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小学校受験費用の平均と家計別節約・管理のポイント

小学校受験費用の平均と家計別節約・管理のポイント1

小学校受験にかかる費用はいくらか、具体的な内訳や節約方法を知りたい方へ

小学校受験の費用は家庭の選択や志望校によって大きく異なります。
そのため、費用の幅が広いことが特徴です。

この記事では、小学校受験にかかる費用の平均や内訳、家庭別の費用パターン、節約方法、そして家計管理のポイントをわかりやすく解説します。

目次

1. 小学校受験の平均費用と内訳

1. 小学校受験の平均費用と内訳

小学校受験の準備期間(約3年間)での平均費用は約118万円とされています。

項目 金額 割合
幼児教室(月額×36ヶ月) 約60万円 51%
模試・統一テスト 約10万円 8%
面接対策・願書添削 約8万円 7%
面接衣装(親子分) 約30万円 25%
問題集・教材 約5万円 4%
その他(交通費・食事代) 約5万円 4%
合計 約118万円 100%

この金額はあくまで標準的なパターンの目安であり、家庭の選択や志望校によって大きく変動します。

2. 費用パターン別シミュレーション

小学校受験費用は準備の仕方や通う幼児教室の頻度によって大きく異なります。

パターンA:最小限の受験(約50万円)

  • 幼児教室:家庭学習中心+月2回通室(約25万円)
  • 模試:年2回程度(約4万円)
  • 願書添削:自分で対応
  • 面接衣装:既存衣装活用(約5万円)
  • 教材:手作り中心

国立小学校志望で親御さんの教育知識が豊富な家庭に向いていると考えられます。

パターンB:標準的な受験(約118万円)

  • 幼児教室:週3~4回通室(約60万円)
  • 模試:定期的に受験(約10万円)
  • 面接対策:複数回講座参加(約8万円)
  • 面接衣装:新調(約30万円)
  • 教材:市販問題集複数冊

難関私立志望や共働き世帯に多いパターンとされています。

パターンC:徹底対策受験(約300万円以上)

  • 幼児教室:週5日+特別講座(150万円以上)
  • 個別指導:複数校対策(60万円以上)
  • 模試:全て受験(20万円以上)
  • 面接対策:家庭教師併用(50万円以上)
  • 面接衣装:複数新調+ヘアセット(30万円)
  • 願書代行サービス(15万円)

慶應や早稲田などの最難関校を志望し、十分な財力がある家庭に多い傾向があります。

3. 費用の大きな割合を占める3つの項目

3. 費用の大きな割合を占める3つの項目

費用の中でも特に大きな割合を占める項目について詳しく見ていきます。

① 幼児教室費用(全体の約51%)

幼児教室費用は小学校受験費用の中で最も大きな割合を占めます。

教室名 月額料金の目安
伸芽会 4~6万円
理英会 3~5万円
ジャック幼児教育研究所 4~6万円
わかぎり21 3~5万円

費用を抑えるためには、年少からではなく年中から通い始める、週4回の通室を週3回に減らす、夏期講習は必要なものだけ選ぶ、グループレッスン中心にするなどの工夫が考えられます。

② 面接衣装(全体の約25%)

面接衣装も意外に費用がかかる項目です。

衣装項目 相場
子どもセットアップ 1.5~2.5万円
子ども靴 5,000~8,000円
母親スーツ 3~5万円
母親靴・小物 2~3万円
ヘアセット(当日) 5,000~10,000円

節約のポイントとしては、紺色のセットアップ1着を複数校で使い回す、既存の母親スーツを活用する、ヘアセットは自宅で前夜に済ませる、靴は安価なもので十分と考えられます。

③ 模試・統一テスト(全体の約8%)

模試の費用は受験回数によって変わりますが、回数より質が重要とされています。

模試名 1回あたりの料金
伸芽会模試 5,000~7,000円
理英会統一テスト 5,000円
わかぎり21模試 5,500円

受験回数の目安としては、最小限で年1~2回、標準で年4~6回、徹底対策では月1回以上となります。
15年の経験からは、年2~3回、本番前の月に集中して受験するのが効果的と考えられています。

4. 家庭別の現実的な家計管理法

家庭の年収や状況に応じた費用の目安と家計管理のポイントを紹介します。

共働き世帯(年収700万~1000万)

  • 推奨予算:月3~4万円×36ヶ月=108~144万円
  • 年間予算:36~48万円
  • 内訳例:幼児教室2.5万円、模試年3回2万円、教材・その他1.5万円

教育ローンを使わず月々の貯蓄から捻出し、夏期講習は必要最小限に抑え、面接衣装は適度な品質で十分と考えられます。
親の時間投資を活かして家庭学習を補完することも重要です。

高年収世帯(年収1500万以上)

  • 推奨予算:月5~8万円×36ヶ月=180~288万円
  • 年間予算:60~96万円
  • 内訳例:幼児教室4~5万円、模試・特別講座3万円、個別指導2万円

質の高い幼児教室を選び、複数校の同時対策も可能ですが、費用が高いからといって必ず合格するわけではないため、親の選別眼が重要と考えられます。

一般家庭(年収400~700万)

  • 推奨予算:月2~3万円×36ヶ月=72~108万円
  • 年間予算:24~36万円
  • 内訳例:幼児教室1.2~1.5万円、模試年2回1万円、家庭学習充実1万円

国立小学校を優先的に検討し、家庭学習で塾の役割を補うことがポイントです。
グループレッスン中心にし、親の教育スキルが合否を左右すると考えられます。

5. 費用を節約する7つの実践方法

費用を抑えつつ効率的な受験準備を進めるための具体的な方法を紹介します。

① 入会金のタイミング最適化

入会金は通常3~5万円ですが、秋期キャンペーンで半額になることもあるため、タイミングを見て入会すると節約につながります。

② 教材は手作り+厳選

フラッシュカードなどは自作で費用を抑え、季節問題は無料の動画などを活用することで年間3~5万円の節約が期待できます。

③ 模試は必要な時期だけ受験

年少・年中は模試を控えめにし、年長前期に2回、後期に月1回程度に絞ることで無駄な費用を減らせます。

④ 面接衣装は長く使う視点で選ぶ

高級ブランドよりも上質な既製品を選び、入学後も使えるデザインを選ぶことで3~5万円の節約が可能です。

⑤ 幼児教室の選別眼

大手だから良いとは限らず、小規模でも実績のある教室を探すことが大切です。
月額3万円程度で合格している例も多くあります。

⑥ 願書・面接対策は親の学習から

プロの添削を受ける前に親が基礎を学び、最終チェックだけを依頼することで3~5万円の節約につながります。

⑦ 兄弟姉妹割引の活用

多くの幼児教室で20~30%の割引があり、複数教室通室時の割引交渉も可能です。

6. 費用対効果を高める親の時間投資

費用を抑えつつ合格率を上げるには、親の時間投資が大きな鍵となります。

月5時間投資型(塾60万円)

家庭学習は週30分程度で、願書・面接研究はほぼ外注。
この場合、約80%の家庭が合格に至らない傾向があります。

月20時間投資型(塾35万円)

家庭学習は毎日1時間、願書・面接は親が主導し、面接練習も週2回行うことで合格率が大幅に上がると考えられます。

月30時間投資型(塾20万円以下)

家庭学習は毎日1.5時間以上、願書・面接は完全自作、季節問題も親が教材化することで、家計負担を抑えつつ高い合格率を目指せる傾向があります。

7. よくある質問と回答

7. よくある質問と回答

受験費用や準備に関してよく寄せられる質問にお答えします。

Q1. 塾なしで合格できますか?

親の教育レベルが高い場合は可能と考えられます。国立小学校志望なら十分ですが、難関私立では最低限の塾利用(月1~2万円程度)がおすすめです。

Q2. 費用が高いほど合格率は上がりますか?

必ずしもそうではありません。費用が高くても不合格の家庭もあれば、費用を抑えて合格する家庭も多いです。費用よりも親の目利きと子どもの素養が重要とされています。

Q3. 面接衣装はどこで買うべきですか?

百貨店の既製品で十分です。紺色のセットアップに白ソックスと黒靴が無難で、高級ブランドは必ずしも必要ありません。

Q4. 1年で受験準備は可能ですか?

年長秋からでも合格例は多いですが、塾通いと親の時間投資が必須と考えられます。

Q5. 複数校受験の場合、費用は倍かかりますか?

塾費用は大きく変わりませんが、願書添削や面接対策は追加で10~20万円程度かかることがあります。ただし学校別対策は重要な投資とされています。

8. 我が家の家計管理シート例

実際に合格した家庭の年間予算配分例を紹介します。

期間 予算 内容
1月~6月 15万円 幼児教室月2回6万円、模試1回5,000円、教材8,000円、その他2,000円
7月~9月(夏期講習含む) 12万円 幼児教室月4回+特別講座10万円、模試1回5,000円、教材5,000円
10月~11月(出願・面接直前) 15万円 幼児教室月4回8万円、面接衣装5万円、模試2回1万円、願書添削1万円
12月 3万円 直前指導・復習教材3万円

このプランで難関私立に合格した例が複数あります。

まとめ:費用よりも親の判断力が合否の鍵

小学校受験の費用は決して安くありませんが、費用をかければ合格するわけではありません。

15年の指導経験からは、親が費用を最適化し、子どもに合った準備を進められるかが合否を左右すると考えられます。

  • 幼児教室は大手よりも子どもとの相性を重視する
  • 面接衣装は高級よりも清潔感を優先する
  • 模試は受験回数よりも復習の質を重視する
  • 親の時間投資が費用の補完につながる

お受験ラボでは、ご家庭の経済状況に合わせた最適な受験プランを個別に提案しています。費用のご相談もお気軽にお問い合わせください。

小学校受験の費用について、ご家庭に合った判断材料としてお役立てください。

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この記事を書いた人

お受験ラボ編集部です。
私たちは、首都圏の私立小学校受験を中心に、ご家庭の不安や疑問に寄り添いながら情報を届ける教育ライターチームです。

一部の記事には、幼児教育の現場経験が豊富な先生方の監修が入っていますが、
学校や試験内容は毎年大きく変化するため、すべての記事が常に最新の情報であるとは限りません。
その点だけ、あらかじめご理解いただければ幸いです。

最新動向の反映には努めつつ、
「今、保護者が本当に知りたいこと」を軸に、正確で実践的な情報の発信を続けています。

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