体操・絵画・制作の専門教室は、すべての子に必要なわけではありません。志望校で出題される分野で、子どもに苦手があり、家庭や幼児教室の授業だけでは補いにくいときに、期間を決めて使うのが効果的です。
幼児教室の通常授業に加えて、体操教室や絵画・制作教室にも通うべきか迷う家庭は多いものです。専門教室は苦手を補うのに役立つ一方、通う教室が増えると、費用もスケジュールも負担が大きくなります。
この記事では、体操・絵画・制作それぞれについて、専門教室が役立つ子とそうでない子の見分け方と、上手な使い方を紹介します。
教室が役立つ子・家庭の練習で足りる子
| 分野 | 専門教室が役立ちやすい子 | 家庭の練習と教室の授業で足りやすい子 |
|---|---|---|
| 体操 | 指示を聞いて動くのが苦手/集団で待つのが苦手/姿勢が崩れやすい | 外遊びが好きで基本の動きができる/指示の聞き取りがよい |
| 絵画 | 何から描けばいいか迷う/人や動物の特徴をとらえるのが苦手/時間内に仕上がらない | 描くことが好き/時間内に仕上げられる/描いた絵について話せる |
| 制作 | 説明の手順を覚えられない/折る・切る・貼るがずれやすい/作業が遅い | 説明どおりに作れる/自分で工夫できる/道具の扱いが安定している |
各分野の家庭での練習は、運動は小学校受験の運動テスト対策|よく出る種目と指示行動の練習・学校別の例、絵画は小学校受験の絵画対策|見られる6つのポイント・頻出テーマ・家庭での練習法、制作・巧緻性は小学校受験の巧緻性・制作テスト対策|よく出る課題と学校別の例・家庭での練習で紹介しています。
通う前に確かめたい5つのこと
- 志望校の考査で、その分野が出題されているか
- 子ども自身に苦手意識があり、家庭の練習だけでは改善しにくいか
- 幼児教室の通常授業で、その分野の指導がどのくらいあるか
- 週の予定に無理がなく、子どもが疲れすぎないか
- 教室の指導の雰囲気が、子どもに合っているか(体験授業で確かめる)
当てはまらない項目が多い場合は、無理に通う必要はありません。「みんなが通っているから」ではなく、志望校と子どもの課題から判断することが大切です。
上手な使い方
| 使い方 | ポイント |
|---|---|
| 期間を決める | 「夏まで」「2〜3か月」など区切りをつけ、成果を見て続けるか決める |
| 目的をはっきりさせる | 「クマ歩きを安定させる」「時間内に絵を仕上げる」など、課題を一つに絞る |
| 家庭で復習する | 教室で習ったことを、家で短い時間でもくり返す |
| 講習を活用する | 通常クラスに通わず、季節講習や単発の講座だけを使う方法もある |
教室を掛け持ちしすぎると、子どもが疲れて本番前に調子を崩すことがあります。週の予定表を書き出して、家族で過ごす時間や休む日が残っているか確かめましょう。
費用の考え方
専門教室の費用は、幼児教室の費用に上乗せになります。準備費用の全体(年長の1年間で100万〜200万円程度が一つの目安)の中で、どこにお金をかけるかを考えましょう。費用の内訳は小学校受験の費用はいくら?平均の目安と内訳・家計管理と節約のポイントで紹介しています。
よくある質問
Q. 幼児教室の授業だけで、体操や絵画の対策は足りますか?
多くの幼児教室では、ペーパーだけでなく運動や制作の指導も行っています。授業の内容を確認し、足りない部分だけを専門教室や家庭で補うのが効率的です。
Q. いつから通えばいいですか?
体操は年中ごろから始める家庭が多くあります。絵画や制作は、苦手がはっきりしてから短期間で補う使い方もできます。体操教室を始める時期は小学校受験の体操教室はいつから?始める時期の目安と受験体操の選び方で紹介しています。


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