小学校受験の併願は、「第一志望」「出題や校風が合い、実力の届きそうな学校」「合格の見込みが高く、通わせてもよいと思える学校」を組み合わせるのが基本です。首都圏の考査は、10月の神奈川県、11月1日からの東京都、11月下旬〜12月の国立の順に進みます。日程の重なり、面接日、入学手続きの期限、子どもの体力を確かめ、無理のない校数にしましょう。
併願の組み立ては、合格の可能性を広げるだけでなく、親子が落ち着いて本番を迎えるためにも大切です。この記事では、2027年度入試(2026年秋実施)の考査日程と、受験校の組み合わせ方、日程を組むときの注意点を紹介します。
2027年度入試の主な考査日(2026年)
| 時期 | 学校と考査日 |
|---|---|
| 10月中旬〜下旬(神奈川県) | 横浜雙葉・精華:10月20日/洗足学園:1次10月20日〜22日・2次10月24日/桐蔭学園(一般):10月21日(男子)・22日(女子)/カリタス:10月23日/森村学園:10月24日(女子)・25日(男子) |
| 11月1日〜(東京都) | 白百合学園・聖心女子学院:11月1日/雙葉:11月1日〜3日/学習院:11月1日〜5日のうち指定日/早稲田実業:1次11月1日〜5日のうち指定日・2次11月8日〜10日/慶應義塾幼稚舎:11月1日〜10日のうち1日/東京農業大学稲花:11月1日〜4日から希望日 |
| 11月2日〜(東京都) | 東洋英和女学院:11月2日/暁星:1次11月2日・2次11月4日/青山学院:11月2日〜6日/東京都市大学付属:11月2日〜4日から選択/桐朋学園:11月5日〜8日のうち指定日 |
| 11月中旬〜下旬 | 慶應義塾横浜初等部:1次11月11日・2次11月21日〜24日のうち1日/東京学芸大学附属竹早・世田谷・小金井・大泉:11月25日〜 |
| 12月 | 筑波大学附属:2次検査12月13日〜15日/お茶の水女子大学附属:2次検定(12月) |
白百合学園・聖心女子学院・東洋英和女学院などは、考査日より前の10月に親子面接があります。面接日も含めて日程表をつくりましょう。
受験校の組み合わせ方
| 役割 | 選び方 |
|---|---|
| 第一志望 | 家庭の教育方針にいちばん合い、通わせたいと強く思う学校 |
| 実力の届きそうな学校 | 出題の形式(ペーパーの有無など)が子どもの得意と合い、模試などで手ごたえのある学校 |
| 合格の見込みが高い学校 | 合格の可能性が比較的高く、実際に通わせてもよいと思える学校 |
「受かっても通わせない学校」は、受験校に入れないのが原則です。どの学校に決まっても前向きに通える組み合わせにしておくと、親子とも落ち着いて本番を迎えられます。
日程を組むときのチェックポイント
- 考査日が重なっていないか(学習院・幼稚舎・早稲田実業・桐朋学園などは、学校が日を指定する)
- 事前の面接日が重なっていないか(10月の親子面接など)
- 合格発表の日と、ほかの学校の入学手続きの期限の関係
- 連日の受験で子どもが疲れすぎないか(休む日をはさめるか)
- 保護者の休暇がとれるか(平日の考査や面接)
神奈川県の学校は10月に考査があるため、東京都の学校の練習も兼ねて受ける家庭もあります。ただし、その学校に通う可能性があるかどうかを考えてから出願しましょう。国立と私立をあわせて受けるときの考え方は国立小学校と私立小学校の受験の違い|選考方法・試験内容・日程・費用を比較で紹介しています。
よくある失敗
- 難しい学校ばかりを受け、合格の見込みが高い学校を入れていない
- 日程を詰め込みすぎて、子どもが本番で力を出せない
- 夫婦で受験校の方針がそろっておらず、直前に迷う
- 入学手続きの期限を確認しておらず、慌てて判断する
よくある質問
Q. 何校くらい受けるのが一般的ですか?
家庭によって違いますが、3〜5校ほどを受ける家庭が多いと言われます。校数より、子どもの体力と、合格したら通わせたいと思える学校かどうかで決めましょう。
Q. 第一志望の考査が最後になってもいいですか?
学校の日程で決まるので、選べないことも多くあります。先に受ける学校で本番の雰囲気に慣れられるよう、前向きに受け止めましょう。


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