小学校受験の親の負担は、「時間」「お金」「気持ち」の3つです。準備期間は教室の送迎や家庭学習、説明会、願書、面接の準備があり、入学後も送迎やお弁当、行事・保護者会などが続きます。全体像を先に知り、夫婦と外部のサービスで分担すれば、負担は軽くできます。
「小学校受験は親の受験」と言われるほど、親がすることは多くあります。ただ、何がいつ必要になるかがわかっていれば、早めに準備したり、役割を分けたりできます。
この記事では、準備期間と入学後に親がやることを一覧にし、時間・お金・気持ちの負担と、それを軽くする工夫を紹介します。
準備期間に親がやること
| やること | 時期 | 負担の目安 |
|---|---|---|
| 幼児教室選び・送迎 | 年中〜年長 | 週1〜2回の送迎。講習期は回数が増える |
| 家庭学習の見守り | 年中〜年長 | 毎日30分〜1時間ほど |
| 模試の付き添い | 年長 | 月1回程度(土日が多い) |
| 学校説明会・見学会 | 年長の春〜秋 | 1校につき1〜3回。平日開催も多い |
| 願書の作成 | 年長の夏〜秋 | 志望理由や家庭の方針を夫婦で話し合い、清書する |
| 面接の準備 | 年長の夏〜秋 | 想定質問への考えを整理し、練習する |
| 考査の付き添い | 年長の秋 | 受験校の数だけ。平日の場合は休暇が必要 |
受験準備の全体の流れは小学校受験とは?試験内容と年齢別の準備・スケジュールをわかりやすく解説で紹介しています。
お金の負担
準備費用は、年長の1年間で100万〜200万円程度が一つの目安です。入学後は学費がかかり、都内の主要な私立小学校では初年度に100万〜180万円程度が必要です。
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| 幼児教室の通常授業 | 月3万〜6万円程度 |
| 季節講習(春・夏・冬) | 1回数万〜30万円程度 |
| 模試 | 1回5,000〜8,000円程度 |
| 受験料 | 私立は1校2万〜3万円前後 |
| 服装・写真・交通費など | 数万〜十数万円 |
詳しい内訳と節約のポイントは小学校受験の費用はいくら?平均の目安と内訳・家計管理と節約のポイント、入学後の学費は私立小学校の学費は6年間でいくら?主要校の初年度納入金と公立+中学受験の比較で紹介しています。
気持ちの負担
時間やお金以上に大きいと感じる人が多いのが、気持ちの負担です。
- 周りの家庭やSNSの情報と比べて焦る
- 模試の結果や子どもの出来に一喜一憂する
- 夫婦の間で、受験への熱意に差がある
- 子どもが嫌がったり、体調を崩したりしたときに不安になる
気持ちの負担を軽くするには、受験の目的と志望校を選んだ理由を、夫婦で言葉にしておくことが役立ちます。迷ったときに立ち返る軸があると、周りの情報に振り回されにくくなります。親の気持ちの整え方は小学校受験の親の本音と悩み|イライラ・疲れ・夫婦の温度差との付き合い方で紹介しています。
入学後の親の負担
合格したあとも、親が関わることは続きます。学校によって大きく違うため、説明会や学校見学で確認しておきましょう。
| 項目 | 内容 | 学校による違い |
|---|---|---|
| 登下校の付き添い | 入学直後は保護者が付き添うことが多い | 付き添いの期間や方法 |
| 昼食 | 給食がない学校は毎日のお弁当 | 給食・お弁当・注文弁当の有無 |
| 保護者会・行事 | 保護者会、行事の手伝い、当番など | 平日の参加の多さ |
| 学費・寄付金 | 授業料、施設費など。任意の寄付金がある学校も | 金額と時期 |
| 家庭学習 | 宿題の見守り、音読、持ち物の準備 | 宿題の量 |
| 保護者同士の付き合い | 行事や保護者会での交流 | 学校の雰囲気 |
給食とお弁当の学校の一覧は私立小学校の給食とお弁当|主要校の昼食一覧と親の負担・学校選びのポイント、入学後の生活の全体像は小学校受験の合格後に待つ6年間|入学後の現実と親の心構えで紹介しています。
負担を軽くする工夫
- 送迎・家庭学習・説明会・願書の担当を、夫婦で分けておく
- 祖父母やベビーシッター、家事代行などの手も借りる
- 講習や教室は、志望校の出題に合うものに絞る
- 説明会や考査の日程は、わかった時点で休暇を申請する
- 受験校の数を、家庭で無理なく対応できる範囲にする
共働き家庭の分担の例は共働き家庭の小学校受験|家庭のタイプ別の時間管理と役割分担で紹介しています。
よくある質問
Q. 父親はどのくらい関わる必要がありますか?
面接では父親にも質問されることが多く、志望理由や家庭の方針を自分の言葉で話せることが大切です。週末の家庭学習や運動、説明会への参加など、できることから担当しましょう。
Q. 専業主婦(主夫)の家庭でないと難しいですか?
そうとは限りません。共働き家庭で受験する家庭も多くあります。時間が限られるぶん、分担と外部のサービスを上手に使うことが大切です。
Q. 入学後、保護者が学校に行く回数はどのくらいですか?
学校によって大きく違います。保護者会や行事の手伝いが多い学校もあれば、平日の負担を少なくしている学校もあります。説明会や在校生の保護者の話で確認しておきましょう。


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