小学校受験の絵は、「人物を大きく」「動きがわかるように」「場面がわかる背景を」の3つを意識すると、ぐっと伝わりやすくなります。描き方のコツは、顔→体→手足→動きの順に、少しずつ練習していくことです。
絵画の課題で見られるポイントや出題形式は小学校受験の絵画対策|見られる6つのポイント・頻出テーマ・家庭での練習法で紹介しています。以下では、人物・動き・背景・色の塗り方のコツと、テーマ別の練習のしかたを紹介します。
目次
人物を描くコツ
| 段階 | 練習 | ポイント |
|---|---|---|
| 1. 顔 | まるい顔に、目・鼻・口・耳・髪を描く | 笑う・泣く・驚くなど、表情を描き分ける |
| 2. 体 | 首と胴体をつけ、服を着せる | 顔の大きさに対して、体が小さくなりすぎないように |
| 3. 手足 | 腕と足を「太さのある形」で描く | 棒線ではなく、手のひらや靴まで描く |
| 4. 動き | 走る、手を挙げる、座るなど | ひじやひざを曲げると、動きが出る |
ひじとひざを曲げるだけで、人物に動きが生まれます。鏡の前で親子でポーズをとり、「手はどうなっている?」と確かめながら描くと理解しやすくなります。
動きを描くコツ
| 動き | 描き方のヒント |
|---|---|
| 走る | 腕を前後に振り、片方のひざを曲げて足を上げる |
| ボールを投げる | ボールを持つ腕を頭の上に、もう片方の腕は前に |
| 食べる | いすに座り、スプーンや箸を口元に |
| 手をつなぐ | 二人の手が重なる位置を決めてから、体を描く |
| 横を向く | 顔の向きと、目や鼻の位置を変える |
場面と背景を描くコツ
- 地面の線(画用紙の下のほう)と、空(上のほう)を描くと場面ができる
- 近くのものは大きく、遠くのものは小さく描くと奥行きが出る
- 公園なら遊具、台所なら食器や調理道具など、場所がわかる物を描き足す
- 天気や季節(太陽、雨、花、落ち葉、雪)で、いつの場面かを伝える
色の塗り方
- 線からはみ出さないように、ふちから塗る
- 同じ方向に動かして塗ると、きれいに仕上がる
- 大きな面(空・地面・服)から塗り、細かいところはあとで
- 時間が足りないときは、主役から先に塗る
テーマ別の練習
| テーマ | 練習のポイント |
|---|---|
| 家族 | 家族の人数と、それぞれが何をしているかを描き分ける |
| 遊び | 友だちと一緒に遊ぶ様子。遊具や道具を描く |
| 季節の行事 | 七夕、お月見、お正月など。体験したあとに描くと描きやすい |
| お手伝い | 料理、洗濯物たたみ、掃除など。使う道具を描く |
| 想像画 | 「空を飛べたら」「海の中に行けたら」など。理由も話してもらう |
| お話の絵 | 読み聞かせのあと、いちばん印象に残った場面を描く |
描き終わったら、「だれが出てくるの?」「何をしているところ?」と聞き、子どもに説明してもらいましょう。説明する練習は、考査での先生とのやりとりにもつながります。
よくある質問
Q. 人物がいつも同じ形になってしまいます。
動きのあるポーズを親がやってみせ、ひじやひざの曲がり方を一緒に確かめましょう。横向きや後ろ姿など、向きを変える練習もおすすめです。
Q. どのくらいの頻度で練習すればいいですか?
週に1〜2回、1回15〜25分ほどが目安です。体験したことを、その日のうちに描くと、楽しみながら続けられます。


コメント