慶應義塾幼稚舎と早稲田実業初等部の特徴や入試の違いを知りたい方へ
東京の私立小学校の中でも人気の高い慶應義塾幼稚舎と早稲田実業初等部。
それぞれの校風や入試の特徴、親の関わり方など、違いを理解しておくことは志望校選びの大きな助けになります。
この記事では、両校の入試内容から校風、親の役割、進路、学費まで幅広く比較し、お子さまに合った学校選びの参考になる情報をお届けします。
東京の「2トップ」、慶應幼稚舎と早稲田実業初等部の特徴

もしこの2校をキャラクターで例えるなら、慶應義塾幼稚舎は「天真爛漫な天才肌のアーティスト」、早稲田実業初等部は「文武両道の努力家リーダー」と言われています。
慶應は都会の中心・広尾に位置し、自由な校風が特徴です。
一方、早稲田実業は自然豊かな国分寺にあり、規律正しく質実剛健な教育が行われています。
1. 入試の壁:ペーパーテストの有無が最大の違い
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慶應義塾幼稚舎はペーパーテストなし、早稲田実業初等部は高難度のペーパーテストがあります。
慶應義塾幼稚舎の入試特徴
慶應義塾幼稚舎の入試ではペーパーテストは一切ありません。
代わりに「運動テスト(サーキット)」「行動観察(集団遊び)」「絵画制作」などが重視されます。
早稲田実業初等部の入試特徴
早稲田実業初等部の入試はペーパーテストが中心で、非常に難易度が高いと言われています。
さらに「運動」「行動観察」「生活巧緻性(紐結びや服たたみ)」も課されます。
2. 親の出番:面接の有無とその内容
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慶應義塾幼稚舎は親の面接がなく、早稲田実業初等部は両親面接が重要視されます。
慶應義塾幼稚舎の親の役割
慶應義塾幼稚舎では親の面接はありません。
願書の内容が重要で、特に『福翁自伝』を読み込み、慶應への理解や愛情を文章で表現することが求められます。
早稲田実業初等部の親の役割
早稲田実業初等部では両親面接があり、「なぜ早稲田か」「家庭での教育方針は何か」など深く質問されます。
夫婦の会話力や教育方針の一貫性が試される場面です。
3. 校風の違い:「独立自尊」と「去華就実」
慶應は自由奔放な「クラス王国」、早稲田は規律正しい「ワンチーム」スタイルです。
慶應義塾幼稚舎の校風
慶應は6年間同じクラス・担任制で、先生と生徒が強い絆を築きます。
宿題は少なく、教科書もあまり使わず、私服通学で好きなことに熱中する環境です。
早稲田実業初等部の校風
早稲田実業は教科担任制を採用し、校訓「去華就実」のもと派手さよりも実質を重視します。
制服があり、規律正しい生活を送ります。
4. 進路の違い:大学への道

慶應はほぼ100%慶應義塾大学へ進学可能、早稲田は約97〜98%が早稲田大学へ進学します。
慶應義塾大学への進学
慶應幼稚舎の卒業生はほぼ全員が慶應義塾大学に進学でき、医学部進学も成績上位者に開かれています。
学部選びは成績順ですが、慶應全体が「ファミリー」として結束が強い傾向です。
早稲田大学への進学
早稲田実業初等部は系属校のため、ほぼ全員が早稲田大学に推薦されます。
ただし医学部は早稲田大学にないため、医師志望の場合は外部受験が必要です。
5. 学費と通学環境

慶應は初年度約160万円、早稲田は約130万円。慶應は交際費などの見えない費用がかかる傾向があります。
学費の比較
慶應幼稚舎の初年度納入金は約160万円で、寄付金や交際費などが加わることがあります。
早稲田実業初等部は約130万円で、こちらも寄付金が必要です。
通学環境
慶應は広尾駅から徒歩圏内で都心在住者が多いです。
早稲田は国分寺駅から徒歩で、都下や埼玉、神奈川からの通学も比較的便利です。
6. まとめ:我が子に合うのは慶應幼稚舎か早稲田実業初等部か?

お子さまの性格や家庭の教育方針に合わせて選ぶことが大切です。
慶應幼稚舎が向いているお子さま
- じっとしているのが苦手で、図工や音楽、運動に熱中する
- 「みんなと同じ」を嫌い、独自のルールで遊びたがる
- 親が「勉強は後でよい、まずは大物になれ」と考えられる
早稲田実業初等部が向いているお子さま
- 負けず嫌いで努力家
- パズルや図鑑が好きで知的好奇心が旺盛
- 「片付けなさい」と言われなくても整理整頓ができる
- 親がコツコツ積み重ねる努力を尊ぶ家庭
「早慶」と一括りにせず、お子さまの性格やご家庭の価値観に合わせて選ぶことが、後悔のない学校選びにつながるでしょう。


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