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インターナショナルスクールと私立小学校の違い|就学義務・英語教育・進路・学費を比較

インターナショナルスクールと私立小の違い|英語教育と日本語力のバランス1

インターナショナルスクールと私立小学校のいちばん大きな違いは、学校教育法上の「小学校(一条校)」かどうかです。多くのインターナショナルスクールは一条校ではないため、日本国籍の子どもが通っても法律上の就学義務を果たしたことにならず、中学校からの進路にも影響します。英語力を伸ばしたい場合は、英語教育に力を入れる私立小学校という選択肢もあります。

「英語を自然に身につけてほしい」と考えて、インターナショナルスクールを検討する家庭もあります。ただ、インターナショナルスクールと日本の私立小学校では、制度も、学び方も、その後の進路も大きく違います。

この記事では、両者の違いを比較し、選ぶ前に確かめておきたいことを紹介します。

目次

インターナショナルスクールと私立小学校の違い(比較表)

項目 インターナショナルスクール 私立小学校
学校の位置づけ 多くは一条校ではない(各種学校として認可、または認可外) 学校教育法上の小学校(一条校)
授業の言語 主に英語 日本語(英語の授業に力を入れる学校も)
カリキュラム 海外のカリキュラムや国際バカロレア(IB)など 学習指導要領をもとに、学校独自の教育を加える
入学の選考 面接や英語力の確認など(学校による) 考査(ペーパー・行動観察・面接など)
学費 私立小学校より高額になることが多い 都内の主要校で初年度100万〜180万円程度
その後の進路 海外の学校や、インターナショナルスクールの中等部など 系列の中学校、または中学受験

インターナショナルスクールを選ぶ前に確かめたいこと

1. 就学義務と中学校への進学

文部科学省は、日本国籍の子どもを一条校として認められていないインターナショナルスクールに通わせても、法律で定められた就学義務を果たしたことにはならないと説明しています。また、一条校ではないインターナショナルスクールの小学部を修了しても、公立中学校への入学が認められない可能性があるとしています。

途中で日本の学校に移る可能性がある場合は、入学前に住んでいる地域の教育委員会や、移る可能性のある学校に確認しておきましょう。

2. 大学入学資格

インターナショナルスクールを卒業した場合、日本の大学の入学資格が認められるのは、国際的な評価団体(WASC、CIS、ACSI、NEASC、Cognia、COBIS)の認定を受けた学校の12年の課程を修了した場合や、国際バカロレアなどの資格を持っている場合などです。認定を受けていない学校の場合は、高等学校卒業程度認定試験などが必要になります。

3. 日本語の力

授業が英語の環境では、日本語の読み書きや語彙を伸ばす機会が少なくなります。家庭での読書や漢字の学習、週末の日本語の学習など、日本語を育てる工夫を続けることが大切です。

4. 学費と長期の計画

インターナショナルスクールは、授業料のほかに入学金や施設費、寄付金などがかかり、私立小学校より高額になることが多くあります。小学校から高校までの12年間で、総額がどのくらいになるかを試算しておきましょう。

出典:文部科学省「学齢児童生徒をいわゆるインターナショナルスクールに通わせた場合の就学義務について」「大学入学資格について」

英語に力を入れる私立小学校という選択肢

日本の私立小学校の多くは、1年生から英語の授業を行っています。さらに、授業の多くを英語で行う学校もあります。たとえば、神奈川県のLCA国際小学校や群馬県のぐんま国際アカデミーは、英語で学ぶイマージョン教育を行う一条校です。東京都では、2026年4月に校名を変えたサレジアン国際学園目黒星美小学校がインターナショナルクラスを設けています。

日本語の力を土台にしながら英語も伸ばしたい家庭には、こうした私立小学校がバランスのよい選択肢になります。英語の授業時間や外国人の先生の人数は学校によって大きく違うので、説明会や授業見学で確かめましょう。

どちらが向いている?

こんな家庭は 合いやすい学校
将来も海外で暮らす予定がある、または海外の大学を目指したい インターナショナルスクール
家庭で英語を使っていて、英語で学ぶ環境が自然 インターナショナルスクール
日本で暮らし、日本の中学・高校・大学への進学も考えたい 私立小学校(英語教育に力を入れる学校も含む)
日本語の読み書きをしっかり身につけてほしい 私立小学校

よくある質問

Q. インターナショナルスクールに通いながら、日本の小学校に籍を置くことはできますか?

自治体の対応によって違います。住んでいる地域の教育委員会に相談しましょう。

Q. 私立小学校の英語の授業は、どのくらいありますか?

週1〜2回の学校から、毎日英語の授業がある学校、授業の多くを英語で行う学校まで、さまざまです。学校の説明会や公式サイトで確認しましょう。

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この記事を書いた人

お受験ラボ編集部です。
私たちは、首都圏の私立小学校受験を中心に、ご家庭の不安や疑問に寄り添いながら情報を届ける教育ライターチームです。

最新動向の反映には努めつつ、
「今、保護者が本当に知りたいこと」を軸に、正確で実践的な情報の発信を続けています。

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