスを大切にしましょう』と伝えています」
❌ NG回答 「とにかく子どもを有名校に入学させることです」(親の見栄優先)
Q14:どんな大人になってほしいですか?(20年後のビジョン)
✅ 良い回答例 「社会に貢献できる人。そのためには『相手の気持ちを理解できる力』『困難に直面しても諦めない粘り強さ』『新しいアイデアを生み出せる創造力』が必要だと考えています。貴校の教育理念は、まさにその3つを育成すると確信しており、志望いたしました」
❌ NG回答 「賢い子になってほしい」(抽象的)
Q15:親として、子育てで工夫されていることは?
✅ 良い回答例 「毎週末、図書館に行き『自分で選んだ本を読む』という時間を家族で作っています。子どもが『何を読みたいか』を自分で選ぶプロセスを大切にしています」(親の実践例が見える)
❌ NG回答 「特に工夫していません」(受動的)
Q16:母親(父親)の役割は何だと考えますか?
✅ 良い回答例 「母親の役割は『子どもの安心基地になること』だと考えます。子どもが困ったとき『いつでもここに帰ってこられる』という信頼関係を作ることが最優先です。その上で、子ども自身が考え、行動し、時には失敗する機会を与えることが、親の最大の責務だと思います」
❌ NG回答 「全てをサポートすることです」(親の過干渉)
Q17:親自身は小学校時代、どのような経験をされましたか?
✅ 良い回答例 「私自身は〇〇中学校出身です。小学校時代は『自由な校風』の中で『自分のやりたいことを探す』という貴重な経験をしました。その経験が、今の人生観に大きく影響しています。子どもにも同じような『自分を知る機会』を与えたいと考えています」
❌ NG回答 「特に記憶にありません」(親自身の教育観が見えない)
学校体験・親としての姿勢について(5問)
Q18:学校行事(説明会・学園祭など)でのご家族の様子をお聞きかせください
✅ 良い回答例 「学園祭では、子どもが『ここに来たい』と自分から言ったのを聞いて『この学校は子どもにとって魅力的な場所なんだ』と実感しました。在校生たちが生き生きと活動している姿が、貴校の教育の成果だと感じます」
❌ NG回答 「一度見学に行っただけです」(関心度が低い)
Q19:親子で話し合う時間をどれくらい取られていますか?
✅ 良い回答例 「夕食時に『今日、楽しかったことは何?』『困ったことはなかった?』という対話の時間を大切にしています。子ども自身が『思いを言葉にする』プロセスを通じて、思考力が育まれると考えています」
❌ NG回答 「塾と受験対策で忙しく、あまり話し合う時間がありません」(学校側の懸念が高まる)
Q20:本校に入学後、親として学校とどう関わりたいですか?
✅ 良い回答例 「子どもの学校生活を『見守る』というスタンスを大切にしたいと考えます。『学校での経験を、子ども自身がどう解釈し、成長させるか』を温かく見守る親でありたいです。PTA活動にも積極的に参加し、学校との信頼関係を築きたいと考えています」
❌ NG回答 「親は学校に任せきりで、家庭では受験対策に専念します」(家庭と学校の連携が見えない)
Q21:入学後、どのような課題が予想されますか?
✅ 良い回答例 「通学時間が現在より長くなるため『時間管理』が課題になると想定しています。また『初めてのお友達との関係構築』も考慮しており、親としては『焦らず、子ども自身のペースを尊重する』姿勢を心がけたいと考えています」
❌ NG回答 「特に課題はありません」(親の現実的観察力が疑われる)
Q22:受験勉強を通じて、お子さんにどのような力が育まれたと感じますか?
✅ 良い回答例 「『継続する力』です。毎日、少しずつ勉強を続けることで『コツコツやれば、できるようになる』という自信が芽生えました。この経験が、小学校以降の学習の土台になると期待しています」
❌ NG回答 「成績が上がりました」(学力のみの言及)
Q23:親として、受験を通じて学んだことは?
✅ 良い回答例 「親自身も『完璧を求めるのではなく、子どもの成長プロセスを信頼する』ことの大切さを学びました。親としても成長する機会をいただき、感謝しています」
❌ NG回答 「特に学ぶことはありませんでした」(親のしゃくい性が見えない)
Q24:最後に、親として子育てで最も大切にしていることは?
✅ 良い回答例 「『その子らしさを尊重する』ということです。親の期待や社会的な価値観ではなく『この子は、どんな子なのか』『この子は何が好きなのか』を知り、それを応援することが、親としての最大の喜びだと考えています」
❌ NG回答 「子どもを成功させることです」(親の野心が見える)
Q25:ご質問やご不明な点はございますか?
✅ 良い回答例 「貴校では、帰宅後の家庭学習をどの程度想定されていますか?共働きのため、時間管理に配慮したいと考えています」(学校の教育内容に関する質問)
❌ NG回答 「特にありません」(積極性が見えない)
親子で異なる回答が出ないための「答え合わせ法」
親と子の面接で矛盾した回答が出ると、学校側は「この家庭の教育方針は一貫していない」と判定し、不合格につながる可能性があります。以下の方法で事前に確認しましょう。
ステップ1:親同士で答え合わせ(面接1ヶ月前)
父母が別々に、同じ質問に対して回答用紙に書き出します。 その後、一緒に読み合わせ、矛盾する部分を修正します。
例:「お子さんの短所は?」 ❌ 父の回答:「特に短所はありません」 ❌ 母の回答:「新しい環境への適応に時間がかかります」 ✅ 修正版:「最初は新しい環境に慎重になりますが、その慎重さは『丁寧な観察力』でもあり、関係が深まると非常に信頼される子になります」
ステップ2:子どもにリハーサル(面接2週間前)
25の子ども向け質問について、リビングで親子面接の形式で練習します。 重要:子どもが答えられないとき、親はすぐに答えを教えないこと。 「あなたはどう思う?」と問い返す練習をしましょう。
ステップ3:個別に子どもに確認(面接1週間前)
親が同じ質問を、親と子だけで行い「学校の先生が聞いてきたら、どう答える?」と確認。 その子の「素の答え」がどんなものか把握します。
学校別・面接の特徴と対策ポイント
慶應義塾幼稚舎
特徴:福翁自伝への理解度を深く掘り下げる
- 「福翁自伝のどこに感動しましたか?」と複数回聞かれる
- 親の人生観が問われる
- 完璧な子より「子ども自身の思考が見える」回答が高く評価される
早稲田実業初等部
特徴:社会的視点・教育観が問われる
- 「日本の教育について、あなたのお考えは?」という深い質問
- 親の読書量・教養が評価される
- グローバル視点を求める傾向
女子伝統校(東洋英和・聖心・雙葉)
特徴:親の「品格」と「思慮深さ」が重視される
- 親自身が受けたキリスト教教育についての質問
- 女性としての親の役割観が問われる
- 敬語の正確さが細かくチェックされる
立教小学校
特徴:「男児教育」についての親の視点
- 男の子をどう育てるか、という親のビジョン
- 父親の子育てへの関与度が詳しく聞かれる
まとめ:面接合格者の共通点
面接で高く評価される親には、以下の3つの共通点があります。
1. 「完璧な子ども」ではなく「ありのままの子ども」を語る 短所も含めて、その子の個性を客観的に理解している親。
2. 親の教育観が明確で一貫している 「なぜそう考えるのか」という理由が、親自身の人生経験から語られている。
3. 親子間で「対話」する習慣がある 指示的なしつけではなく、子どもの思考を引き出すプロセスを重視している。
面接は「試験」ではなく、学校と親が「この6年間、一緒に子どもを育てていけるか」を確認する場です。親自身がリラックスし、自分たちの言葉で家庭の姿勢を伝えることが、最も合格に近い道なのです。

