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国立小学校のメリット・デメリット|学費・教育・保護者の関わりと向いている家庭

国立小学校vs私立小学校|合格難易度と教育内容の違い1

国立小学校のメリットは、授業料がかからず費用が私立の数分の一で済むこと、教育研究校として質の高い授業に触れられることです。一方で、抽選があり運の要素が大きいこと、通学区域の条件があること、教育実習や研究会など研究校ならではの事情があること、保護者が学校に関わる機会が多い学校があることがデメリットとして挙げられます。

国立小学校は、国立大学の附属校として、教育の研究や教員を目指す学生の教育実習の役割を担っています。私立とも公立とも違う特徴があるため、メリットとデメリットを知ったうえで受験を考えましょう。

目次

メリット・デメリットの早見表

メリット デメリット
授業料がかからず、費用を抑えられる 抽選があり、準備をしても受験できないことがある
研究校として、工夫された授業に触れられる 通学区域に住んでいることが条件
教育に熱心な家庭が集まりやすい 教育実習や研究会など、研究校ならではの行事がある
附属中学校などへ進む道がある 保護者の関わりが多い学校もある
私立と考査時期が重なりにくく、あわせて受けやすい 附属中学校へ全員が進めるとは限らない

国立小学校のメリット

1. 費用を抑えられる

授業料はかかりません。筑波大学附属小学校は初年度が約26万円(後援会入会金を含む)、2年目以降は年約11万円、お茶の水女子大学附属小学校は初年度が約45万円、2年目以降は年約20万円が目安です。都内の主要な私立小学校(初年度100万〜180万円程度)と比べると、負担は数分の一です。制服代や給食費、教材費などの実費は別にかかります。

2. 研究校ならではの授業

国立小学校の先生は、授業の研究に取り組み、その成果を研究会などで全国の先生に向けて発表しています。新しい授業の工夫に触れられるのは、研究校ならではの魅力です。

3. 教育に熱心な家庭が集まる

受験を経て入学するため、教育に関心の高い家庭が多く集まります。一方で、私立に比べると、さまざまな家庭環境の子どもが集まりやすいとも言われます。

4. 私立とあわせて受けやすい

国立の抽選や検査は11月〜12月に行われることが多く、私立の考査(東京都は11月1日から)のあとになります。私立と国立の両方を受ける家庭も多くあります。日程の組み立て方は国立小学校と私立小学校の受験の違い|選考方法・試験内容・日程・費用を比較で紹介しています。

国立小学校のデメリット

1. 抽選がある

筑波大学附属小学校やお茶の水女子大学附属小学校では、1次の抽選で受験者が絞られ、検査に合格したあとにも最後の抽選があります。実力があっても抽選で外れる可能性があるため、結果を受け止める心構えが必要です。抽選の仕組みは国立小学校の抽選の仕組み|学校ごとのタイミングと親の心構え・外れたときの伝え方で紹介しています。

2. 通学区域の条件

決められた通学区域に保護者と同居していることが出願の条件です。筑波大学附属小学校は東京23区・西東京市・埼玉県和光市、お茶の水女子大学附属小学校は東京23区が通学区域です。受験のための引っ越しを考える場合の注意点は小学校受験で引っ越しは有利?国立小の通学区域と「住民票ずらし」のリスクで紹介しています。

3. 研究校ならではの事情

大学の学生の教育実習が行われる期間があり、その間は実習生が授業を担当することもあります。研究会や公開授業などの行事もあり、こうした研究校の役割を理解しておくことが大切です。

4. 保護者の関わり

学校によっては、保護者会の活動や行事の手伝いなど、保護者が学校に関わる機会が多くあります。共働き家庭は、説明会などでどのくらい関わる必要があるかを確認しておきましょう。

5. 中学・高校への進学

附属中学校へ進む道はありますが、進学には校内の選考があるなど、全員が進めるとは限りません。お茶の水女子大学附属は附属高校が女子校のため、男子は中学卒業時に高校受験をすることになります。詳しくはお茶の水女子大附属小男子の進学ルートと高校受験の実態解説で紹介しています。

国立小学校が向いている家庭

  • 通学区域内に住んでいる、または住む予定がある
  • 費用を抑えながら、質の高い教育を受けさせたい
  • 研究校としての役割(教育実習・研究会など)を理解できる
  • 抽選の結果を「ご縁」と受け止められる
  • 保護者として学校の活動に関わる時間をとれる

公立・私立との違いは公立・私立・国立小学校の違い|入り方・学費・通学・教育内容を比較で比較しています。

よくある質問

Q. 国立小学校から私立中学校を受験することはできますか?

できます。附属中学校に進まず、私立中学校などを受験する子どももいます。

Q. 国立小学校の対策はいつから始めればいいですか?

私立と同じく、年中ごろから準備を始める家庭が多くあります。筑波大学附属小学校のクマ歩きなど、学校ごとの特徴的な課題は早めに確認しておきましょう。

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この記事を書いた人

お受験ラボ編集部です。
私たちは、首都圏の私立小学校受験を中心に、ご家庭の不安や疑問に寄り添いながら情報を届ける教育ライターチームです。

最新動向の反映には努めつつ、
「今、保護者が本当に知りたいこと」を軸に、正確で実践的な情報の発信を続けています。

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