面接で保護者が見られるのは、学校の教育方針への理解と共感、学校と協力していく姿勢、子どもを客観的に理解しているか、夫婦の考えがそろっているかの4つです。話す内容に加えて、落ち着いた態度や、子どもへのまなざしも自然と伝わります。
面接は短い時間ですが、学校にとっては「この家庭と6年間一緒に子どもを育てていけるか」を知る大切な機会です。取り繕うより、ふだんの家庭の姿を落ち着いて伝えることを目指しましょう。
保護者が見られる4つのポイント
| ポイント | 伝わりにくい例 | 伝わりやすい例 |
|---|---|---|
| 教育方針への共感 | 「大学まで進めるから」「評判が良いから」だけ | 教育目標や行事と、家庭で大切にしていることを結びつけて話す |
| 学校と協力する姿勢 | 「学校には〇〇をしてほしい」と要望ばかり話す | 「家庭でも〇〇を大切にし、学校と一緒に育てていきたい」 |
| 子どもの理解 | 長所だけを並べる、課題を認めない | 長所と課題を、家庭での取り組みとあわせて話す |
| 夫婦の一致 | 一方だけが話す、考えが食い違う | どちらが答えても同じ考えが伝わる |
話し方とふるまいで気をつけたいこと
- 質問を最後まで聞いてから、一呼吸おいて答える
- 結論から先に、1つの質問に1分程度で答える
- 子どもが答えているときは、口をはさまずに見守る
- 夫婦で答えを交代するときは、相手の話を否定しない
- 言葉づかいは丁寧に。学校のことは「御校(おんこう)」と呼ぶ
- 服装は清潔感を大切にし、華美なものは避ける
子どもが答えに詰まったときの親の表情や態度も、自然と目に入ります。あせらず、やさしく見守りましょう。面接での言葉づかいは小学校受験の面接の言葉づかい|保護者の敬語・家族の呼び方・子どもの答え方、服装は小学校受験の服装マナー|母親・父親・子どもの服装と持ち物・場面別の目安で紹介しています。
避けたい答え方
- 「すべて学校にお任せします」と、家庭の役割を話さない
- 習い事の成果や模試の結果ばかりを強調する
- 願書に書いた内容と違うことを話す
- 暗記した文章を、読み上げるように話す
面接までに夫婦でしておきたいこと
- 志望理由と家庭の教育方針を、言葉にして共有する
- 子どもの長所と課題を、エピソードとあわせて話し合う
- 願書の内容を、夫婦で読み合わせておく
- 想定される質問への答えの要点を整理し、練習する
よく聞かれる質問の一覧は小学校受験の面接でよく聞かれる質問50|子ども・保護者別の答え方のポイントと例、面接の形式と準備の進め方は小学受験の面接の形式と準備|親子面接・保護者面接の学校別の例と当日の流れで紹介しています。
よくある質問
Q. 父親があまり話せないと不利ですか?
話す量より、考えが母親と一致しているか、子どもへの関わりが伝わるかが大切です。父親が答える質問の要点は、事前に話し合っておきましょう。
Q. 面接で緊張してしまいそうです。
緊張するのは自然なことです。結論から短く話すことを意識し、うまく話せなくても、落ち着いて誠実に答えようとする姿勢が伝われば十分です。


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